音エモン3 音力

2015/7/4.11.18 関西テレビ音エモン」(番組ナビゲーター:近藤夏子
2015/7/15 読売テレビ「音力〜ONCHIKA〜」(MC:宇都宮まき

音エモンとか音力とかいう素晴らしい番組。午前3時とか4時とかだけど。
テレビ関係で関西に住んでて良かったと初めて思った。
山総さんが大阪出身だという恩恵を意外と受けているのかな?

音エモン夏の大三角関係の設定の説明の時山内くんがブワーッと喋りだしておもしろかった。
メンバーとかスタッフに説明する時ってこんな感じなのかな。
すごい設定が具体的なんだね。
本書けそう。

詞先ってほんと珍しいタイプだと思うんだけど。
詞先、詞先って「しせん」って言ってた。

作った曲を聴かせる時の金澤君のエピソード、いいなぁ。
こんなメンバーに囲まれて、のびのび自由に音楽やれているんだなー。
山内家に集まって制作するのも継続中なんだね。

音力は、もっとゆかりの地とかまわるのかと思ってましたー。
全然ゆかりなくてビックリ。(初めてCD買ったTSUTAYAぐらい…?)
贅沢言わない。これは茨木(大阪)のPR番組なのだから。(?)
立命館茨木キャンパスにある立派なホール、ここで凱旋もいいけど万博とかもいいな。


