MINAMI WHEEL 2017 EXTRA EDITION フジファブリック

MINAMI WHEEL 2017 EXTRA EDITION
2017/10/7(土)
会場 大阪・なんばHatch
開場 20:30 / 開演 21:30 / 終演 4:30

[出演] 雨のパレード / フジファブリック / Nulbarich / never young beach / LAMP IN TERREN / 東京カランコロン / ヤバイTシャツ屋さん / Shiggy Jr.

18歳未満、及び高校生は入場不可。要身分証明書(顔写真入り)。「MINAMI WHEEL 2017」いずれかのPASS及びチケットをお持ちの方はドリンク代(500円)のみで21:00以降入場可。

21:30開演 朝4:30頃終演でそこにコンディション持っていくのがなかなか難しかった。アスリートかよって感じだけど。

そしてフジファブリックの出演は23:10〜、いつもに比べたら遅い時間だけど、このイベントの中ではまだまだ浅い時間帯なんだよね。まぁ起きて見てる人も多い時間帯だと思うので良いのだけど。やっぱり深夜1時まわったあたりからが「自分達だけの特別な時間帯」な気がしたなー。

深夜のフジファブリック…!と思ったけど、室内だとやっぱり深夜感薄い。今何時かなんて時計がただ差してるだけで実感としてはあまりなかった。深夜の変なテンションになるわけでもなく。

そういえばSugar!!の「今何時?時計はいらない」のところを歌う時、山内くんが時計を指した後ぱぁっとそれが弾け飛ぶような(概念…?)みたいな芸術的なジェスチャーしてたのおもしろかった。

まぁでも、望んでいた「深夜のフジファブリック」も今年一応叶った。

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20:30に入場しないとそのあとMINAMI WHEELのチケット持ってる18歳以上(高校生除く)誰でも入れるので入場規制が怖いので開場時間に入場。待機してるMINAMI WHEEL組の人が階段の横にいっぱいいた。入場時年齢確認の身分証明書も一人一人提示。それやってた割にはいつもと変わらないスムーズな入場だった。

会場内に入ったら、整理番号1000人ぐらい入ったはずなのに想像したよりスカスカ。みんな最初から飛ばさず余力を残しておくのか、のんびり楽しむ感じなのかな。時間になったら詰まってきたけど。


23:10- フジファブリック

セットリスト
銀河
Sugar!!
カンヌの休日
夜明けのBEAT
若者のすべて
LIFE

今日もキーボード・ギター・ベース・ドラムの横並びポジション。始まる前にいつも通りあらきさん→加藤さん→金澤君が出てきてサウンドチェック。山内くん抜きで軽く夜明けのBEAT。金澤くんがマイクのチェックで小さい声で「こんにちはー」それに小さな声で応える観客「こんにちはー」

リハでポラリスの音が聞こえてきたから今日久しぶりにやるのかな?と期待したけどなかった。(こういう事はよくあるけど。Sugar!!の音が聞こえてきたけど本編でなかったりとか)

SEのMiserlouに盛り上がる観客。最後に出て来た山内くんが着ている新着の柄シャツを見てクスッとなる。ポジションに着いて一曲目が始まるまでの間にSEのMiserlouに合わせて山内くんが同じフレーズギターで弾いてたの聞けたの得した気分。(いたずらっぽい顔して弾いてた)

一組目の時もそうだったけど、音のバランスが悪くて入りきれないところがあった。ボーカルがこもって遠くに聞こえる、各楽器の音が聞こえない、ドラムの音が一番大きかった。と思ったら若者のすべての時は妙にギターの音だけが強調されたり。

歌いながら声を拾うようにマイクの位置を握り直したり、心なしかいつもより声張り上げ気味にしているように見えた(それでも聞こえづらい)。頻繁にうしろのアンプのところへ行ったり、短い曲間にジャラジャラ弾きながら音を調整したりしてた。

