浜崎貴司 GACHI 高野山開創1200年記念 SPECIAL LIVE
浜崎貴司 GACHI 高野山開創1200年記念 SPECIAL LIVE
高野山壇上伽藍特設会場
開場 13:30 開演 14:30 終演 18:00頃出演者
浜崎貴司
YO-KING/真心ブラザーズ
山内総一郎/フジファブリック
つじあやの
根本要/STARDUST REVUE
吉井和哉
スガシカオ
高野山は寒暖差激しい!地上とは気温が違う!というのを聞いて
RISING SUNばりの装備を持っていってたんだけど(ダウン持ってました)
着いた時は日がギラギラに照って暑くて「服間違えた!」と思った。
寒すぎるよりはいいけど。
日が暮れて椅子にじっと座ってたら寒くなってくるかと思ったけど大したことはなかった。
会場に着いたら山内くんのギターの音がお出迎え。(なんて贅沢な…)
ずらっと椅子が並べられた会場で既にリハが行われていて、
山内くんはYO-KINGのサマーヌードで浜崎さんとギターを弾いてた。
笑いながら、和やかにリハは進んでいた。
隣で椅子に座ってる浜崎さんとあーだこーだ言いながら打ち合わせしてるのが聞こえておもしろかった。
山内くんがマイクの前に立って、若者のすべてを歌い始めた。
その時、会場に来てリハを見ていた人からわぁ…っと歓声が上がった。
はっとなった。
あーそうかー若者のすべては高野山まで来たんだなー。
北海道、山口と、山内くんに連れられてこの夏いろんなとこ行ったんだなー。
2番は浜崎さんが主で歌ってて、その更に高いところを山内くんがコーラスで歌ってた。
浜崎さんはリハでは高いとこ歌ってなかったなー。
本番の為に喉を温存してたのかな。
若者のサビの高いところはほんと高いんだな。
太陽の光がギラギラして陽炎が揺れてそうな灼熱の中で聴いた若者のすべて。
今日聴いた中でこれがなんか一番印象に残った。
その不思議なシチュエーションもそうだけど。
リハでのびのび、でも真摯に歌ってた。
その後下手側のマイクの前でチラッと歌ってた奥田民生のThe STANDARDのカバー、
(あなたがいないと/死ぬほど寂しいと/言えるまでの愛じゃないと〜あたり)
あれを、あれを、GACHI東京でやってくれー。
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ステージの上に既に出演者のギター全員分が並べられていてワクワクする。
声明・独唱(30分ほど…?)のあと、司会者のFM802のDJ加藤真樹子さんが軽く挨拶をして
浜崎さんが登場→出演者の名前を呼んで一人ずつ呼び込み。
出演者、長い廊下を歩いて登場。
登場もマイクの並びも出演順で下手からYO-KING、山内くん、つじあやの、根本さん、吉井さん、スガシカオ。
浜崎さんが「どうですか一言ぐらい」と言って
YO-KINGが「ヘイみんな元気かーい!」ってめっちゃ張り切って言ったから
山内くんもその流れを継承するのか……?と思ってヒヤヒヤしてたら
ゆるーく「……みなさんよろしくおねがいしま〜す」って言ったので、(お客さんちょっと笑ってなかったか?笑)
マイペースだな……と思った。
GACHIのテーマ(全員)
真心の桜井さんが作った曲で、GACHIの時毎回歌っているらしい。11月の東京でもやるかな?
高野山スペシャルバージョン。次歌う人の名前を歌詞に盛り込むらしい。
浜崎「キングちゃん 調子はどうだい?」→
YO-KING「総ちゃん 調子はどうだい?」→
山内「あや〜のちゃん 気分はどうだい」→
YO-KINGの総ちゃん呼び、(浜崎さんも総ちゃん呼びでした。あの辺の先輩はみんな総ちゃん呼び?)
