J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2017@両国国技館

J-WAVE トーキョー・ギター・ジャンボリー 2017
2017年3月12日(日)東京・両国国技館

グッズ販売11:00/開場12:00/開演13:00(終演19:00予定だったけど実際は20:00)
各アーティスト持ち時間40分〜ぐらい
途中休憩は予定と違って16:00〜17:00ぐらいだったような?
押したけどその分削られるみたいな感じではなかった(後ろに延びる)

浅井健一斉藤和義トータス松本ハナレグミ山内総一郎フジファブリック) / miwa / 石崎ひゅーい + マキタスポーツ竹原ピストル オープニングアクト関取花 / ゲストアクト:カノエラナ

<ステージ>
         正面
        西 □ 東
         向正面

世界にはいろんな弾き語りがあるんだな〜。ものすごく濃い7時間だった(休憩はさむ)。お客さんの変わりゆく空気をひしひしと肌で感じた、ある意味シビアな世界だと思った。いろんなファンが混在している、それに四方八方から囲まれてるからこその独特な雰囲気。

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両国駅に着くと会場のまわりに出演者の名前が入ったのぼり。楽しい。

一日だけなのに出演者のイラストのビジュアルデザイン作ったり、そのイラストを使ったオリジナルグッズたくさん作ったり(湯飲み、クリアファイル、Tシャツなど)、入場前の会場の外ではそのイラストのでっかい看板があったり、イラストでラッピングされたサイン入りのフォルクスワーゲンが展示されていたり、フォルクスワーゲンが提供で入ってるからかとても贅沢なイベントだった。

その入り口のでかい看板をまじまじと見て、この山内くんのイラスト、最新のアーティスト写真(波打ち際の髪バサァ)まんまだなーと思った。イラストを描くにあたってもっといい素材ないか少し調べたりとかしないものなのかな?と思ったり。浅井さんがあまりにも圧倒的に真ん中にドーンなのも?だったけど。まぁイラスト化されるだけでもただ写真貼り付けたものより凝ってて楽しいんだけど。会場内にもフードコートとか企業ブースなんかもあって、ちょっとしたお祭りみたいだった。


両国国技館でライブを見るのは二回目。前は枡席で見たけど記憶が薄い。土俵に見立てたセンターステージ。こういうの初めての経験。

両国国技館の中寒かったなー。いつも相撲とかやっているので年配の方が多く訪れるからもっと高めの温度設定かと思ってた。イベントだからいつもと違うのかな?

自分のまわりの人は誰のファンか服装や動きなどでも判断出来ない感じだった。でも誰の時も席を立たず集中して分け隔てなく楽しんで見ている感じで居心地良かった。

柝と太鼓の音、西〜って呼び出しのあと、最初の竹原ピストルが名前やスポンサーの旗を持った人に挟まれて入場してきた時は「わーこういうイベントって感じおもしろいー!!!」と相撲自体一度も生で見た事がなかったのでその作法的なものにテンション上がった。しかし始まると、いろいろと、それどころではなかった…。

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<第一部>

竹原ピストル [西]

出演者はそれぞれ西入口、東入口から出てきてお客さんと同じ目線の高さの地面を歩いて土俵ステージに上がっていった。

名前はうっすら知ってるけど初めて見る。日本アカデミー賞でテレビに出ているのを見て、永い言い訳のお父さん=今度のギタージャンボリーの出演者(山内くんがラジオで紹介してた人)=竹原ピストル、というのが一致。見た目から泥臭いイメージがあったけど、そこまで泥臭くないような、不思議と洋楽のような感触もあって、想像していたよりずっと聴きやすかった。

マイクで直接音を取ってるんです(だからこっち方向しか向けないんです)、って言って終始同じ方向(正面)を向いて歌っていたので、自分の位置からはずっと背中を見ていた。事前に情報はうっすら得ていたけどあーーやはりこういう形式か、と思ったけどずっと見てるうちに(慣れてきたのか)背中見てる事を忘れるようだった。なんというか…ほとばしるエネルギー…

