フジフレンドパーク2015 @Zepp DiverCity TOKYO w/キュウソネコカミ

初めてのZeppダイバーシティ東京
東京でフジファブリックのライブ見るの初めてだ。
どんなホーム感なんだ?んん?
対バン相手のキュウソネコカミに関しては
FM802で隔週でやってるラジオで知ってる範囲の知識しかなく
そこで流す曲もあんまり覚えてなくて、予習もせずに来た。
今までもあんまりライブ行くのに予習とかしたことない。
予習なくてもピンと来る時はピンと来るし。

Zeppダイバーシティ東京ダイバーシティ東京プラザという商業施設の2Fにあって、
フードコートを突き抜けていった時は「ほんとにこの先にライブハウスがあるんかな?」と思ったけど、
ちゃんとあった。(外からまわった方が近いのかな?)

東京のしかも新しいライブハウスは段取りが良いね。
40番ぐらいまでは1人ずつ呼んでた。
でもあの入場の時掲げてるぺらぺらめくる数字のやつは意味あるのかな?
(バラエティで卓球対決とかする時にめくるアレみたいなやつ)
妙に原始的で、めくる人が靴を脱いで靴下で細いテーブルに登ってめくってるから
テーブルから転落しやしないかと気になった。

入場待ってる時、キュウソファン多いなーと思った。Tシャツ着てる人多し。
グッズ列もキュウソの方だけ長蛇の列。
(フジは「すぐ買えますよー」って言われた…)

中に入って、「横っ広い会場だなー!」と思った。
この前まで行ってたのが狭狭だったから、そのギャップだろうか。
端から見た景色が全然違って、センターがすごく遠くて、広大だった。

音はいい具合で聴きやすかった。
久々に見た広いステージに立つフジファブリックもやっぱりいいなーと思った。

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初めて見るキュウソ、イメージから
「ファンの人、めちゃめちゃ暴れるのかな?」と戦々恐々だった。
でも、これも修行かな?怪我さえしなければいいかな?と覚悟して臨んだけど、
そんなでもなかった。(圧縮はあったけど)
本来はこんなんじゃないのかな?
ワンマンじゃないし、フジファンも混ざってたから中和された?
それでも、フジワンマンに比べれば激しいめだった気がするけど、
東京だからかな?よくわかんなかった。
それに影響されてか、フジの時もキツめだった。
終わった後汗だくになったー。

キュウソのボーカル、細っこくて小柄だったなー。
MCで「良かった!意外と知ってるぞ!」「フジファブリックファンの人、予習ありがとう!」
フジファブリックのファンの人達引くからお前らちゃんとしろよ!」「迷惑かけんなよ!」とか、
フジファブリックのファンをめちゃ気遣ってた。笑

曲に関しては、記憶が…。
やはり、ナウシカっぽいアレとか脚立とかコスプレとか
そういう飛び道具的なイベントばかりが印象に残ってしまった。

「モノノケハカランダ」のカバーはとても嬉しかった。
つい最近のツアーでカバーしてたという「銀河」が来ると思ってたから意外だった。
他のバンドの曲、何曲も演奏出来るってすごいね。
て、そうか、コピーしてたんだっけ。
ギターソロとか、おんなじように弾いてんのに全然違っておもしろい。
ギターの人がとても楽しそうに演ってんの見て笑ってしまった。

「お願いシェンロン」という曲でキュウソのボーカルがフリーザのコスプレして歌ってて、
途中で金澤君が桃白白のコスプレして出てきた。
キュウソって毎回人の上に登ったりしているんだろうか?
「山内くんは・・・やらんだろうなー(無理だろうな)」と思ったら、金澤君がやった。
「柱」と書かれたデカいビート板みたいなグレーの板に乗って、2人は左右から客席へ流れていった。
人に運ばれてる途中、金澤君が付けてた髭すぐ取って客席に投げてたのが気になった。
(なんではずした?と。笑)


転換のちフジファブリック

今日のフジファブリックは、やー、グッとくるものがあった。
キュウソのライブを受けて初っぱなからして、なんか違った。
バリバリ気合い入ってた。
先輩やってる姿が初めて見る姿だからかな?こちらが刺激を受けてしまった。
2マンだから、イベントだから、いつもと違う雰囲気を楽しもーぐらいに思ってたのに、
シチュエーションとか、事前に想像する「こんな感じかな」みたいなのを越えてくるからこわいわ。

銀河始まりで「おっ」となって
夜明けのBEAT〜シャリー〜夢みるルーザー〜WIREDと
攻めのセットリストだった。

山内「先輩らしく、負けないようがんばります。」

特に、今日聴いた「Green Bird」は今までライブで見た中で一番だったかも。
(この「一番」は、新しいライブを見るたびよく更新されます)
イベントでこんな歌聴けるなんて思わないじゃないですかー。