今日隣のポジションになったが為、歌いながら名前を呼ばれるというつじあやのという幸福な人間……。
歌い方(呼びかけ方)めっちゃやさしい。
デイ・ドリーム・ビリーバー(全員)
浜崎「総ちゃんイントロお願いします。」
総ちゃんのイントローーーー
山内くんはサビの「ずっと夢を見て安心してた 僕は Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン」のところ歌ってた。
サビ嬉しい。どんなカバーも初めて聴くものは新鮮。
ここで浜崎さんに「総ちゃん。山内総一郎くん。」と呼び込まれる。
山内「どうもーーー。すごい後ろまで人ー。イェーーーーイ。」←どこまでもゆるい……
浜崎「キングがギター弾きたくないと。」
山内「ははは」
YO-KING「そうね。指が痛くなっちゃうんだよね。」
山内「はははは」
浜崎「という事でございまして、私と総ちゃん二人でサマーヌード弾いて、爆裂ハンドマイクで歌ってもらいたいと思います!」
(ここは後日FM802で放送されたFREE SPIRTSで放送されたMCの書き起こし)
二人ギター従えて贅沢だなーYO-KING。
今日の順番、全然想像つかなかったけど(ベテランが多いので早い目かなとは思ったけど)
この流れだとこのまま次山内くんか……?と思ったら
ブルー(山内総一郎)
最初のサビで声ひっくり返ったんだよね。
三人祭よりはだいぶ回復してたけど、8月の弾き語りあたりが声絶好調だったので
そこと比べるとかなり喉お疲れかなと思ったけど、そんな状況でもその状況なりの持って行く力があった。
高野山で聴いたブルー、口から引きずり出すような「まとめた言葉〜」だったなー。
ほんとにこの部分がすごくて心震えた。
山内「ありがとうございます。」
山内「僕は大阪出身で高野山の存在は知ってたんですけど、今回初めて高野山に来る事が出来ました。」
山内「なんか天候が心配されてたんですけど、なんとかこういい感じになって良かったなと思ってます。
なのでみなさん、最後まで楽しんでください。」
虹(山内総一郎)
虹の前奏弾きだした後、ストップ。手拍子を煽る。お客さん笑う。
高野山でもやるかー。
虹で煽って盛り上げてる様見て、頼もしいなーと思った。
お客さんの心を掴むMCとかスタイルが場数踏むことによって出来上がっていってるんだなぁと思った。
虹歌い出したらたまにパラついてどんよりしてた空が明るくなってきた。
あの荘厳な空気の中で「高野山ー!」て叫んでた。笑
もう空が持ち上がる〜 で山内くんが手を上げてワラワラと手を振ってお客さんがクスッとした後、
隣のあんまり動かず見てた男の人が手拍子しだした。
! 人の行動を引き出した!すごい!
ギター俺って言わないけど思いっきりギター俺。
今日あんなに左右に動き回ってる人他にいなかった。
ギャーーーッと掻き鳴らしてお客さんヒューッって盛り上がってた。
虹が終わった後、高野山の緊張したひんやりした空気がほぐれてあったかくなった気がした。
山内「ありがとうございます!」
浜崎「山内総一郎ー!フジファブリーック!」
山内「楽しいぜーーーーーーー!!」
客・浜崎:笑
隣でギター持って座ってる浜崎さんに「すごかったよー、かっこよかったよー」って褒められて「ほんとですか」ってにじり寄ったり、
急に改まって「浜崎さん、今日は呼んでいただいてありがとうございます。」って感謝しながらにじり寄ったりしてた。
(お客さんに笑われてた)
立ってる山内くんと座ってる浜崎さんの身長差……。
浜崎さんて背が高いのかな。
浜崎「総ちゃんは今日のメンバーの中で一番若い」
浜崎「話通じなかったもんね、登場する時「レッツゴーヤングみたいに」って言ったら「なんすかそれ」って(笑)。」
浜崎「フジファブリックの歌一緒に歌いたいと思うんですけど、一曲。」
客:パチパチパチ
浜崎「じゃあですね、若者のすべて、いってみたいと思います。」
歌割は1番山内くん、2番浜崎さん、Cメロ山内くんで最後は浜崎さん。