こんな弾き語りもあるのか、と思った。あ、この曲CMで聴いた事ある(よー、そこの若いの)、「俺のアディダス」ってすごいインパクトで耳に飛びこんでくる変わった言葉、超有名な曲に真逆みたいな歌詞のっけたカバー(Amazing grace)、こういう事していいのか、こんな自由にしていいんだって思った。そして、(みんなこんな自由な感じなんだったら、今日のセットリストはどうなるんだろう……)と期待した。

向正面(背中向けてる側の人)に何度もすみません、すみませんってマイク通さず言ってて、いい人だなーと思った。


マキタスポーツ [東]

音楽やってるマキタスポーツも初めて見た。ちょっとふざけた俳優さんってイメージだったので、何歌うんだろうと思った。割と真面目に歌い始めて、さっきの竹原ピストルと比べると甘いというかポップ気味?(っていうのもなんか違うんだけど…)な感じがしたんだけど、この人の真骨頂はそこではなかった…。

長渕剛のマネをしながら突入した2曲目(上京物語)、涙流して笑った・・・・・・・おもしろすぎるし、これどこにも放送出来ないでしょ。と思ったらCDでリリースされている。基本形があってステージでどんどん作っていく形式なんだろうか。毒っ気強かったー。

みんなに歌わせようとして最初全然誰も歌ってなくて「寂しいよー。」って言ってんのおもしろかった。でもその話術でどんどん人を巻き込んでいった。芸人さんすげー。(芸人さんなの?)


石崎ひゅーい [東]

なぜマキタスポーツとセットにされていたのかよくわからない石崎ひゅーい(ドラマつながり?っていっても)。この人も名前しか知らなくて歌は初聴き。すっと入ってくる水みたいな声だった。マキタスポーツ蒼井優の事さらっといじられてた。

石崎ひゅーいが初めてこっち(向正面)見て歌ったのかな?それまでずっと人の背中見ててもう(そういうもんだ)ってなって完全に忘れてたけど、人の顔がこっち向いて歌った瞬間、その情報量の多さにハッ!!!とした。歌ってる人の表情が見えるとか見えないとかそういうことじゃなくて、ただこっちを向いて何かを発している、それだけで感じるこのパワーの差。

マキタスポーツ最後に神聖な土俵の上で悪ふざけしすぎて協会の人怒ってないかしら。

そうそう、最初MCが全然聞こえなかった。音がぼわぼわして地声みたいだった。だんだん改善されていったようだけど。

ここまでみんな正面を基本に歌ってて、このへんで「前半は全部正面向いて歌うんだ」と悟る。そしてなんとなくイメージした今日の出演順。

竹原ピストル←終了
マキタスポーツ+石田ひゅーい←終了

山内総一郎フジファブリック)←?
miwa←?
ハナレグミ←?

トータス松本
斉藤和義
浅井健一(ポスターどーんと真ん中に描いてあったからトリ?)

山内くんは第一部だろうな〜と思った。山内くんとmiwaのポジションはちょっと判断つかなかったけど。miwaはメジャーな人だし「元気いっぱい第二部スタート!」みたいな感じで使われる可能性も……?もしくは山内くんがフレッシュ枠(?)で第二部の頭に使われる……?とか。とにかくベテラン勢が多すぎて。トータス、斉藤、浅井は絶対第二部だろうなと思った。ハナレグミは第一部のトリとかでもありかなーと思ったんだけど。

出演順、個人的には事前に発表して欲しかったけど、たぶんそれしたら計画的に休憩タイムに使われたりその時間まで来なかったり出演終わったら帰られたり、イベント的には都合の悪いこともあるんだろうと思うと難しい。


山内総一郎 [西]

うわっこのポジションか!眩しいスポットを浴びながら緊張した面持ちで西側からすたすたと出てきた。着せられているような今まで見た事ない新しい衣装。スタイリストの人は今徹底して山内くんにガウンみたいなロング丈を着せようとするが……。チェックのロングコート+柄シャツというすごい組み合わだったんだけど、普通にしてたら地味だから服で何かインパクトを与えようとしているのかしら。歩くたびヒラヒラするグレーのパンツの裾がかわいかった。