歌を聴いて泣いた事ないけど、嘘、大泣きした事はないけど、解散ライブでも泣いた事ないけど、
今日の「Green Bird」聴いて、わーなんか泣くかもーと思った。(泣いてないけど)
それぐらい、心をかき乱された。
他の曲にもちゃんと思い入れはあると思うけど、今の「Green Bird」に対する力の込め具合はレベルが違う。
「伝えてやるーーーーーーー」って思いが強すぎる。
一番高いとこ歌う時力入りすぎて頭が揺れる、みたいな。
そういう姿見て、やっぱり違う人みたいだ、と。
歌い終わって、もう一回見たいと思ってしまった。
今は「Green Bird」歌ってる姿見るのが一番おもしろい。

「Green Bird」歌い終わってまた
「どうだったー?」「今までと全然違うでしょおーーー?」笑。
シリアスな歌と、その直後の脳天気なMCのギャップに笑ってしまう。

山内「後輩なのに、しばかれたらどうしようと思ってたけど(笑)…いい子達で。いい子達って言ったらあれか、ほんといい人達で。
学生時代からコピーとかしてくれてたみたいで、モノノケハカランダのギターソロとか、「こんなもんかなー(笑)」とか
「ちょっと間違えたけど、これがいいよなー」とか言ってた部分とかも完全に再現してて(笑)。」
客:笑

山内「2つのバンドにドラゴンボールという共通点があるとは。」

山内「ドラゴンボールって知ってる?」

山内「やりたかったー」って結構しつこく言ってた。笑
やるとしたらピラフ一味?とか。

山内「桃白白、つい最近思いついたみたいな感じで言ってたけど、あれ、何ヶ月も前から準備してましたからね。」
客:笑
金澤「言わないでよー。」
金澤「最初、本物の丸太に乗ろうと思って発注したんだけど(笑)。でもスタッフの強い反対に遭って、却下されました。」
客:笑
金澤「相手は孫悟空やると思って。だったら桃白白にしようって。そして出てみたらフリーザーで。」
山内「第四形態やからね(笑)。」

山内「昔ライブで志村くんに「歌え!」って言われて歌った事がある。」
で、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」!
これ、昔のレポでフジファブリックのライブで「山内くんが結構ガチに歌った」「上手かった」というのを読んで
その様を想像して「ふはー」と思っていたので、実際それを目の前で聴いて、ほんとにほんとに不思議な気分だった。
その当時のレポにタイムスリップしたみたいだった。
その時とは状況も雰囲気も違うけど。
こんな事、あるんだな〜〜〜〜と思った。

んで、このカバーが、ほんと良くて!
この人カバーうめーなーと思った。
いつの間にこんなカッコ良い声になったのかね。
今日の歌声はほんとに好みだった。
コール&レスポンスも楽しかった!

終わった後、

山内「確かにこれは、気持ちいいわー。」
客:笑

この後も、歌の途中気に入った様子でしょっちゅう「波動拳!」の手やってた。

山内くんが「アンコールあるよ♪」みたいな感じで言って、捌けてった。
ちょうどその頃巷でアンコール論議みたいなのが巻き起こってたから、
それを受けてかな?とちょっと思ったけど、別に何も考えてないかも。笑


アンコール。
フジファブリックとキュウソの面々が肩に手を乗せ電車状態で出てきた。

山内「ライブ、すごかったねぇー。脚立とか、いつもやってるの?」
セイヤ「いつもはやってないです。」←ほんと?
セイヤ「今日は先輩ぶっつぶしてやろうと思って。」
客:笑
山内「こんなかわいい顔してんのに」
セイヤ「・・・キャーーーーーー!!!」←顔を覆って照れる
山内「かわいい顔してんのに、フリーザのカッコとかするからビックリした。」
セイヤ「いつもはこんなことやってないです。」
キュウソファン:えーーーーーー
セイヤ「何言ってんねんお前ら!!!」
山内「いつもこんな風に突然大きい声出すの?」←
キュウソファン:(うん、出すーー)←みたいな反応を感じた…

ベースとドラムの2人が手持ちぶさた?で、
さっき金澤君らが乗ってた「柱」のボードを持って出てきてたのを見て、
山内「(漢字の)柱の木が短い」
客:笑
金澤君がかなりこの「柱」の2人を気遣ってた気がする。(気遣いの人…)

