R&R Band Wagon#62

<メール週> 3巡目

1. レコーディング中のケータリング1000円以内ルールがあるそうですが、今まで破られた事はありますか?

山内「ケータリングというか、ご飯ですね、晩ご飯ね。はい。下手したらケータリングのが高かったりするよね」
金澤「そうです」
山内「豪華だったりするよね(笑)」
金澤「そういうこともありますよー」
山内「これはもう、1000円以内ルールっていうのはなんとなく、やんわりとしたルールで、これはもうデビュー前からずっとそうですね。でーこれ破られた事っていうのは全然ありますよ。」
金澤「あるよ」
加藤「あるね」
金澤「うん」
山内「今日はいっかっていう日あるよね」
金澤「あるあるある」
山内「なんやろ、例えば曲録れた日とかね。ちゃんと。」
加藤「あとまー、人が少ない時」
金澤「少ない日」
山内「それは一番ですね。人が少ない日はそれだけやっぱり金額も抑えられますから」
加藤「そうそうそう」
金澤「そうですよ」
山内「まぁだからデビュー当時とかファーストセカンドあたりはやっぱカレーね!インドカレーが結構豪華だったね。」
金澤「あーそうだねー」
加藤「確かに。」
山内「インドカレーってまぁまぁそんなに安くないやんか。そこでみんなバターチキンに出会ったわけですから」
金澤「そうですよー」
加藤「あーそうねみんな頼んでた時があったもんね」
山内「知らなかったその前まで存在を。バターチキン。だからそういうのやったりとか。で俺一人作業の時とかは、二人には言ってなかったけど、あのー鰻とか食ってたもん。」
金澤「へー。いいね。」
加藤「いいねー」
山内「あっ鰻食ってたよねでも」
加藤「鰻は食べた事あるよ」
金澤「食べてたよ。900円ぐらいの鰻でさ、一枚ぺろっと乗ってるようなやつあったよね」
山内「あれも美味しかったよね」
加藤「うん。"あっ鰻だ"それだけで嬉しかったっすもんね」
山内「そうそう」
金澤「あとそうねーなんだろなー、あのエスニック系のところで、今まで僕が失敗したのはですね、950円で肉まんが二つ(笑)」
全員(笑)
加藤「あったーそれ」
山内「ダイちゃんって冒険しがちやねん」
加藤「そうそうそうそう」
山内「で、ほとんど失敗してる。冒険したら失敗してる気がするねんけど」
加藤「なんか、お粥っぽいのも頼んで失敗してなかったっけ。お粥じゃないか」
山内「してるしてるしてる」
金澤「お粥もあるよ。」
加藤「お粥もあるか。」
山内「加藤さんもなんか中華料理で失敗してたよね」
加藤「まぁ、それは単にこう」
金澤「量とかね」
加藤「あとチャーハンで、美味しそうなチャーハンだなと思ったら、そうでもなかったっていう時とかはあったけどね」
山内「おもしろいんですよだから、いわゆる出前感的なさ、インターネットで見れるようなところももちろんいいと思うんですけど、そのスタジオのある地元のね、定食屋さんとかに頼むのが良くて、前だから品川区にあった寺田倉庫にあるTERAってスタジオによく入ってる時は、その近くの定食屋でサラダで1000円ぐらいすんのあったのよ。俺それでサラダばっかり食ってた時があって、よくカツカレーとかでかいカレーとか乗ってくる皿に、山盛りサラダが、ホワイトアスパラとか、アスパラとか(笑)、トマトとか、にーなんかドレッシングとマヨネーズみたいな、そういうのがね、あるのがね、結構チャレンジして楽しいんですけどね。」
金澤「そうだよねーチャレンジあるよねー。前なんかだからそれこそ寺田でやってる時はさー、そば屋の砂場?」
山内「砂場ねー。砂場すごかったよね。」
金澤「注文して5分ぐらいで来た時には一体何が行われてんのかとかねー」
山内「そうそうそう(笑)もうなんかその、来る時にね、たぶん荷台に岡持ちが付くタイプの原付かなんかだと思うんすよ、カブとか、あれがこうなんていうの、ウィリーとかさ、ハングオン(笑)してるんじゃないかって噂も立ってた」
加藤「ありましたねー」
金澤「あったよねー」
山内「だいたい、その注文する時に、レコーディングスタジオって今はそんなに見ないかもしれないですけど、あのーデスクにね、コントロールルームのデスクにストップウォッチ付いてるんですよ。それで頼んで、電話受話器を降ろした瞬間にオンして何分で来るか。10分ぐらいだったよね、でもね」
加藤「あ、今日はそうでもないねーって」
金澤「そうでもないねーとか言ってね」
加藤「でもよく考えたら10分ってすごい早いんだよね(笑)」
金澤「すごいよねー」
山内「でもいろんなルールが自然と出来てきましたよね」