土俵ステージに上がってまず「ウォーイ!」ってお客さんを煽った。なんか男っぽくて太い珍しい声で、そういう煽られ方した事なかったからちょっとビックリ。自分に気合いを入れたのかな。

山内くんは若干アウェイだったかなー。フジファブリックとしては中堅だけど、弾き語りする一人の歌い手としてはどこの馬の骨?みたいな(そこまでキツくないけど)。客席のなんとなくバラッとなった雰囲気から始まった気がする。


バタアシParty Night

またSMAPのダイナマイトと勘違いした。笑 うぉー弾き語り1曲目この曲から始めるかーと挑戦的なものを感じ、いやがうえにもその後の選曲に期待が高まった。お客さんに四方向ぐるっと囲まれて歌う山内くんの歌のあまりの力強さに、ここまで来るのか・・・とゾッとした。

ずっと淀みなく流れるように弾いてたギターの音かっこよかったなー。曲を知ってる人あまりいなくてポカンとしてたような。ファンと思しき人達が手をくるくるしてた。通常サビでみんなに歌わせる「オーオーオオオオ」は全部自分ではっきり歌ってた。


LIFE

LIFEでもなかなか会場全体の空気を思うようには引っ張り上げ切れなかったような。まぁワンマンのようには。パラパラと手拍子してる人。ギターソロのコミカルな場面、トゥルトゥルーって同じ旋律歌って、途中で「あー疲れた。」って一旦休むやつ。ややウケ。(背面にはわかりづらかったかも)今日の歌声はほんとに伸び伸びしてたなー。


山内「山内総一郎と申します。いつもはフジファブリックというバンドをやってます。」
客:拍手
山内「人生の半分以上ギターを弾いてるんですけど、こんなギターの名前の付いたイベントに参加させてもらってとても嬉しいです。ありがとうございます。」
客:拍手
山内「両国国技館では10年ぐらい前に一度バンドのワンマンでやった事があるんですけど。その時はその辺にステージがある、普通のステージだったんですけど。その時は僕はギター弾いてたんですけど。それがまた10年後、しかも一人でこんな風にステージに立つ事になるとは夢にも思っていませんでした。またここに戻ってくる事が出来て嬉しいです。ありがとうございます。」
客:拍手
山内「その時にやった曲をやりたいと思います。」


若者のすべて

ここで空気が変わった。前奏でふわぁーって会場全体から声がして、最初の音でみんなわかるんだ、と思った。一番歌い終わったあとの拍手、すごかったなー。包み込まれる感じがした。曲の向こう側を見ている人がいるし、歌ってる今を見ている人もいるよ。そんないろいろを背負って持ってく背中見てた。

山内くんの弾き語りの時、私はフジファブリック背負ってるとかはあんまり考えてなくて。本人はいつでもフジファブリック代表です!fromフジファブリックです!みたいな気持ちなのかもしれないけど。好きにやってくれたらいいや。

あ、でも以前GACHI東京で藤巻さんと一緒に出演した時、藤巻さんがバンドが微妙な状態だからか、それと比べると山内くんは「フジファブリックからやって来ました!」感満載で帰る家ならぬ出てくる家がある感じが滲み出てて幸せそうに見えたなぁ。


いつもだったら初めに手拍子煽ったりしたのかなー。なんかいつもの段取りとかない感じでザッと次の曲に行ってた。そういうの、元々そんな上手い方ではないと思うけど(そういうとこも好きなんだけど)そこに思いが巡らないぐらい今日は緊張してたのかなー。なんかそういうのも新鮮で、いいな。緊張感それ込みでなんか楽しそうだった。

今日はソフトに空を持ち上げさせてた。最後めちゃくちゃ長く凄まじいギター掻き鳴らして、その時確実に会場の空気を持ってった。ヒュウッて声があがったりして笑いがあって、とてもいい雰囲気だった。

この段になってやっと四方を使うようになった。山内くんならもっと四方向を活用するかと思った(虹ではよじよじ動いてたけど)。いつもみたいに動きまわったりとかそこまで放し飼いではなかった。ような。(コードさばく人は忙しそうだったけど)今回テレビ放送もあるからいろいろ決まりもあったのかなー。2回目、3回目出演のみなさまは両国国技館のあの土俵スタイルの要領わかってる感じがした。山内くんも2回目があるならまた変わるかも。

「ありがとうございましたー」

左右に目を配りながら再びスポットを浴びて颯爽と土俵を降りていった。


短かっっ!!!


