フジファブリック LIVE TOUR 2018 "帰ってきた!!三日月ADVENTURE"@岐阜 CLUB ROOTS

公演日 2018.02.25 (SUN)
会場 岐阜 CLUB ROOTS
開場 17:30 開演 18:00 終演 20:20

岐阜 CLUB ROOTS、三回目だけど、土地柄なの?毎回絶対圧縮が起こる。初回が割と攻撃的な圧縮だったのでこわーってなって、今回圧縮が起こった時もやや恐怖感があったんだけど、とても平和な圧縮だった。年々穏やかになってる?

名古屋-浜松で「ライブの最初の数曲集中出来ないのを克服出来つつあるのかも!」とか思ってたけど、また逆戻り・・・。圧縮でまた前半記憶飛んでしまった。でもまぁいいや。これがライブよね。

この会場、個性あるよねぇ。「ハコ」っぽい。ステージ上も四角くて、建物そのまんまというか朴訥としていて無造作な感じで。でも、そこが良い。三回目にして「この会場に愛着あるかも」って思った。音もいいような気がする。空調をステージ上の人(金澤君)が調整してる時、ああ、前回も詳細は覚えてないけどこういうくだりあった!って思い出して、帰ってきた!って感じがした。このライブハウスに、帰ってきた。そういう感覚はここが初めてかも・・・?ちなみに空調の空気の吹き出し口みたいなのがあって金澤君の髪がちりちりになってたのはどの会場だっけ。

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山内「今日でツアー半分終了なんです。なのでツアー前半戦のいいとこどりみたいなライブにしたいと思います」
客:ヒューーーー(拍手)


マボロシの街

なんか既に懐かしい気がする。金澤君の思い出を加藤さんがインタビューして歌詞にしてそれを山内くんが感情込めて歌う。フジファブリックでこねくりまわしたこの曲最高だな。

2番から始まる、カンカンしたピアノの音大好き。


Gum

あのGumの音がここから生まれてる、というのをちゃんと実感した気がする。あのモワモワゴワゴワしたギターの音。懐かしいような鍵盤の音。フジファブリックってほんと、曲によって音像が全然違うね。


Splash!!

お客さんに声を出させる場面で、山内くんいい顔〜。メンバーの顔それぞれ見て、いいよね!って確認するような笑顔。昔パレードの映像とかでよくやってたな。あの顔、久々に見た気がするな。


電光石火

やっぱりあのCメロのコーラスがゴツゴツしてるというか強すぎる気がするなー。南風〜とか歌詞に出てくるんだから風に乗るように伸びやかに歌って欲しい気がする。


金澤「この会場は、出演者が空調を調整するんです」
客:笑
金澤「熱くなってきたので、下げます!」
客:ヒューーーーーー!!!(拍手)
(背中を向けてキーボードブースのうしろにある空調ボタンを下げる動作をする金澤さん、大盛り上がりする客)
金澤「2℃下げました」
客:ヒューーーー!!!!笑
金澤「寒かったら上げます(笑)」
山内「それさみしいね(笑)」
客:笑


金澤「今日岐阜で行こうと思ってた店があるんですけど、中華料理店で」
金澤「行ったら閉まってて。それで思い出したんですけど、中学生の頃修学旅行で」
山内「そんなに遡るんや」
客:笑

そのあと金澤君のMCで滑った感じになった?時、(反応がなかった)「温度上げますか(笑)?」って言って2℃上げたのおもしろかった。

金澤「(温度)調整しちゃうよ〜?」

その後、金澤君が何度もそのセリフを連呼してて、それが「どんだけ〜?」みたいな言い方だったので、

山内「ちょっとIKKOさんみたいやね」
客:笑
山内「そういうLINEスタンプ作ったらええんちゃう」
客:笑

そのあとで加藤さんがいきなり芝居じみた感じで
加藤「・・・ん?なんかベースのボリュームが急におかしくなったぞ?」
(みんながチャンダイさんに期待する目)
金澤「・・・・そのベースのボリューム、調整しちゃうよ〜☆」
客:笑


玉田「今日この会場初めてなんですけど。岐阜 CLUB ROOTS。」←注意深く確かめるように言う
客:笑
玉田「昨日浜松窓枠でライブやったんですけど、会場名を浜松窓際って言ってしまって」
客:笑
玉田「この会場は、すごく音がいいんですよね。ステージでやるミュージシャンにとって音の良さっていうのも大事な事で、音が気持ちいいとテンションがあがるんですよね」

