フジファブリック LIVE TOUR2015 "はじまりましツアー"@富山MAIRO

ビルの5階に入る富山MAIRO。
入り口は狭かったけど、会場は昨日よりも広かった。

MCで、この11年、「這いつくばって」って言ったのが、とても印象に残った。
「壁の多いバンドなんで。」
「始めては躓き、始めては躓き」
「続けてこれたのは、見に来てくれる人のおかげ。感謝してます。」って。

やっぱり環状七号線〜ブルー〜カタチいいなー。
カタチの時、3人で前進していくみたいな空気が
とても男くさくて、バンドだった。
今日はやけに加藤さんが力強く見えた。

ものすごく表情豊かに歌うんだなー。
「いつもいっしょにいた人たち、今や仕事がある」で
ちょっと思い出して笑ってるような顔してたりとか。
ころころ表情変えながら歌ってた。

山内「はじまりましツァーがはじまりましつぁーけども…」
山内「はじまりましツァー。はじまりましつぁー。
これが正しい言い方です。はじまりましツァー。リピートアフター総一郎。」
客:笑(ざわざわ)
山内「はじまりましツァー」
客:「はじまりましツァー」
山内「いい子達だ!」
客:笑

リピートアフター総一郎、今後も使いそうな気配。

山内「富山、フジファブリックでは初めてです。くるりのサポートで来た事はあったけど」


ホーランド・ロップ

始まる時、照明が曲に合わせてファンシーにチカチカして、
それが気になる!って顔して笑って、
山内「ちょっと待って!(笑)」って曲を止める。
金澤「薄々感じてた。薄々ね。」
もう一回やり直して、やっぱり照明チカチカ。
お客さんも笑いながら曲に突入。
今日はちゃんと歌えてた。
やっぱりサビがエモーショナル。
今日もやっぱり曲中に跳ねる。

曲が終わってから「照明さんありがとう」って言ってた。

山内「これからもうちょっと盛り上がっていきたいんですけど」
客:イェー
山内「ちょっと小さくない?」
客:笑


夜明けのBEAT
銀河

今日のギターソロはどっちも加藤さん側。
なんの曲の後だっけ、ギターソロ終わった後ピッとピック投げるの。(昨日も投げてた)


バタアシParty Night →ハンドマイク

Magic

オーオーオーの時、照明当たってない闇の中で山内くんがあまりに幸せそうな顔してて、
そのまま闇に溶けるんじゃないかと思った。
あのオーオーオーは永遠に続いてもいい…と思うぐらい幸せすぎた。

桜の季節聴いて、はみ出た部分、これが山内くんの歌い方なんだなって思った。
いろいろ歌い方変わってきたけど、ベーシックはこれなんじゃないかな、というのを感じた。

曲が終わった後「いい曲やね。」


山内「富山駅、気合い入りすぎじゃない?」
客:笑
山内「僕らも気合い入ってますが」

山内「僕らは主に音楽活動を中心にやっているわけですが…」
客:笑
山内「音楽活動中心って、当たり前やけどね!でも最近、イレギュラーな活動をしている人が…」
山内「キーボード、金澤ダイスケ!」
客:拍手
金澤「ちょっと待って。その前に。僕の後ろに天敵が」
金澤さんの背後に置いてあるスモークが出てくるマシーンを引っ張り出してくる
金澤「今日はこのスーパーくせ毛マシーンのせいで、髪が渦巻いております」
客:笑
金澤「そうなんですよ。今日料理の本が発売になりました。」
客:拍手
山内「アジカンの後藤さんが廃刊希望って言ってましたからね。」
金澤「炎上商法ですから。」
客:笑

山内「ベース加藤慎一!」
客:拍手
山内「加藤さんは北陸出身ですよね」
加藤「隣の石川県出身です」
富山と石川が敵対関係にあるようだ、という話になって
加藤「富山の人に手を挙げてもらっていいですか?」
客:挙手
加藤「手を挙げたまま、その中で、石川が嫌いだって人、そのまま手を挙げててください」
何人かいる。
客:笑
加藤「まぁ、でも僕はそういうのを容認してる派なので。」(←懐の広い感じで)
客:笑
山内「ずるいわ〜」
客:笑


山内「○月にリリースがあって…」
客:おおー(発売日決まったんだーって反応)パチパチパチ
山内「…あれ?」
客:笑(ざわ)
山内「(明らかに動揺しながら)…違ったっけ?わからんよ?」
客:笑
山内「何言ってんだよ。違うよ。まだ何にも作ってないからね?」
金澤「出すの?」
山内「出すのは出しますよ。でも何も決まってないからね?」
客:笑(あーあー…という反応)
山内「…あーーーー。楽屋帰りたくなーい」
客:笑

新曲、2回目、
ちゃんと聴いたら初めて聴いた時と感想変わるかも?
と思ったけど、前回聴いた時と同じような感想だった。
けど、「東京で生きてる意味を感じさせて」みたいな歌詞に
今日はなぜだか泣きそうになった。

ミュージシャンで、東京でライブやったら「ただいまー」って言って、
東京で当たり前に生きてるみたいな顔して、
なんか突然、ぽつんとそこに立ってるような、孤独な感じがして。
そんな事思う事も、あるのか。

Cメロで神よ〜仏よ〜、何も出来ない〜、何も出来ないから〜
テーブルから君を見てるだけ〜
みたいな事言ってたような。
なんか不思議な世界観だなと思った。
(テーブルってどういうシチュエーション?)

拾い上げる勇敢さ(?)
胸を締め付ける、
世界に触れて、
東京で失くしてた夢見させて、
とか。

曲が終わった後、「さっき聞いた事は忘れてくれ」って言ってて笑った。
動揺からか、新曲の歌詞を間違えたらしい。

山内「こういうの初めてなんですよ。
レコーディングしてて、とかはあるんだけど、
自宅で作ってて、ってファミレスなんですけど、こうやってやるの。」

「まぁまた反応を見ながら(笑)」とのこと。

あれBOYS版に入れるんだったら、BOYS版のコンセプトって一体なんだ?
あえて言うなら女よりは男っぽいが…

でもなんだかんだ言いつつ、こういうお試しみたいなのは、嬉しい。

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セットリスト、アンコールまで一緒だった!
自由度…!
って、まだ2本目終了したばっかりだし…!

なんか今日は、昨日よりもバンドっぽくなってきた気がした。
そうだなー、ツアーって、こうやって育っていくものだったなー。
ツアーが終わる頃どうなっているのか、楽しみ。