歌声も虹のギターも素晴らしかったけど、なんか物足りなさもあり。単純な曲数の少なさもあるけど(とはいえ虹で実質2曲分ぐらいのボリュームであってたぶん他の人と時間的にはあまり差はなかったかと思うし尺取ってもあれをやりたかったというのも理解してます。それはそれで良いのです。)

年末、ラジオで聴いたGreen Birdの弾き語りがほんと素晴らしくて。こんな生々しい山内総一郎見た事ない!これを実際目の前で歌ってる姿を見たい!と思って、山内くんがこのタイミングでソロで出る斎藤有太さんのライブもこのギタージャンボリーもとても楽しみにしていたんだけど、そのどちらも自分が思ってたのとはちょっと違うモードだったなー。斎藤有太さんのライブはしょうがない。あくまで斎藤有太さんが主役だし、山内くんは黒子に徹しているものだと思った。

歌では皆を楽しませる事、背負って持って行く事を体現していてそれは素晴らしかったけど、もっと持て余すぐらいどうしようもなく自分、みたいなところも見たかったなー。もっと自己本位でもいいのではないかな、と思った。弾き語りってそういうものから逃れられない世界な気がするし。そういうの出さなきゃ、生き残れない気がする。

山内総一郎のいじいじした歌好きだよ。

でも、それをやるには時間が足りなかったかな。限られた時間の中で山内くんは自分の表現すべきもの出し切ったと思う。

フェスでもそう、表現したいものをすべて見せられるその時間を得る為に必要な事。その時間を与えてもらえるだけの力が欲しい。

といろいろ言ったけどただGreen BirdかHereかブルーとか聴きたかっただけかも。(Gumでもいいよ)(あーカタチでもいいな)
THE 山内なやつ。

今日ずっと見えていたうなじがたけのこの里みたいだった。


〜miwaが終わって30分間(予定)ぐらいの休憩〜


セットチェンジの間出演の終わったアーティストが正面にあるラジオブースでトークをしてたんだけど、マキタスポーツの次にmiwaが出てきて、飛ばされるんかい!!!と思って、ああ、ここでも格差・・・とちょっと悲しくなった。

miwaが「今日は楽屋が出演者全員一つの大部屋ですが、先輩方は優しくしてくださいましたか?」のDJの問いに「あーーーー・・・・」って感じだったの笑った。「大部屋は初めてだったんですけど、大先輩ばかりで緊張しました。」って言ってた。miwaは楽屋の先輩方の様子教えてくれない。あのギター先輩ずっと楽屋でギター弾いてましたーとかそういうのはありませんでしたかそうですか。


<第二部>

トータス松本 [西]

二部はお客さんの集中具合が全然違った。ここから本番が始まる、みたいな。ちょっと悔しかったし羨ましかった。でもこの空気を作ったのはトータス。今日のイベントの出演者の中で一番お客さんを巻き込んでたと思う。会場に来たファンの多さ少なさとかもあると思うけど、「みんなが知ってる」曲の強さ。最後ギターを置いて感情のままにアカペラで歌う。あああ。この空気に嫉妬。


ハナレグミ [東]

とやや乱れた心にハナレグミの歌はちょっと落ち着きなよと優しく染みこんでいった。ハナレグミは濾したスープみたいだな。なめらかで包み込むみたいな柔らかい歌声とギターの音。この人もギターめちゃくちゃ上手いな、この人のギターの音、音作り、すごく好きだな……。

永積「トータスさんの声聴いてると叫びたくなりますね。だいぶ今影響されてます俺(笑)。」(←J-WAVEで流れたMC)
枡席の、一番うしろの手すり?のところに座ってるお客さんを見て「・・・そこ座れるの?いいね(笑)」って話かけたり。
お客さん心をほわんと持っていくのも上手。