2. 加藤『(メール)ARABAKIで初恋の嵐のゲストボーカルとしてステージに立つ山内さんを見ましたが、色気がすごかったです!』
山内「マジぃ?」←
加藤『(メール続き)今年全員35overとなるフジファブリック、これから色気もどんどん出されてはいかがでしょうか?大歓迎であります』

山内「色気あったかな?ただ黒いジャケット着てたからじゃないの?」
加藤「あっ黒いジャケットだったのね」
山内「うん。いやわかんない。まぁでもやっぱり、なんていうんですか、色気があるミュージシャンって言われると嬉しいもんですよね。」
加藤「色気ってどうやって出したらいいんですか?」
山内「………なにあの、CK-1とかつけたらいいんじゃないですか」
全員(笑)
金澤「色気ねーなー」
加藤「CK-1ですかー(笑)」
山内「CK-1やばいよねー(笑)それは違うよね(笑)」
加藤「時代のあれがありますね(笑)」
山内「時代があるよね(笑)」
金澤「高校生だなー」
山内「中学生高校生の世代が出ますね(笑)。色気ねー……」
加藤「やっぱり匂いとかなんですかね」
金澤「匂いとかあるんじゃない」
山内「でもやっぱりねー、すごいバンドだなーと思うのは、全員色気あって、全員カッコイイってのは東京スカパラダイスオーケストラの皆さんっていうのはやっぱりなんていうかね、色気もあってチャーミングだし、かっこいいし、やっぱりこうひとつこうー……なんていうんですか、憧れるバンドでありますね。全員っていうのはすごいですよ。」
加藤「全員っていうのはすごいね」
金澤「すごいよね、全員だもんね」
山内「……なれたらいいな。」
加藤「ね。」
山内「ダイちゃんは来年あたりサーフィン始めてさ、ドレッドヘアにしてよ」
金澤「北原さんじゃない」
全員(笑)
山内「それか、我らは蒲生さんのサックスで。やっぱり吹きモノいいよね。」
金澤「吹きモノいいよねーかっこいいよねー」
山内「なんかやっぱり、体の音がしますから」


3. アニソンのこの1曲

金澤「ガンダム系」
加藤「魔神英雄伝ワタルED『a・chi-a・chiアドベンチャー』」
山内「ビックリマンOP『ドリーミング・A・GO-GO』」←ちょっと歌ってた

山内くんは他にも「ふしぎの海のナディアブルーウォーター』」「絶対無敵ライジンオー」「学校変形シリーズ」「ドラゴンボールZ OP『CHA-LA HEAD-CHA-LA』」「幽遊白書 OP 『微笑みの爆弾』」とかいろいろ挙げてた。話し出すと止まらない感じだった。

「ワタルちょっと聞きたくなっちゃった今。龍に乗って…\龍神丸ーーー!/」って叫んでたのなんか良かった。笑


4. iPhoneイコライザーのおすすめ設定

山内「ありますよー。」
金澤「あるの?」
山内「あのねーイコライザーオフです。」
金澤「そうです。僕もです。オフですね。」
山内「オフがいいかと思われますよ。」

山内「iPhoneにライブ前ちょっと発声しようかなって時とか、自分で作った発声の音、ピアノで自分で打ち込んだやつとか入れててイヤホンで聴いたりしてますよ。」(聴きたい)

クラウド危ないから使ってないって言ってた。


5. 金澤さんはよく山内さんの一人仕事を見に行かれているようですが、メンバーをどういう気持ちで見ているのですか?身内を見守る感じですか?

