いきさつ12 LIFEツアーではまる。

そして運命のライブ。

2014/11/2 LIVE TOUR 2014"LIFE"@Zeppなんば

当時のメモ

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今日はZeppなんばでフジファブリックを見た。
めちゃくちゃ良かった。新体制のライブで一番良かった。
フジファブリックはすごいなー。
ブランドの色を守りながら、ちゃんと前に進ませているのが。独特。

見るたび山内総一郎くんがフロントマンとして進化してるのがおもしろい。
ボーカリストとしての引き出しも毎回なにか増えてるし、振る舞いも前見た時と違ってより自由な感じになってた。
たまのハンドマイクも良いね。ギター弾き倒してる姿が最高なのは言わずもがな。

若者のすべて」聴いてて、なんかクラクラした。
全然違う人間なのに、合わさって見えるというか。
自分が見てるのが誰なのか、何なのか、判らなくなる瞬間があった。
山内くんすげーな。志村の飲み込み方というか解釈の仕方というか、なんか。
志村曲をすごく丁寧に歌ってた。
そして最後にくる「STAR」の破壊力たるや!

初めてZeppなんば行ったけど、Zepp大阪より交通の便いいな。駅から近い。
会場の1階、凸みたいな形で左右前から柵6列分ぐらいまで人入れてなくて
真ん中(凸の先部分)にキュウキュウに入ってたけど、
Zeppってああいうシステムなの?なんかスペースもったいないなって思った。

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この日はサッカーの試合中継があって途中まで見てて、
「試合見たいなぁ」と後ろ髪引かれながらZeppなんばへ向かった。

若者はやる、っていう予備知識を持って行った。

ちなみにこの時はMagicとかで手を振ったりとかあんまり参加しない派でした。
スカしてた。笑(でも、手は振らないけどめっちゃ楽しんでたよ!)
お決まりを知らないのもあったけど。
バタアシのグルグルとか、後からPV見て「みんなこれやってたのか!」と思った。

腕にライトチカチカは昨今のライブで流行ってるねー。
スピッツとかバンプのライブで見かけた。参加はしなかったけど。
なんかやっぱり気が散るというか目障りだなぁと思って。
と、今まで思ってたんだけど、LIFEツアーの時、開演前なぜか買った。
はまってなかったくせになんでかというと、
「防災で使えそう」というめちゃくちゃしょーもない理由だった。
(色は白です。)
(そのしょーもない理由で、前回流線形ツアーでも懐中電灯買った。)
(ちなみにファミ総Tシャツも買った。かわいかったから。)

で、ずっとかたくなにライトは点けなかったんだけど、チカチカタイムに思い切って点けてみた。
あれ、なんの曲だったっけ。忘れたけど、点けてと言われるタイミングがあったような。
その時、なんだかすごく楽しかった。キラキラ、とても綺麗で。一体感…?
光がドラムの音とか笑い声にも反応するのが楽しかった。
こういうの、否定的だったくせに。なんか気持ちがあがった。
この時だけのものだったかもしれないし、TPOを考えないチカチカはたぶん苦手だけど、
この時は、いいなぁって思った。初体験。

MCで山内くんが「みんなフジファブリック」と言っていた。

座席のあれは、チケットが売りきれなかったからだろうか?
にしても、前列を潰さなくても。

この日のセットリスト

1.リバース
2.Gum
3.シャリー
4.Sugar!!
5.徒然モノクローム
6.WIRED
7.地平線を越えて
8.efil
9.赤黄色の金木犀
10.ブルー
11.若者のすべて
12.卒業
13.カタチ
14.夜明けのBEAT
15.バタアシParty Night
16.Magic
17.星降る夜になったら
18.LIFE

アンコール

19.祭りのまえ
20.陽炎
21.STAR

へー…この時Sugar!! やってたんだ……。
四季盤の曲の最中の事も全然覚えてない。
今ならうおーと思うのに。卒業とかカタチも。

お前はGumとか聴いてなんとも思わなかったのかよ!!
とあの頃の何も知らない自分の肩をガクガクしたい。
そんな状態の中で、記憶に残っている曲

「efil」
このツアーで一番印象に残ってる。
はまったのこれのおかげか?と思うくらい。
パアーッと目の前が開けていく感じ。サビで開放される感じ。
曲の展開がとにかく好みで、
フジファブリックでこんな曲あるんだ!!!」って思った。

若者のすべて
前述の通り。ほんと丁寧に歌ってた。
圧倒された。

「バタアシParty Night」
前述の通り。何この振り?っていうので印象に残った。
ハンドマイクこの曲の時だっけ?
新鮮!と思った。

「Magic 」
これも「手を振らされる…」で印象に。
決して悪い印象ではない↑。
参加しやすくて楽しかった。

「祭りのまえ」
これやったのはすごい覚えてるなぁ。
照明の雰囲気とともに印象に残ってる。
アルバムの曲として把握してなかったのに。
ちょっと変わった曲だからか。
「表現しきれてない〜」とか思ってた。笑
(生意気…。)


このライブは、いつもの「あー良かった」で終わらない余韻があった。
ライブで聞いていいな!と思った曲を、後から音源で確認したり。
「efil」とか。何回も聞いて。
こういう事はフジファブリックのライブで今まであまりなく。
そういう意味では、「efil」は自分にとっては運命的な、とても重要な曲であります。
もう一回見たいな、と思ったけど、次金沢とかそのあたりで
無理だなーと思った。

武道館、が頭をよぎったけど、その時はまだそんな自分の感情を信じられなくて
「えー、そんな、フジで東京行くとか、そこまで?いやいやいや。」
「ほんとに好きな人が武道館へ行くべきだ。」と思いを打ち消して、
武道館の当日には予定を入れて、まわりを固めて、その日をやり過ごした。
なんか夜になって、その時間が過ぎてほっとした。
まぁ、結局やり過ごさせてはくれなかった訳だけども。笑

武道館の夜、レポなど読みながら配信された「はじまりのうた」を聴く。
その時はまだ「ふーん」という感じ。

そこから数日後…
じわじわきていたものが爆発し、ギャーーーーー。となる。
フジファブリックを好きになってしまったことを、
武道館へ行かなかった事により自覚することとなる。

行ってたら、こんなにはまってなかったのかな?
いや、結局はまってたんじゃないかな〜。
わかんない。
まぁでも結果、はまって良かった。