くるりのカバー(男の子と女の子)とかやって、ほら、ハナレグミもこんな自由じゃん、曲いっぱいやっていいなーーー、はーーーー、と思っていたら(実際やったの、1曲違いの5曲だったんだけど笑)「ゲストギタリストを呼びたいと思います。今日出演した、フジファブリック山内総一郎!」って山内くんが呼び込まれて目が醒めるくらいテンションが上がった。笑

東側から山内くんがステージに上がる。

永積「総くんはギター○ちがいだから(笑)。俺もなんだけど。今日はギターを掻き鳴らして欲しいと思って。」
客:ヒューーーーー
永積「ここには星がないじゃないですか。星を降らせましょうよ。それもバッと一気に降るんじゃなくて、どんな星だろう?って考えてたんだけど、……叶姉妹(笑)。叶姉妹叶美香さんのスパンコールがぽろりと落ちるような」
客:笑

って永積くんの謎前振りがあったんだけど、山内くんがテレキャスで前奏を弾き始めると両国国技館に夜が訪れて、最後ほんとに星が降った。尾の長い星。

山内くんの着物みたいな変わった衣装の長い裾がひらっと風に舞って。なんか美しかった、景色が。大好きな音だ。

山内くんが指にはめてるスライドバーの銀色がチカッと光った。

すごい表現力だなと思って。あの日、「山内くんて海外で弾いてみたいとか思った事ないのかな」って思ったんだった。今までそんな事想像した事もなかったけど。どんな形でかはわからないけど、彼のギターだったら伝わるんじゃないかと思った。

ふわふわふわふわとした気持ち。ほんと、若干黄昏れてたのでこのハンキーパンキーにすごく救われた気がした。心がみるみる潤っていくようだった。あの二部の空気の中に山内くんを呼び入れてくれてありがとう。

山内くんと永積くんが一緒にいる時の空気感がとても好きで。永積くんは自然なものが好きそうだから、山内くんのナチュラルなところをちゃんと知って好きでいてくれてそう。山内くんの音が好きでいつも一緒に何かやろうと企ててくれるのすごく嬉しい。

LIVE OASISでルーティーン一緒にやった時も思ったけど、ハナレグミの歌?音?に引き出される山内くんのギターがめちゃくちゃ好きなんだよなぁ。魔法の煙がもくもく立ちこめるような、キラキラ弾けていい匂いがするような。ハナレグミは召喚士?みたいな。

くるりみたいに、ハナレグミのサポートで山内くんがギターを弾く事があれば・・・・・って、ないな、今はそういう状況じゃないな。(ハナレグミにもきっとおなじみの素敵なギタリストがいるのだろうし)でも山内くんの体が二つあれば見てみたかった。


終わった後ハナレグミと山内くんペアがラジオブースで司会の人とトークしてたんだけど(ハナレグミ本当にありがとう!!!)、その時あのハンキーパンキーの前振り、どういうギターを弾いて欲しいっていうのを楽屋で言わずステージの上でいきなりお題を出したんだと知ってビックリした。

永積「(総くんはギターが)上手いから、追い詰められた方がもっといいものが出ると思って(笑)。」

それで咄嗟にあれが出てくるのか・・・・
「追い詰められた山内総一郎」っていい響き。笑

出演が終わって、ラジオブースの明かりが消えたあと黒いシルエットになってブンブン外に向かって手を振って帰っていった。話してる間正面の枡席の人みんな立ち上がってうしろ振り返ってラジオブースの方見てたなー。そのまわりでも人が集まって見に来てたし、他のアーティストの時はそういう光景がなかったので、意外とファン多い・・・?