セイヤ「リハではドラゴンボールやってなかったですよね?それがすごいなと思って。」
山内「リハでやるのもなぁ…て言ってて。「あ、やるんや」って思われるのが怖かった(笑)。
ギターでほんのちょっとフレーズ弾こうとしたら、ダイちゃんが(潜めた声で)「ちょっ!(ダメダメ)」って。」
客:笑
山内「ねえダイちゃん、」
と言って振り返ると、キーボードの2人(金澤君とキュウソのキーボード)がなんか楽しそうに喋ってて
キーボードブースの中でふわふわ漂ってて笑った。
金澤「えっなになに」
山内「完全に別世界に行ってましたよあの2人。」
客:笑

金澤君が(キュウソのキーボードに合わせて?)黒縁眼鏡掛けてて、
金澤「そこで買ってきてもらいました(笑)。」
山内「2人そっくりやね。」
キュウソキーボード「全然顔の中身違いますけど(笑)。」

セイヤ「ツアーでもカバーしてましたし。」
山内「えっほんと?」
山内「俺らもメガシャキとかカバーやりたい。」
セイヤ「えっ!いいんですけど、後輩の曲ですよ!?いいんですか!?」
山内「後輩やけど……、友達やん。」
客:笑
このうさんくさい感じで「友達やん」って言うの、もう1回ぐらいどっかでやってたような。笑

本編で「銀河」やったけど、また「銀河」でもやるのかなー、と思ったら、

「虹」!!!

キュウソのボーカルはずっとエアギターしてて手持ちぶさたそうだな、と思ってたら
途中で山内くんがキュウソのボーカルに自分が弾いてたギターを掛けて、
キュウソのボーカルは最初恐縮しつつギターを受け取って、
ピックないのに気付いてぱくぱくと慌てた様子でピックを要求して、
山内くんがさっと手渡し、ギターガシャガシャ弾き出した。
その一生懸命弾いてる姿とそれを片膝立ちで客席に背中向けて盛り上げてる山内くんの姿が
息子と父親みたいでほほえましかった。

その背景でキュウソのギターもすごい勢いでギター弾き始めて
なんだこのWギター?笑 とその景色がおもしろかったんだけど、
あとからキュウソのギターがツイッターで(ラジオでも言ってたけど)

オカザワ ‏@Okazawa_zawa 7月1日
最後のソロまわしで、山内さんが「せいや!」って言ったのを「ギター!」と聞き間違えて、弾きまくってしまったのは秘密です…笑

と書いていたの読んで笑った。

弾き終わった後、キュウソのボーカルがペコペコお辞儀しながらギター山内くんに返してた。
それに対して山内くんも(真似して?)ペコペコお辞儀してた。笑

キュウソが下がった後、
山内「次は・・・キュウソが呼んでな!」
客:笑

ここで「秋にツアーが決定しました!」って発表があった。
そう、いつでも重大発表は東京。
やっぱり目の前で新しい発表を聞くのは嬉しいね。
山内「日程言っていい?言っていい?」って袖に念入りに確認して、OKが出たようで
山内「ホールツアーやります。初日は10月25日、日比谷野音。久しぶりの野音です。」
客:おおーーーーー
山内「あとNHKホール、加藤さんの地元の石川でもやるし…あと…」
(何か特別な発表が??とドキドキしていたら)
山内「……………11月で終わり?」
客:笑

フジファブリックオンリーの「徒然モノクローム」でライブ終了。

山内「出てきたらええやん!」って言って、袖にいるキュウソの面々を呼ぶ。


最後、みんな手をつないで挨拶。
山内くんが手を差し出してキュウソのボーカルがその手を取るのを遠慮っぽく一瞬躊躇。
謙虚だなー。笑 キュウソの人、先輩の前で大人しすぎ。笑
よくこの人が「コミュ障なんで」って言ってるの見かけるけど、
フジファブリックの前では終始オロオロした目をしていた。
なかなかお辞儀から顔を上げないので、何名かがワタワタしてた。笑

キュウソの人達は本当にフジファブリックをリスペクトしてるのが伝わってきて、嬉しかったなぁ。

ステージの上に相当な人数がいたんだけど、たくさんの人がいるって楽しいな。
そして、その中心に立ってまとめる山内総一郎。というのがなんか不思議だった。

またフジの先輩ヅラ見たいなぁ。



SET LIST

キュウソネコカミ

1.GALAXY
2.ファントムヴァイブレーション
3.MEGA SHAKE IT !
4.DQNなりたい、40代で死にたい
5.モノノケハカランダ(フジファブリックカバー)
6.Scary song
7.お願いシェンロン
8.ビビった


フジファブリック

1.銀河
2.夜明けのBEAT
3.シャリー
4.夢みるルーザー
5.WIRED
6.Green Bird
7.CHA-LA HEAD-CHA-LA影山ヒロノブカバー)
8.星降る夜になったら
9.バタアシParty Night
10.Magic
11.LIFE
en1.虹(フジファブリックキュウソネコカミ
en2.徒然モノクローム