あなたと夜と歌謡曲・第二部 アコースティックライブ

<第二部・アコースティックライブ>

山内くんから。

リリー「さっき裏で3人でタバコ吸ってた時、「やりづらいよなー」って言ってた。
あの雰囲気の後真面目な曲演奏するミュージシャンがかわいそう」
夏菜「あ、(舞台袖で)足ぷらぷらさせてる」

山内総一郎さんの演奏から、どうぞ」と夏菜に紹介されて登場。

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右手と右足、一緒に出てるんじゃないかみたいな感じで(ちゃんと歩いてたけど)
ロボットのように緊張しながら出てきた。
人が緊張してる姿っておもしろい。

山内「やりにくー…」
客:笑
山内「普段はバンドやってるんですけど、バンドの曲やります」


Gum

LIFEツアーで聞いたっきり
どんな感触だったかなんて全然覚えてない。
CDでははかない感じのサビだけど、
ライブでは朗々として、強くて、気持ちよかったー。
聴いていて、じわっと体温が上がる感覚がした。

相変わらずまっすぐ丁寧に歌ってるんだけど、
(自分の思う)セオリーからはずれてて、
いびつでいいなぁ。

ギターも歌うから、2人ボーカルがいるみたいで
山内くんの弾き語りって贅沢だな。

最後、ファルセットがめちゃきれいだった。
(音源でコーラスで入ってるメロディだった)

リリーフランキーにもらったおでんくんのキーホルダーを
ギターのストラップ部分(左胸の前にくるあたり)に付けていて、
「付けてみたんですけど…邪魔だな…。笑」
客:笑

ブルー

弾き語りに合うなーと思ってた曲。
歌い始め速攻間違えてやりなおしてた。
お客さん、盛り上げて、やさしかった。笑
おでんくんのせいで…」って言ってた。

あえてまっすぐ歌う事を選んでる気がするけど、
時々勝手に?ビブラートが入ってる気がする。
また進化を感じる。

ブルー終わった後、緊張の為?か「ヒー…」って言ってたのがツボだった。

「さっきも話しましたけど、ベストテンとかトップテンとかは見てなくて、
花金データランドとか(客:笑)ミュージックステーションとか見てました。
小室ファミリーが…ご家族が一世を風靡していた世代で」

H Jungle with tの「WOW WAR TONIGHT」を
一小節だけ弾き語り。おおー。似合うー。
歌い終わったあと「……って、雑な感じでやりましたけど」

「翳りゆく部屋」松任谷由実

なぜこの曲を選んだか、という話はしなかった。
ユーミン歌っても山内節入ってて、ここまで来たか…と思った。
男の人が歌うもの悲しい感じが、山内くんの声にある。
いいなーーーー
繰り返されるサビの「愛を遠ざけたの」の「愛」の声が哀愁があってとても良くて。
あと、山内くんが歌う「わたしが今死んでも」という歌詞にぞくっとする。

ギターのチューニングしながら「変なとこ押しちゃった…」

「どこが歌謡曲やねんって思うかもしれないですけど、たくさん聴いた曲です」

「ぼくらが旅に出る理由」小沢健二

できれば聴いた事ないカバーが良かったけど、
斉藤さん見に来た人にも楽しんでもらえてたらいいなー。
ハンドクラップ起こって途端に嬉しそう。
「ありがとう」って言ってた。

LIFE

「ちっちゃい頃に思ってた・・・・・、未来の姿と今はなんだか・・・・」
と、ちょっと間のある、不思議な歌い方。

ギターソロのところで一緒に同じフレーズをトゥルトゥルトゥルッと口ずさんでた、
というか結構ガッツリ歌ってた。新しい。笑
「少しでも君に届いたらいいな」で客席指差ししてた。

斉藤さん見に来た人が多いように感じたけど、山内くんも身内みたいな
やさしくあたたかく見守られてる感じだった。

歌が終わって山内くんがはけたあと、
(はける方向一瞬わからなくてギクシャクしながら帰っていってお客さんに笑われてた)
リリー「歌に浄化された」
夏菜「さっきまで紫色みたいな感じが、オレンジみたいになりましたね」
リリー「ネズミ講みたいに見えた」
客:笑
リリー「最後に感動を与える、みたいな」


続いて斉藤さんの弾き語り。

「やさしくなりたい 」
「時の過ぎゆくままに」沢田研二
「Mr.サマータイム」サーカス
「誰かの冬の歌 」
赤いスイートピー松田聖子
「ずっと好きだった」
歌うたいのバラッド

斉藤さんの時、明らかに会場のテンション上がってちょっと嫉妬。笑
みんなの知ってる曲を何曲も持ってる、
そういう曲が持つ一般の人を巻き込む力を感じたなぁ。

「出来るかな?」とか言いながら「Mr.サマータイム

ぱらぱらノートをめくりながら、演る曲探してた。
出来るかわかんないけどとりあえず演ってみるこの余裕。
何をやっても崩れなさそうな安定感。
経験を積めばこんな風になれるんかね?

「赤いスイトピー」、こういうギャップもいいな、と思いながら聴いてたのに
サビの直前でカポ落として?そのままやめて違う曲(自分の曲)にしてしまった。
一番いいところで。ファンのみなさん的にはすごく聴きたかったのでは…。
(自分がされたらギャーってなるかも)

最後、夏菜ボーカル+斉藤・山内ギターで「二人でお酒を」

リリーは山内くんをクリーンなキャラとして設定してる一方で、
最後全員出てくる時山内くんが一瞬行方不明になった時
「さっき裏で紙に葉っぱ巻いてたよ。笑」とか
出てきてからも「このあとロビーで総くんが壺を販売」とか
やたらあやしい方向へと振ろうとしてた。笑
(その話に山内くんが乗っかっていこうとして
「乗っからなくていいから!」ってリリーに言われてた。)

出てきた時に「どこ行ってたの?」って聞かれて「レコードの話してて…」って言ってた。
自由なー…。

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このイベントが決まってから、2回ぐらい
つい最近まで「まだ何も決まってない」って言ってて
直前のゆるいかでは告知もない謎イベントだったけど、
ゆるく楽しめて歌も聴けておもしろかった。

たぶん斉藤さんつながりで呼ばれて
選んできた曲もどちらかというとニューミュージック寄りで
ほんとに歌謡曲知らなそうで、発言も少なめだったけど
(というかリリーが脱線しすぎて詳しいはずの斉藤さんの歌謡曲に関する発言も少なめに…笑)
初めて見る映像、聞く話、楽しそうだった。

ソロ仕事見て、バンド見たくなったー。