転換が異様に早かったしなぁ(フジファブリック前は30分ぐらいあったけど)。一応メンバーがサウンドチェックしてたのに。多少場所にもよると思うけど。今度のファブリックシアターも来年のツアーもなんばHatchなんだよね。好きな会場だし、今回はイベントだったからで自分達でやる時は大丈夫だと思うけど。

今日の一番は夜明けのBEATの情熱的なギターソロ!赤面するほど。突然火がついたようにスイッチ入った気がした。ギターを強引に抱き寄せるようなギターソロだった。ズザーッと膝着きあり(すぐ立った)、背面弾きあり。

さわって・変わってカバーの時も思ったけど、こぶし部分をきっちりきれいに入れてくるの好きだなー。銀河だと「ふーたー"ぁあ"り〜いい〜は」とかそういう部分。特に今日は丁寧にきれいに聞こえた。技術力が上がってるというのもあると思う。

銀河のギターソロのあと珍しくピック投げてて、それ見てハッなって「ああ、そういやそういう事もしてたわ」って思い出した。

ライブ中に客席に降りてお客さんの中で歌うという方法論取る人もよくいるけど(キュウソとかは除く…あれはまた別)、別に物理的に近づかなくてもお客さんに近づく事は出来ると思うの。フジファブリックはピックとかも毎回投げないけど、それはそれでいいと思うの。

Sugar!!で加藤さん前に出てきて煽るのいいよね!

途中で山内くんがメンバー紹介、ドラムあらきゆうこ!ベース加藤慎一!キーボード金澤ダイスケ!…で自分を紹介しないところになんとなくお客さんがズコッ…てなったよね。かといって金澤君とか他の人が紹介するでもなく。(山内くんがその隙も与えてなかったけども)ワーッて言わせてー。

若者のすべてでマイクのスタンドのギリギリ端っこにかかってるスライドバー、あれにどうやって手を伸ばすんだ!?とハラハラしてたら既に山内くんが持ってて、!?と思ったら手前にも引っ掛けるところがあった。使い終わったあと床に捨てるかと思ったら引っ掛けてた。

なんか、Green Bird聴きたかったな。

MCは終始落ち着いた感じで、ミナホリスペクトって感じ。

山内「ミナミホ……ミナミホイール、噛みましたね」
客:笑
山内「こんなサーキットイベント、もはや大阪の文化って言っていいと思うんですよ。僕達も色々ありますけど(ドキッ)これからも続けていきますし、このイベントもずっと続いて、歴史を刻んでいってほしいです」

そう言って最後に歌ったLIFE、「"ミナミホイールと"、僕らは旅に出たんだよ〜」ってちょっと字余り気味に歌詞変えて歌って、それ聞いてクスクス笑うお客さん。すごく素敵な空気だったな〜。

LIFEのギターソロに入る前「僕はまた今日も探してる〜〜うぅうぅ〜」って素敵なフェイクを追加してたので、今後もやってくれないかしら。

他のバンドはきっちり告知入れてたけどフジファブリックは告知なし。ミナホリスペクトを一番伝えたかった感じ。告知をちゃんとするのはバンドとして大事な事だとは思うけど、そういう宣伝抜きにしてイベント自体を楽しむの粋だな、と思う。

今日の出演者の中で一組だけ浮いてる、完全に世代違ったけど全然アウェイじゃなくて、フジファブリック?見ておきたい!って興味で集まった人が沢山いる感じで、匠の業にいちいち「おおーっ」て盛り上がってて楽しかった。入場規制になったの嬉しい。

完璧なイベント仕様で物足りなさは残るけど、同世代ばかりでつるんだりわかってくれる心地いい帯ばかりで活動せず、ベテラン感を振りかざさず次世代に打って出る今の活動はきっと意味を成すはず、と思ってる。


FM802 弾き語り部

なんばHatchの3Fステージ(普段場内でグッズ販売してるところ)でやってた弾き語り部もちらっと覗いたけど、その界隈の空気があって、弾き語りしたい人全員集合!みたいな感じでもなく、5月のイベントで部員認定されてたけど今後も山内くんが参加するような雰囲気ではないかな〜?と思った。出たとしても(山内くんの方はそうでなくても)扱いに困るというか、名誉顧問みたいな扱いになりそう。今後なんかのイベントで一緒になったとかだったらありかもしれないけど、山内くんは山内くんでどこにも所属せず自由にやるのがいいのではないかな!