山内「一人仕事言うな。ハハハハハ。ライブや。」
加藤「そして、僕が行ってないような感じになっているのがすごい悲しいです(笑)」
山内「そうね(笑)。まあまあ一人でライブをやるという。ダイちゃんよく見に来てくれる。加藤さん見に来てくれへんもんね。」
加藤「いやいや僕は、ライジングとか行ってますよ」
山内「あれ一緒に出てるやん」
加藤「出て、そのあとでもほら、結構夜遅くにさ」
山内「飲んだついででしょ。飲んだついで……ちゃ…ちゃう(笑)、加藤さん見に来たんちゃうねんで。見に来たのは見に来たんやけど、ステージの裏で飲みながらなんかちょっとチラチラ見てんの(笑)」
金澤「へー」
加藤「そうそうそう、後ろのね、なんかはしごのようなところに座って」
金澤「すごいね、高貴な遊びですね」
加藤「はは」
山内「すごいね、俺がかなりこう、ちょっと緊張感のある、みなさん座ってて、緊張感あるっていうかまぁいい感じの雰囲気やったよね」
加藤「そうそうそう」
山内「でライブ終わって、ふと後ろを振り返ると、加藤さんがいい感じになってたの(笑)。お酒で」
金澤「いいですねー」
加藤「野外のね、弾き語りを聴くってのは、いいですねーって思いながら飲んでましたね」
山内「どんな感じなんですか金澤さん」
金澤「いや……いや、僕はよくなんか"放し飼いだな"と思ってますけど」
山内「ね。放し飼いっていいよね」
金澤「見てておもしろいんですよ。まぁそれこそ、自分達で演奏している時も、山内くん歌ってるじゃないですか。スピーカーでどういう声で出てくんだろうなとかっていうの聴いたりするし、それはもちろん身内的なところで、どういう音で、声が響いてんのかっていうのを聴いたりするのもあるし、ただ普通にその日予定がないから(笑)っていうのもありますし」
山内「いや、ダイちゃんの場合は、あれなのよ、すごいのがその、弾き語りでライブとかするでしょ、絶対打ち上げも来るから。」
金澤「そうですよ」
加藤「あー。最後まで参加する」
金澤「最後まで参加しちゃいます。や、そのつもりはないんだけど、"ぜひぜひ"ってみんな言ってくれるから」
加藤「じゃあ」
金澤「じゃあっつって」
山内「一回、帰りかけて来た事もあんのよ。」
金澤「あー。あるねー、あるある」
山内「それ一回なんか"じゃあね"って帰って、"あ打ち上げあるからダイちゃん来る?"って言ったら"じゃあ行く"って来たからね(笑)」
全員(笑)
山内「この前も雑誌の音楽と人のね、イベントだったんで。あのーなんか打ち上げ、山崎まさよしさんとかね、きのこ帝国のさとちゃんとか、いろんな人がいる中で、ダイちゃん来て、音人の編集の方とかがいる机で、すごく話してた(笑)。ワイワイ。」
金澤「俺はだから、あのー樋口さんに、"あなたはこっち"って」
加藤「行かされたんですね」
金澤「音人の、テーブルだから、ファミリーとして迎えられた感がありましたね。そこで楽しい、美味しいごはんをいただきながら"ライブを見させていただいたのにごはんまでいただいてすいませんねぇ"とか言って」
全員(笑)
加藤「楽しんでるじゃないですかー」
山内「まぁでもなんか放し飼いっていう言葉が俺結構気に入ってて。なんかやる時は俺もう『放し飼い』ってユニットになろうかなって思ってこれから」
金澤「いいんじゃないですか」
山内「ハナレグミみたいな(笑)」
加藤「放し飼い(笑)」
山内「放し飼いとハナレグミみたいな」

放し飼い、名言。


相変わらず加藤さんの「締めの一句」に誰も突っ込まない。怖い。