2015/7/18 音エモン(番組ナビゲーター:近藤夏子
MONTHLY PICK UP フジファブリック

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近藤「6月24日「BOYS」というミニアルバムをリリースされたということで、今回のアルバム、拘った点、すっごい拘りあると思うんですけど、なんか、こう…」
山内「すごい拘りないんですよ。」
近藤「え!」
山内「え?(笑)」
近藤「え?ってされたけど(笑)、拘りないんですかー。」
山内「拘りっていうのはそんなになくてー、あのー、その曲にいい、まぁアレンジというか、音があったらいいなーぐらいで。それぐらいっす。なんか、いいのないかなーみたいな。」
近藤「それってレコーディングの時にこうしようああしようみたいになるんですか?」
山内「も、どの段階でもあって、曲を作って、まず僕の家に三人集まって、弾き語りで聴いてもらうんです。メンバーで。」
近藤「えっ何、それすっごい素敵。」
山内「でー、それに対して、キーボードの金澤が録音しながらキーボード弾いたりして、うちにある機材で、でベースの加藤も弾いて、その時点で生まれるのもありますし、スタジオでまぁこういうものでこうキューン、みたいな(レコーディングスタジオの卓の前(みたいなセット?)でインタビューしているので、振り返って機材を触るフリ)のも、たまにあったりして、そういう、ま、そういうと拘ってる風に聞こえますね。」
近藤「いや、はい、今めっちゃ拘ってると思いながら聞いてました(笑)。山内さんにとってフジファブリックさんにとって、拘りじゃない部分、当たり前にやってる事がこっちからすると、あ、だからこういう楽曲が生まれるんだ、拘ってくれてるんだって感じるのかもしれないです。」
山内「あーそう言っていただけると、なんか得した気分です。」
近藤「得した気分(笑)。実際ね、そうやってギターでお二方に聴いてもらう時とかって、メンバーに聴いてもらう時って緊張ってするんですか?」
山内「えっとー、あんまりしないですね。」
近藤「はっそうなんだ。」
山内「こんな曲出来てんけどって(ギター弾く手)100%は答え決まってるんです。」
近藤「なんですか?」
山内「"いいじゃんいいじゃん"」
近藤「(笑)」
山内「ハハハハハハハ」
近藤「もう100パーでそう言ってくださるんだ。」
山内「金澤は100パー言いますね。いいじゃんいいじゃんって。いいじゃんいいじゃんやってみよう、みたいな。」
近藤「うわー素敵、でもそれすごくいい、素敵。」
山内「ほんと?って俺思ってますけど。ハハハハハハ。」
近藤「(笑)」
山内「本当なの?って(笑)。」
近藤「毎回そういって言われるとね(笑)。」
山内「でもそういう風にやってるんで、あまり緊張した空気感ではないですね。僕んちですし。」
近藤「そっか。」
山内「はい。スタジオとかじゃないですし、こんな(卓)とか家にあったらいいなとか思いますけど。それに、キッチンとかで(笑)。はい。」
近藤「でもそうやって楽曲生まれてるんですねー。」
山内「そうですね。」
近藤「今回のアルバムでいうと、3曲目の「夏の大三角関係」、あの曲で結構楽器が遊んでるというか、拘ってるというか、遊んだ楽曲だっていう風に聞いたんですけど、どういうところがっていうのは。」
山内「あれは曲の、あの、まず歌詞から書くんですけど、詞先で。」
近藤「詞先なんですか!?フジファブリックさん?」
山内「僕だけですね。キーボードの金澤はメロディで、加藤さんもメロディかな…まぁ両方そうです。」
近藤「詞先なんだ…!詞先の曲じゃない!」
山内「まぁ後からメロディとか後からまぁそりゃありますけど。」(←驚かれすぎてたじろいでる)
近藤「でもすごい、詞が先なんですね。」
山内「詞が先の方が、なんか、ねぇ、詞があとあと残ってるっていうのは。」
近藤「いやおもしろいしー。」
山内「夏の大三角関係は、その中でも詞を書いてる時なんか設定が浮かんできて、あのー、だいたいこう、二十歳前後の男性4人バンドが演奏してる曲にしよう。で、その、そのボーカルの彼は、あのーギターを始めてまだ3年ぐらいなんですよ。で、なぜギターを始めたかって音楽を始めたかっていうと、perfumeがほんと好きだったんです。」
近藤「はい(笑)。すごいな細かいな設定が。はい。」
山内「perfumeが本当に好きで、まぁちょっと土地は言えないんですけど、結構な田舎に住んでて、Wi-Fiは飛んでない、ガラパゴスケータイ、でもperfumeはほんとに好きだった。でも音楽をやるきっかけを与えてくれたperfumeみたいなあんな音楽を作りたいと思って、ああいうボーカルのエフェクティブなものだったりとか、ああいうのも、情報がないから地声だと思っちゃってるんですよ。「あれはあーちゃんの地声じゃないか」みたいな。情報がないから。だからそれを、でも声だけは個性だっていう妥協をしながら、あのー、作ったんですよ。で、作ったところ、perfumeにしたいと思って作ったところ、出来上がった時になんか違うなぁ、って言ってる曲なんです。」
近藤「ちょっちょっ(笑)。待って嘘でしょ?(笑)」
山内「そうです。」
近藤「今ストーリー締めくくったとこですか?着地しました?(笑)」
山内「なんか出来たけど、なんかperfumeにしたかったのに何か違うもんができちゃったなぁ、っていうコンセプトで、そのレコーディングするエンジニアの人にもまずこれ話して。」
近藤「エンジニアさんにもそれ伝えるんですねー。その描いた情景というか出来がった時のこの曲のイメージ。」
山内「蝉鳴いてます、とか。」
近藤「うわーすごい。」
山内「ああいうこうすごいシンセサウンドとは真逆な。蝉の鳴き声が聞こえます、とか。そういうのもちょっと説明しながら。」
近藤「おもしろい。」
山内「花火の音を入れたいです、とか。花火の音を入れる時にMoogってシンセで作ったり、ま、そういうのやったり。」
近藤「そんな作られ方してるとは思ってなかったです、おもしろいなとは思ってましたけど。」
山内「はいはい」
近藤「楽曲的に。」
山内「そうですそうです。」
近藤「これ聞いて、今のお話を聞いてもう1回聴くともっとおもしろい気がする。」
山内「かもしれないですね。なるほど!って思うところもあるかもしれないですけど。明らかに違うだろって。ハハハハハハハ。」
近藤「(笑)。ほんまにその情景がーみたいなのもありつつ。」
山内「そうです。まぁまぁそういう設定が頭に浮かんじゃったもんなんで。」
近藤「いやでもすごい素敵な、今のお話聞けた方、今見られてる方はすごいスペシャルな気持ちでまた楽曲聞けるんじゃないかって。」
山内「そんなんで曲作れんのかとか思っちゃう…(笑)」
近藤「いやでもそういうのが大事なんじゃないですか?」
山内「あーそうなんですかね。」
近藤「私も全然わかんないですけど、音楽の事とかわかんないけど、そんな気がする。」
山内「あ、ほんとですか。なんかそう言っていただけると勇気が湧きます。」
近藤「最後になるんですけど、山内さんの方からですね、TVをご覧のみなさんに、これからのフジファブリックの目標だったりとか、こういったところ見て欲しいとか、そういう気持ちも込めてメッセージをお願いします。」
山内「えーと、フジファブリックはですね、そのデビューして11年目なんですけど、あのー、まぁ年に2回はツアーをやってますし、あの、ま、フェスとかも出てますし、あのとにかくライブで見るのとCDで聞くのと両方美味しいと、二度美味しいバンドだと自分達で思ってるので、ぜひあの新しい「BOYS」っていうミニアルバムとライブと両方来ていただけたらなと思います。」