リハとは違う人前に出てちょっとかしこまった若者のすべてだった。
浜崎さんがサビを歌ってる時の高音に更に上に重ねる山内くんのコーラス、
高野山の澄んだ空気に刺さるみたいに透明できれいだった。
山内くんのコーラスは普通に歌ってる時とはまた別人格になる。
最後のサビの一音目で浜崎さんが(なぜか)歌わなくて、
山内くんの高い苦しそうなコーラスだけが聞こえて、それもなんか良かった。
山内「ありがとうございまーす!」
浜崎「山内総一郎君でしたー」
山内「ありがとうございました!」
山内くんの「ありがとうございました!」は時々ちょっと体育会系。
浜崎「それではもう一度、最後にみんなに登場してもらいたいと思います。」でまた全員名前を呼んで呼び込み。
呼び込む時、山内くんとか根本さんとかはそれぞれ「フジファブリックー!」「スターダストレビュー!」とか付けてたけど
吉井さんの時「無所属ーーー!」って言ってた。スガシカオの後にも「無所属です……」って言ってた。笑
山内くんが一瞬つじあやののマイクの前に立って(わざと?)「ひ、低い……」みたいな事やってた。
浜崎「それでは最後に、全員揃ってユニゾンで歌ってみたいと思います。「勝手にしやがれ」を全員でしたいと思います!」
勝手にしやがれ(全員)
ユニゾンはそれぞれの声がわからなくなるので一小節ずつ歌うのが好きだな。
こういうイベントの時はユニゾンのがリハが楽なんだろうなーとは思う。
浜崎「それでは最後にもう一回、GACHIのテーマでお別れしたいと思います。最後に一言ね、いただきましょうか。」
山内「ありがとうございましたー!またやりたいでーす!」←息絶え絶え気味に……?
山内くんが喋った後、いつもちょっとお客さんが笑う(失笑?)のはなんでなんだろう。笑
GACHIのテーマ・リプライズ(全員)
山内「あや〜のちゃん 気分はどうだい」(再)
もう一度歌った為、今日二回、歌いながら名前を呼ばれるというつじあやのという幸福な人間……。(リプライズ)
二回目なので順番逆になるかと思った。
最後にみんなで手をつないで万歳。
山内くんの両隣の、YO-KINGとつじあやのという幸福な……(もういい?)
YO-KING、山内くんあたりが流れで手をつないだままウェーブみたいなのやってふざけてて、稲葉法研さんの前で止まった。(当たり前だ)
アンコール、浜崎さんのMCと歌でちょっとホロリとしてしまった。
知らないだけでみんなそれぞれいろんな事情抱えてんだな。
っていうか今日ステージに立ってた人、みんなそれぞれ事情ありすぎ。
バンドの事、事務所の事、個人的な事……
そんな人達がステージに上がって歌って笑って、見てる人を笑顔にしてる。
歌とギターってすごいなー。
SET LIST
1. 声明・独唱(稲葉法研)
2. GACHIのテーマ(全員)
3. デイ・ドリーム・ビリーバー(全員)
4. Hey!みんな元気かい?(YO-KING)
5. どか〜ん(YO-KING)
6. 空にまいあがれ(YO-KING)
7. サマーヌード(YO-KING+浜崎貴司+山内総一郎)
8. ブルー(山内総一郎)
9. 虹(山内総一郎)
10. 若者のすべて(山内総一郎+浜崎貴司)
11. クローバー(つじあやの)
12. 愛する人へ(つじあやの)
13. 風になる(つじあやの+浜崎貴司)
14. 木蓮の涙(根本要)
15. 今夜だけきっと(根本要)
16. いのちのこたえ(根本要+浜崎貴司+つじあやの)
17. TALI(吉井和哉)
18. CALL ME(吉井和哉)
19. JAM(吉井和哉)
20. 球根(吉井和哉+浜崎貴司)
21. 黄金の月(スガシカオ)
22. Progress(スガシカオ)
23. 夜空ノムコウ(スガシカオ+浜崎貴司)
24. ドマナツ(浜崎貴司)
25. 幸せであるように(浜崎貴司)
26. 勝手にしやがれ(全員)
27. GACHIのテーマ・リプライズ(全員)
28. BEAUTIFUL!!(浜崎貴司)