SMA41st その他

曲数的にはまあまあ。
イベントだからきっと物足りなく感じるだろうなーと思ったけど、
終わったあとやっぱり物足りなかった。
ワンマン行きたい。
でも翌日は若干充電されてるのを感じるから不思議だ。
スマホの充電16%→40%になるぐらいには)

と、それとはまた別の意味での物足りなさ。
熱い感じではなかったけど、みんな楽しそうに盛り上がってはいた。
でももっと、ファン以外の人もいる現場で、人々の気持ちをぐぐっと集中させて巻き込む強い何か。

15時のトップバッターの時間帯は席に座ってる人がまだまばらで、
出てきた時スカスカだったら悲しいなーと思ったけど
始まってみればそんなに悲しい感じではなくそこそこ埋まっているようには見えた。
引いて見るとどうだったんだろう。
まぁ今回は単純に事務所内での上下関係(先輩後輩)だろうけど、
他のフェス出てる時思う。
時間帯とか、演れる曲数とか、力(いろんな意味を含むけど)があれば、
それだけいい環境が与えられるんだろうなーと。
「勝つことが目的ではなくて、勝つことで得られる何かが自分を自由にしてくれればいい」
って昔あるアーティストが言ってたのを思い出す。

ユニコーン氣志團ファンがとても多かった。
フジファブリックファンもたまに発見した。
はじまりましツアーTと果物タオル巻いてたからわかった。
こういう時こそツアーTを着たらいいんだね。
あんまりツアーTを着る文化がないんだけど(自分が)、
フェスとかではツアーT着ようと思った。

私の左右の席の人は誰ファンかわからなかったんだけど、
左の人はユニコーンの時ツアーグッズ?の赤いスケルトンの懐中電灯みたいなやつ振ってたから
ユニコーンファンだったんだと思う。
阿部さんがそれを1本投げた後もう1本ポケットから出してたから、
あれ投げてもし私が拾ったら隣のユニコーンファンにあげようとか想像してたのに
飛んでこなかった。
前後の席は氣志團ファンに囲まれてた。
始まったらめっちゃ暴れたりするのかなぁ…と思ってひやひやしてたけど、全然そんな事なかった。
私のまわりの人達は終始ゆるーく楽しげに振付踊って楽しんでた。
氣志團ファンの人は綾小路さんがかわいくてしかたないみたいね。
何かするたび翔やん(って呼んでる?)かわいいかわいい言ってた。
どこのバンドもそうか。ユニコーンファンが奥田さんを愛でるように。
みんな自分とこの子はかわいい。

それにしても、フジファブリックファンは大変控えめ…。
かくいう私も、バタアシのグルグルを忘れるくらい動揺していた訳だけども。

氣志團ユニコーンの間に外へ出て赤レンガの建物を見物して戻ろうと施設を出ようとしたら
出口のところで止められて、なんだろうと思ったらその前をユニコーンの阿部さんと川西さんが
ステージの方向へ歩いていった。めっちゃ普通のところを歩いていくんだね。(この2人だけ?)
他の人が演奏してる間、出演者は赤レンガ内のどこかで待機してるのかな。
てっきりステージ裏に楽屋みたいなのがあって他の人が演ってる音聴いてんのかと思ってた。<他の出演者の感想など>

氣志團見るのはフジフジ富士Qぶり。
あれは特別な感じだったから、ちゃんとしたのはほぼ初見みたいなもん。
始まった時、綾小路さんが「おまえらー、何組?」とか言ってたから
これからものすごい煽られんのかなぁー、怖いよーと思ってたら、そんな事もなく。
綾小路さんは口調がとてもマイルドで優しかった。

MCが上手くてめちゃくちゃおもしろかった。
あの話術でどうやっても生きていけそう。
(ってあなたと夜と歌謡曲の時リリーフランキーに対しても思ったけど。笑)
全部おもしろかったけど、これからの告知・・・で
「この後は楽屋でお弁当を食べます。笑」
「だって別に、いらないでしょう?だって、前のブロックと後ろのブロックの温度差が(笑)」
って言ってたのが一番おもしろかった。
そこにある事案を瞬発的にネタにするそのMC力。

あの踊りは自分達で考えているのかな?

最後、自分達のライブを締める大事な場面で「茜色の夕日」を歌ってくれてすごく嬉しかった。
フジフジ富士Q思い出してちょっとホロリときた。
いい人達なんだろうなぁ〜。

最初のユニコーンの「SMA〜人生は上々だ」のカバーもすごく楽しかった。
イベントに合わせる柔軟性があって、それを出来る技術があって、
またそれを自分達らしく面白く仕上げるアレンジ力もあって、
とことんエンターテイメントの人なんだなー、とその必死な背中を見て思った。

綾小路さんがお立ち台に立って歌ってるのを見て。
山内くんはお立ち台でギターなしで歌う時棒立ちだなと思った。笑(それがよい)

トリのユニコーン
なんか奥田さん以外もみんな結構歌うんだね。
ユニコーンてこんな風になってんのかって驚いた。

そして2009年の年末のRADIO CRAZYで聴いた「HELLO」を再びここで聴く不思議。
やっぱり心震える。

「大迷惑」で元気にお客さんを煽ってる奥田さんとか
「ペケペケ」とか「素晴らしい日々」を聴けてとても不思議な気分になった。

バンドっていいなぁ。
60になっても70になってもこんな風にバンドを…って夢みたいなこと、ユニコーンは実現しつつある。
フジファブリックも、40になっても50になってもおじさんになっても
いい感じでずっと音楽続けてくれてそれを見ていられたら、そんな幸せな事はないな〜。

ユニコーンのMCもおもしろかったけど、一番おもしろかったのは
奥田さんが「ユニコーンではあんまり歌わないのになんか疲れる。」
「こういうの(楽器)パコパコ叩いてるだけなのに、疲れる。」
「見てるだけで疲れる…?」←酷い。笑

今日集まったバンドってみんなキャラクター立った人達ばっかりだね。笑
SMAって事務所がそういうバンドを集めてしまうのだろうか。

私は「大迷惑」とか「素晴らしい日々」とか聴けてとても嬉しかったし、
One Night Carnival」とかも知ってる曲!と思ったけど、
ファンの一部は「もーええわ…」って思ってるんだろうなーと思った。
この「大定番曲問題」って絶っっ対どこの世界にも存在して、
この問題抱えてないミュージシャンなどいないと思う。
でも「またか!!!」ってブーブー言えるのは、そのバンドが続いている証拠でもあって
しあわせなことだよねぇ。本気で怒ってる人もいないと思うけど。笑

事前情報では、SMA祭りはいつもコラボ的なものはしていないようだった。
前日はあったようなのでほんのちょっとは期待したけど、なかった。(ユニコーンのみのアンコールだった)
バンドだし、合わせる時間もなさそうだし、(フジさんクタクタだし)、
無理だよねーと思ったけど、やっぱりなかった。
昨日のスカパラだったら何かコラボってたかもしれないけど、
今日のメンバーでのライブすごく楽しかったから、別にいいや。

帰り道は日本大通りが混むかと思い、関内から帰った。
(当日ハマスタはデーゲームをやっていてナイターはなかったので)
赤レンガ倉庫は駅から近くていいね。
昼間野球やってるスタジアム外から見たけど、中から歓声とか聞こえて
盛り上がってて楽しそうだったなー。なんか新鮮だった。
サッカースタジアムの周辺と同じような雰囲気。
でもあの日は日本大通りでもそんなに混んでなかったかもね。
イベント座席ありだったし。