こういう空いた時間も楽しめるの嬉しい。

「今日メンバーのダイちゃんも見に来てる」って言ってた。


浅井健一 [西]

浅井さん見るの初めて。レジェンド的な。ギターの音も歌もメロディもとんがってて独特だった。しばらく一方を向いて歌った後、「今度こっち向いてみるわ。」って言ってマイクの方向変えたのかわいかった。あ、浅井さん、社会的なメッセージステージの上で話す人だったな。フリーダムってタイトルの曲歌ってたけど、同じタイトルで広がるイメージはこうも違うのか、と思った。


斉藤和義 [東]

トリは斉藤さんかー。いつも通りの斉藤さん。「ずっと好きだった」とか「歌うたいのバラッド」とか一番が終わると拍手が起こるあの現象、ワンマンではあまりないだろうね。いろんな人がいるイベントならではって感じ(ちょっと演歌っぽい)。斉藤さんも山内くんサポートでステージに呼んでくれーとか思ってしまった。どれだけ呼ぶんだよっていう。いつでも心の中は山内祭り(私が)。

斉藤「相変わらずやりにくい会場で」笑
花粉症なのか、鼻かんでてステージの上で「逃げ場がない」って言ってた。
今日のイベントの打ち上げの幹事やるって言ってた。「何もしないけど」って。笑


アンコール

我が良き友よ(tribute to KAMAYATSU HIROSHI)

全員が東側からぞろぞろ入場。山内くんは西向き・なぜか左右を小柄な女の子達に囲まれて(カノエ、山内、関取、miwa)狭苦しそうにギター弾いてた。斉藤さん、トータス、miwaあたりはソロで歌うパートがあったけど山内くんはなし。山内くんはまわりとはあまり目を合わさず、内側(斉藤さん、たまに永積、トータス方面)ばかり見てた。最後の方でmiwaと目が合ってパァッて笑い合ってた。(三人祭でのかしゆかとのそういうやりとり思い出した。)

舞台降りる時、斉藤先輩に道譲ってた。

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正面の人はほぼ全アーティスト正面から見られたのではなかろうか。第一部みんなずっと正面向いて歌ってたから第二部は向正面向きになるのかなと思ったらそうでもなく。四方向から囲まれるというのが醍醐味なステージなのだから背中を向けられる場面があるのはしょうがない、ただもうちょっと公平に振り分けてはもらえないだろうか。「背中から見るのはなかなかない貴重な機会」とはいえ、やっぱり歌が向かう方向は前だよ。背面からも微量ながら何かが発せられてはいるけれど、やっぱりどんなに遠くても私は正面から受け取りたい。今日自分はライブを見たような、ちゃんと見てないような。その事もなんか切なかったな。

でも両国国技館という異世界楽しかった。

後味がギター。そういう日。



SET LIST

関取 花(オープニングアクト

また今日もダメでした
もしも僕に

竹原ピストル

ドサ回りの数え歌
LIVE IN 和歌山
よー、そこの若いの
みんな〜、やってるか!
ねえねえくみちゃん、ちゃけらっちょ〜!!
Forever Young
キャリーカートブルース
俺のアディダス
Amazing grace
のろし

マキタスポーツ+石崎ひゅーい

芸人は人間じゃない/マキタスポーツ
上京物語/マキタスポーツ
オレの歌/マキタスポーツ
お前は恋をした事があるか/石崎ひゅーい
さよなら、東京メリーゴーランド/石崎ひゅーい
花瓶の花/石崎ひゅーい
夜間飛行/マキタスポーツ&石崎ひゅーい

山内 総一郎(フジファブリック

バタアシ Party Night
LIFE
若者のすべて

miwa

ヒカリへ
don't cry anymore
True Colors
君に出会えたから

カノエラナ

カノエラナです。
ヒトミシリ

トータス松本

笑えれば
涙をとどけて
チークタイム
サムライソウル
明星
バンザイ〜好きでよかった〜

ハナレグミ

音タイム
男の子と女の子
きみはぼくのともだち
明日天気になれ
ハンキーパンキー(with 山内総一郎

浅井健一

ガードレールにすわりながら
SPRING SNOW
きせき
幸せな人
ぺピン
New Ruby Tuesday
フリーダム
わらのバッグ

斉藤 和義

ずっと好きだった
マディーウォーター
遺伝
ウサギとカメ
歌うたいのバラッド
ベリーベリーストロング

アンコール(全員)

我が良き友よ(tribute to KAMAYATSU HIROSHI)

両国国技館でギター弾き語り!J-WAVEトーキョー・ギター・ジャンボリー開催 : J-WAVE 81.3 FM RADIO