フジファブリック LIVE TOUR2015 "はじまりましツアー"@浜松窓枠

浜松窓枠!
その名前から、気になっていたライブハウスだった。
「屋根裏!」みたいな。
とても評判が良かったけど、移転したそうで、
移転後はどうなのかな?と思っていた。

外観はライブハウスがあるようには見えなかった。
フツーの町のオフィスビルのような。
その1階に窓枠はあった。

よくあるような感じで階段とかに並ばされるのかな、と思ったら
外の道路(道端)になんか「1-100」「101-200」って紙が貼ってあってそこに並んだ…。
雨の日は辛いね。
今日は開場(18:30)から開演(19:00)まで時間があまりなかったから
まぁまぁサクサクと入場出来たけど。

外にいる時、能年ちゃんみたいな子に話しかけられた。
こんなかわいい人もフジファブリックファン。
良かったねフジファブリック

入場すると、狭くて、後ろに小さな高台があった。
結構見やすい会場だったなーと思う。


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山内くん髪伸びた。
そのまま伸びて、そのうち前髪がぱかっと分かれて…………にはならないか。

山内くんはお客さんが自主的にリアクションしたりすると、ほんとに嬉しそうな顔するね。
「はっ!!」(気付く)→ ぱああ…! みたいな。

LIFE

Sugar!!

Surrender

ギターが今日も最高である。ライブで映える曲だなー。

MC

山内「あつー。」
客:笑
山内「ここ、2回目なんだけど、思い出したよー。暑かった!」
客:笑
山内:ツアーグッズの果物タオルで前の方で顔を拭く
客:きゃーーーー ←
山内「顔拭いただけやん。」
客:笑

山内「足元悪い中ありがとうございます。」←半笑い

シャリー

シャリー、武道館でもやったし、フェスでもやるし
盛り上がりの定番曲になってるけど、
曲はいいんだけど、やっぱり歌詞がちょっと恥ずかしい。笑(もう諦めてるけど)

という認識で今日も聴いたんだけど、

前奏、重っ!!!
あんな軽い曲なのに、重っっ!!!
演奏が異様にかっこいい。
意味不明でおもしろかった。

WIRED

歌い方おもしろいなぁ!と思いながら見てた。
歌ってんの見るのおもしろい。
これが表現力があがるということなのだろうか。
楽しい。

環状七号線

低音が前聴いた時よりうまくなってる気がする。
志村の歌ってやっぱり1音1音滑舌よく歌うのが似合う。(曲によるけど)
それにしても、よくもまあ、曲の雰囲気壊さぬまま自分の色出して歌えるね。
「そこから離れたんだー」とか「後にはひけないんだー」のとこの
歌い方、特に好き。

志村曲のギターソロの時違う顔をのぞかせる
その顔が、志村の横で弾いてた時の山内くんかと言えば
似てるけど違うんだよなー
真ん中で歌うギタリストのギターソロ
新しい人格

どんどん振る舞いが自由になっていくなー。

ブルー

広い会場が似合う歌だなぁ、とフジファブリックのライブ見ていて初めて思った。
(狭い会場が似合わないという意味ではなく。)広く届く、届くべき歌だなぁ。
アウトロの鍵盤の音が水の中みたいだった。

そういえばアオハライドの再放送で初めてエンディングで流れてるとこ見たけど、
ラジオのリクエストとかでもそうなんだけど、
誰かに求められて流される曲っていうのは
自分で家で1人で聴いてる時とはまた違う感覚がする。
もやもやに合ってて良かった。

曲間シーンとしてた。心地よかった。

カタチ

このツアーはのびのび自由にやって欲しいって思ったけど、
武道館でも窓枠でも、どこでやるのも変わらない。
必死。
いいなぁ。

ギター歌いまくってた。

ちゃんと立ってないと、ちょっとたじろぎそうになる。
その必死さに、こちらもきちんと対峙しなければいけないなぁと
襟を正すような、シュッとした気持ちになる。

環状七号線→ブルー→カタチまで、このツアーのクライマックスが自分の中でここになりつつある。

こんな全編はきはき思いっきり歌ってて、喉大丈夫なんだろーか。
そのうち力を抜くことも覚えるんだろうか。…だろうか。

山内「音楽作ったり、たまに取材受けたり(笑)、してるんですが、
たまにそれ以外の活動をすることが………キーボード、金澤ダイスケ!」
客:拍手
山内「直近であなた何しました?」
金澤「直近(笑)。レシピ本を出しましたね。」
金澤「アジカンの潔くんと。50種類ぐらいのレシピを作りました。」
山内「アジカンのゴッチさんは、絶版希望と言ってると聞いたんですけど。」
金澤「言ってるみたいですね。」
金澤「なんかね、本屋さんとかで見ると、MOCO'Sキッチンの隣に並べられてるんですよ!」
客:笑
山内「なんかすごいね。」(高いところからオリーブオイルを垂らすようなポーズ。笑)
客:笑

BOBOさんが何か一言喋って、お客さんの「喋った!」の声に
金澤くんが「インコか。」って小さい声で言ってた。
山内くんがステージではあまり喋らず楽屋ではたくさん喋るBOBOさんのことを「内弁慶」って言ってた。

ホーランド・ロップ

あの最初のズタズタの印象が強烈で、ついズタズタが似合うと思ってしまう。笑
山内くんが間奏中3回跳ねながら金澤くんに近づいていったけど、金澤くんは演奏に集中して下向いていて気付かず。

