2026.4.24 山内総一郎ワンマンライブ2026「ぶらんにゅーでい」 なんばHatch

2026/4/24
山内総一郎ワンマンライブ2026「ぶらんにゅーでい」
大阪・なんばHatch
開場18:00 / 開演 19:00

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ぶらんにゅーでい

うーん期待通り。東京で観たバチバチ具合そのまんま。今この曲をライブで観るのが一番あがるかも。

先駆者

先駆者はぶらんにゅーでい大阪の個人的ベストオブベストでしたね……(初めて披露した新曲除く)ぶらんにゅーでい東京はその前のぶらんにゅーでいが圧倒的すぎたので。

Bメロの感じとかさー、星街すいせいさんに提供することを意識して出てきた今っぽい構造というか、まず自分が歌う前提では多分こうなってなかったんじゃないかなーと思って、だからセルフカバーによってこんなミラクルが生まれて嬉しい。

イヤモニはずしたソラネコあたりから、明らかに声の質感が変わったのを感じた。ハスキーになって、声に圧がかからなくなったというか。コントロールもやや効かない感じが。このあたりから頭がヒヤッとなって、落ち着かない気持ちになってしまって。配信で観ていた、途中で山内くんの声が出なくなったI Love Youツアー最終日東京の事を思い出してしまった。

ぶらんにゅーでいと先駆者でかなりギア振り切ってたから、そこでちょっとオーバーランしちゃったんだろうか。喉ってほんと予測不可能で繊細……!

Jasmine Flowerの歌わなくて済むセッション部分に救われたりとかして。この間に喉、なんとか回復してくれ……!と祈ったり。しかしモジュラーシンセいじってる時の、顔。笑

MCになって、あーやっぱり喋る声もいつもと違う……。低くて掠れてて、時々咳払いしてる。でも咳払いではなんとかならなさそうな感じ。

大阪の、おかんという生物は予測不可能な事をする、4日前ぐらいにいきなり黄色い花を送ってきた。花言葉が「希望」だった。そんな花のタイトルが付いた曲があるので聴いてくださいって言って「地下鉄のフリージア」。

セットリスト変えてきたねー。ハンドマイクで歌を聴かせる青春の響きたちも東京ではすごく見どころだったのでもう一度聴いてみたかったけど、地下鉄のフリージアも嬉しい。

本来ならばハンドマイクになって自由に歌う山内くんが観られたんだろうけど、いつも通り、とはいかず。でも別に悲観的になってはいなかった。(声自体もちょっと回復して、力はいつもほどはないけど声は出てた)

歌い出し、右手にマイクを持って左手をマイクスタンドに引っ掛けて歌ってた。山内くんは落ち着いた感じで、今日を今日ですべてを受け入れるような達観したような表情をして歌っていた。サビが高いので多少ガラついていたけど、それでも絞り出すように歌いきった。

スロウダンス

なんかずっと声の心配に支配されてすみませんねって感じ。(自分が)スロウダンスゆったりしてるからちょっとホッとした。声も少しずつ回復してだんだん伸びやかさが戻ってきているのを感じた。最後「もし歌えたら一緒に歌って。ダ!ダ!」って、「ダ!」ってお客さんに教えてくれるのかわいい。

海に来てしまった

今日の最後のギターソロは本当に本当に素晴らしかったなー。歌うような。

「ギターばりばり弾くインスト曲がなかったので、このぶらんにゅーでいでやってもいいんじゃないかな」って言って、

山内「まだタイトル決まってないんですけど。今決めようかな」
山内「祐大くん、何がいい?」
客:笑
大樋さん考えてる
山内「こういうのむずいよね。どういう感じ?」
大樋「なんか、明るいですよね。ハッピーな感じというか……」
山内「それいい!ハッピーなってタイトルあんまりないよね」
客:笑
大樋「ハッピーはありますけど、ハッピーな、は…」
客:笑
山内「決めた!”ハッピーな”」
客:笑 拍手

笑いに包まれたまま曲へ。最高。

そういえば、ほんとにまるまる1曲山内くんの作ったギターインスト曲聴くの初めてだなー。斉藤さん(ユニゾン、テン)曰く「何やってんのかわかんない」ギター、ほんとに何やってんのかわかんない、そこから出てきてる音とは思えない多彩な音を堪能しながら、いつか1枚まるまる山内総一郎のギターインストアルバム聴いてみたいなって思った。夢。

Beautiful Notes

「おれメッセージない歌嫌なんだよ!」ってMCで言った後の歌った歌。
これまでで一番メッセージ色強く感じた。歌詞がちゃんと聞き取れたわけじゃないけど、音楽全体でメッセージ乗せてた。

音が始まった時ぶわっと風が巻き起こったような感覚がした。新しかった。サビでパカーンと開く事が確実に感じられる曲の流れ、めちゃくちゃ山内総一郎の世界、でもこの切り口はほんとになかったなぁ……!って音像だった。この曲は、Water Lily Flowerのような、破顔のような、これからとてつもないエネルギーを宿す曲になるかもしれない、と感じた。全然違う道を行くかもしれないけど。


アンコールで出てきた時、全員ツアーT着てた。

パンツのサイズ感と上着とのバランスがかわいいなーと思いながら見てた。アンコールで衣裳からツアーTになった時にしたの衣裳感とのバランスがチグハグになったりするのもいとおしいんだけど、今日はツアーTとめっちゃ合ってた。

白!?ピンク!?みたいなピンク、砂パンのオカンが一番好きな色、薄いピンクって言ってた。笑

アンコール人間だしで終わり。東京ではあなたのうた、人間だしだったっけ。セットリストの流れも結構変えてきたね。アウトロのメンバー紹介もなし。潔い終わりだった。


***

ライブ行ってきた!っていうよりただただ深く愛する音に会って来たなぁってじわじわ実感が湧いてくるしあわせな帰り道。

大阪のライブっていつもあったかいなぁ。大阪のライブはやっぱり特別。山内くん、大阪のMCいっつも思いつくままつれづれと話してる。それがうれしい。

山内総一郎の愛ってこういう感じなんだな……と思った。愛は色やカタチをみる事が出来ないものだけど……(あーカタチ聴きたいな……。)形はなく、漠然と、この人にとって愛とはこういう……そうなんだ、みたいな(うまく言えない)とにかく、感じた。それがほんとかはわからないしそういうものではなかったかもしれないし本人の意識下であったかそもそもなかったかもわからないけれど。

音楽から愛というものを初めてもらった気がした。語弊ありだと思うけど。これまでも、フジファブリックからもいろんな音楽からも愛をもらってきたと思うけど、好き、とか楽しい、とか信頼、とかあったかい、とか誠実、とか別の言葉で受け止めてきてたと思う。それを愛という言葉で認識したの初めてだった。愛って重たいじゃないですかー、あんまり日常使いしてないし。でも私は今日のライブで「ああ、これは愛だ」と思ったのです。

あと、ぶらんにゅーでいで「山内総一郎の声の個性」がこれまで茶葉を煮出すようにちょっとずつじわじわと滲み出て徐々に濃くなってきていたものが、ここにきてグッと濃く色が出てきているように感じる。ほんと、ね、こんな声を出す人、こんなふうに歌を歌う人、この世のどこにもいないのですよ。


セットリスト

旅にでる
風を切る
ぶらんにゅーでい
先駆者
ソラネコ
Jasmine Flower
地下鉄のフリージア
スロウダンス
海に来てしまった
あなたのうた
ハッピーな(インスト)
GOOD FELLOWS
あやかし音頭
BANBANZAI!!!
彗星たちのカンタータ
Beautiful Notes

en 人間だし