豊夢さんが窓枠に続いて岐阜 CLUB ROOTSも初めてだったというのが意外。豊夢さんはMCで自分の感覚を誠実に伝えようとするところがすごくいいなぁ。

玉田「前回総ちゃんのMCについて破天荒とか言っちゃったけど、自分も人の事言えない……」
山内「そんな落ち込まないで(笑)」
客:笑

山内くんって拍手する時もだけど、めっちゃ手の平反ってたなぁ。いつもそういう感じだけど。あれは何なんだろう。


打上げ花火

稲妻みたいな轟くライト、だるまさんが転んだみたいな緩急、怖い日本昔話みたいな世界観。最高にキてる。


モノノケハカランダ

モノノケハカランダのどっか途中、たぶん1番終わってデッデッデッデッデッデって入るとこ、(ギターソロにすぐ入る方じゃなくておそらくその前)一番最後、キーボードで入る「ヴィッ!!ヴィッ!!」って音、聴いた瞬間にギェッ!ってなった。(たぶんそんなふうになってた人まわりにもたくさんいた)あれ、とんでもなく変態じゃないですか。音源には入ってない音。

Light Flightツアーの映像の時はもちろんだけど、Hello!! BOYS & GIRLSの時とも全然違うよね・・・・野音のライブ音源聴いてもまだちょっと角が丸くて甘く感じる。(歌だけじゃなくて、演奏も)今回のツアーのモノノケハカランダ、ささくれ立ったみたいにハードだよね。こっち方面、ここ最近でかなり強化されたよなー。カンヌの休日のおかげ・・・?


アンコール

ああ今日も終わっちゃうなーと思ってた最後の虹のソロまわし、金澤(キーボード)→山内(ギター)→加藤(ベース)ときて、豊夢さんが!!!

最初バカスカ普通にドラム叩いてて、途中で左手に持ってたスティックうしろにやや乱暴に投げ捨てて、「!?」と思った瞬間に、左手でグイッとペットボトルの水飲んで(!!)、右手のスティックも捨てて(!!!)、素手でドラムを叩きだした(!!!!!)

野生に還るようなドラム、それはもう衝撃的なかっこ良さで、ストンと恋に落ちそうなぐらいかっこよくて、会場は興奮のるつぼであった・・・・・・

それ見て山内くんがほんとに嬉しそうでなー、触発されて、ギタープレイにもろ影響が出てた。ああいうのに引き出されるんだよな山内くんは!他の人のアドリブとか枠をはみ出すようなジャム的な動きほんと好きだよな……。

豊夢さんがフジファブリックでこんな自分を出してくるとは思ってなかったから、ほんとーーーに嬉しかった。

大盛り上がりで興奮さめやらぬ中、終演。

メンバーが手を振りながらステージを去る中、チャンダイさんが一人ステージの真ん中へ。そしてマイクの前でおもむろに

金澤「・・・・今度の岐阜公演のみんなのスケジュール、調整しちゃうよ☆☆☆」
客:ヒューーーーーーーーーー!!!!!!笑

・・・最後美しすぎる締め。はぁはぁありがとうございました・・・楽しかったー!

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このツアー終わったら「豊夢ロス」とか言い出すのかしら。(私が)まだ半分終わったところだけど。いやでも、ツアー進むの早いなー。

ああこれ、なんで三日月アドベンチャーの時だけ感じるんだろう。ツアーが進むごとに雪だるま式に人の熱を巻き込んで大きなグルーブになっていくこの感じ。それぞれ違う地方の違う会場なのに連動してつながっているようなこの感じ。

帰ってきた三日月アドベンチャーツアー、帰ってきたばかりだけど、また帰ってきてくださいお願いします。



SET LIST(後半の流れ間違ってると思う。)

徒然モノクローム
カンヌの休日
Sugar!!
熊の惑星
マボロシの街
Gum
かくれんぼ
電光石火
打上げ花火
モノノケハカランダ
炎の舞
Splash!!
徒然モノクローム
バタアシParty Night
SUPER!!
Surfer King
銀河
夜明けのBEAT

en.1/365
en2.虹