弾き語り部に出てたLOCAL CONNECTという乾&浦ちゃんみたいな人達(近くで見たら全然違うと思う)、芸人みたいに喋りで人を引き込むの上手かったなー。右側のギター持ってない人(ISATOって人)が生き生きと歌ってた。歌に今の状況を混ぜ込んだり、階段の上の人に声掛けたり、突発的な出来事に強そうだなと思った。大と小な感じがややコブクロっぽくもあった。二人の掛け合いがいい感じだったので、バンドやってるみたいだけど二人でフットワーク軽く活動したらいいのではと思った。

その後出て来たちょっと不良っぽい充実してそうな今時の若者、こういうキャラの人に今まであまり触れてきた事ないので新鮮だった。(サッカー部っぽいって言われてたけどほんとにそう!)ツイキャスでいつも一人でやってるから人の顔が見えるの緊張するって言ってた。「歌ってる時顔がクシャッてなるから…」って気にしてたのおもしろかった。

オチケンさんだと思ってた人、飯室大吾さんだった(山内くんのBOYS期公録の司会だった人)。飯室さん目ぇ真っ赤だった。朝から動き回ってるのかなー。DJって大変だなァ。


そのあとは2階席でのんびり鑑賞。ずっと立ちっぱなしだったので席に座った時椅子の素晴らしさに感動。なんばHatchの2階席ってこんなにふわふわだったっけ?疲れてるから?泣きそう。しかも2階席すごい見やすい。表情はわかんないけど人の動きがよく見える。でも2階席冷房が効いててじっとしてると寒かった。


never young beach

見るの二回目だけどやっぱり心地良いな〜。自分達の音を徹底していてその音を鳴らす喜びに溢れている。気温24〜27℃の世界。ゴキゲンな音楽。MCもドタバタしてかわいい。


ヤバイTシャツ屋さん

初めて見るトリのヤバイTシャツ屋さん、深夜4時にも関わらず一番の盛り上がり。勢いあるゥ。機材少ない!エフェクターずらずら並べたりしない!でもそれがバンドの特性に合ってる感じ。ダイバーが6人ぐらいいた。今日唯一のフロアがちょっと凶暴なノリ。酔っぱらってるみたいな怪しい動きをしている人や何度も人の上で転がらずただ暴れてるだけの人とか上から見てるとよくわかる。あの直中には絶対いたくないな〜と思った。普通のノリで楽しそうにしてる人はいいのよ。それをブチ壊す動きをしてる人達が気になった。大学生みたいなグダグダトークと女の子のツッコミ笑ってしまった。ボーカルのキャラやルックス(小柄+bigT)がどうしてもヤマサキセイヤとかぶる。ベースの女の子弾けてて楽しそう。


後半座ってゆったり見てたので疲労はそんなにないけど始発前に追い出されるのツライ。


タイムテーブル
21:30- LAMP IN TERREN
22:15- Shiggy Jr.
23:10- フジファブリック
00:10- Nulbarich
01:05- 雨のパレード
02:00- never young beach
02:55- 東京カランコロン
03:50- ヤバイTシャツ屋さん


FM802 弾き語り部 秋季発表会

会場 なんばHatch 3Fステージ
進行 飯室大吾&松本大LAMP IN TERREN)
出演 松本大LAMP IN TERREN)/ ヒジカタナオト(ドラマチックアラスカ)/ ISATO&Daiki(LOCAL CONNECT)

タイムテーブル
22:45- 松本大LAMP IN TERREN)
23:45- 松本大LAMP IN TERREN)&ヒジカタナオト(ドラマチックアラスカ)
00:45- 松本大LAMP IN TERREN)&ISATO&Daiki(LOCAL CONNECT)