夜明けのBEAT
花屋の娘
銀河
バタアシParty Night

この曲の時、金澤さんが突然ビカビカ電飾のショルキー持ち出して前に出てきた。笑
びっくりした。
七色に光ってた。
あまりにびっくりしすぎて、どういう構造で光ってたのかちゃんと見てなかった。
縁が光ってた。

突然のショルキーで山内ハンドマイクなかったっけ?と思ったら、
「もう一杯!」で人差し指突き立ててたわ。
オーオーオーオでマイク向けてたわ。

なんの曲だったか、後半の方の曲で
山内くんが下向いてギター弾いてたかなんかで見てない時に金澤くんがお客さん煽って、
手拍子が突然始まったので「え、なに?」みたいな驚いた感じで顔を上げてた。
やっぱり顔が「ぱああっ」ってしてた。

Magic
はじまりのうた

「目と目で通じてた あい」で「猿と見れそう」みたいに
右手で右目をグリッと囲ってて笑った。
目・見るといえばあのジェスチャーなのか……。笑

山内くんは歌詞に合わせる身振り手振りが多いよね。
カタチでも「暗闇で伸ばしたこの手で」で
ギター弾きながら一瞬バッと手を伸ばしてた。

あ、シャリーの「僕にしなよと話したい」でも
「俺俺」みたいな感じでグーで自分の胸を叩いてた。笑

後半、汗で顔がツヤテカだった。(健康そう)

アンコールで出てきた時、金澤くんがツアーグッズのスエット、山内くんがボーダーT、
加藤さんが果物T(ピンク)を着てて、お客さんからかわいいーと声が掛かる。

加藤「かわいいんだって。」(と山内くんに話しかける)
客:笑
加藤「ピンクかわいいよね。」
山内「かわいいよね。」
加藤「君達も似合うよ!」(とお客さんに向けて)
客:笑

山内「デビューしてから10年目を迎え……10年を過ぎて、
壁ばっかりですよ。志村くんのこともあるし、他にも………(なんか言葉を選んでる様子)
バンドやっていられる事自体、しあわせな事なんですけど。
今回のツアーは"はじまりましツァー"というツアーなんですけど。
"はじまりましツアー"ではなく"はじまりましツァー"ね。」
客:笑
(あ、リピートアフター総一郎なくなった。笑 まぁ今日はそういう雰囲気ではない感じ)

山内「宣伝ばっかりになって嫌なんやけど…(と手で額を覆う)」
客:笑
山内「武道館のDVDがリリースされて」
客:ぱちぱちぱち
山内「いいDVDです。」
山内「でもそこで終わるわけではないので。
区切りを付けたら、また始めないとバンドは転がっていかないので。
このはじまりましツァーにはそういう思いを込めました。」


en1.桜の季節

真面目に話してたのにタイトル噛んだ。笑

武道館ほど肩に力が入ってないのびのびした桜の季節。

曲が終わった後

山内「いい曲だなーって毎回思います。」
山内「この雨で桜はもう散ってしまうのかな?悲しいなぁ?」
客:笑
山内「でもしょうがないよね。次にいかないとね。」

山内「新曲をやります。」
客:おおーーー
山内「多少ー荒いと思いますが…」
客:笑
山内「どこでもやった事のない新曲やります。」
客:おおおーーーーー!!!
山内「タイトルもまだないし、リリースされるかも決まってません!」
客男「出して!!!」
山内「まだやってない!」
客:笑
山内「反応見て、考えます。笑」
客:おおーーーー

en2.新曲

福井・富山でやった新曲、なんか他の誰かに似てるとか
ネガティブな考え方してしまったなぁ、と引っかかっていた。
でも、かわいくない楽曲はなく。
またちゃんと聞きたいな、と思っていたら
今日は別の新曲!びっくりした!

ヘンテコ展開で笑っちゃった。これ好き。
曲聴きながらにやにやしてしまった。

歌詞
フラれてばっかりもう慣れた〜みたいな(聞き間違いかも)
1番:泥だらけで遊びたい?みたいな
2番:びしょぬれで遊びたい?みたいな
「〜〜だな〜」って歌詞の後、「なぁ?」とか「さぁ?」みたいな
挑発するような煽るような変な歌詞あった。笑
サビのメロディの終わり方もなんかねじ曲がってて変だった。
ギターかっこよかった。

なんかもう真ん中の人のパーソナルがどんどん曲に滲み出てきてる気がする。

新しい。バンドとして新しい姿を見た。
リリースして欲しいなぁ!
歌い終わった後、山内くんが「良いと思ったらツイッターとかで言っといて」って言ってた。
お客さんの反応もすごく良かったような。

BOYSかGIRLSかって言ったらBOYSっぽい感じがした。
というかGIRLS盤、作れるのか……?

en3.徒然モノクローム

山内史上最も大きい目を見た気がする。笑

いい感じに空気が混ざり合った、良いアンコールの徒然だった。

山内「また浜松来ます!またここに来れるように…がんばります(笑)」

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終演後、床みたらビタビタだった。
雨のせいかな、と思ったけど、もしかしたら、(湿気?)
なんか普通のライブハウスより温度高い気がする。
公演中にどんどん温度と湿度が上がっていってちょっと息苦しいぐらいだった。
夏場、しかも暴れる系の人達だと大変だろうなー。

たぶん、ツアー最初見た時、
嬉しそうで嬉しいんだけど、このままゆるゆるーっと行って
自分の望まぬ方向にバンドが行ってしまったら…
と変な心配してたんだと思う。いらぬ心配だった。
基本、やっぱり硬派だよね。MCもそんなに多い訳ではなく。
ピシッと締まったライブだと思った。

福井、富山と新曲以外、寸部違わずセトリ一緒!
まぁそういうタームの日に自分が来たというだけの話…。