フジファブリック HALL TOUR 2015 Hello!! BOYS & GIRLS@NHKホール

会場 東京 NHKホール
開場 17:15 のはずが17:30 !!!
開演 18:00 のはずが18:15 !!!
終演 20:55 ぐらいですか?最後までいなかったのでわかりません!←…

開場時間結構ギリギリになってしまったー、とNHKホール着。
東京のホールは今までどこに隠れてたんだ、というぐらい男の人の姿を多く見かける。

開場時間17時15分、「会場内の最終チェックの為入場時間が遅れておりますー」ってスタッフの人が呼びかけてる。
東京、NHKホールでそんな事あるんだ〜、と思いながら待てども待てども開場せず。
ちょ、待って。今日終電ギリギリとかまったくそんな予定で来てないんだけど。
18時開演20時からアンコールツアーファイナルで押して20時45分終演
まーだいたいいける!で来たんだけど。
結局、17時30分、15分遅れで開場。

これ絶対18時開演無理でしょ…。
え〜〜〜〜〜〜〜・・・・・大阪だったらいくら押しても平気なのに………。
と思いながらも入場して粛々と仕事をこなし(FABチャンネルの福引きを回し→白球を落とす)
まぁなんとかなるだろう、と思いながら開演を待つ。
上手くいって10分押しぐらいで開演すれば…と思ったけど、きっちり遅れた15分押しで始まった。

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NHKホールってこんなに音良かったっけ。

1曲目のGreen Birdで山内くんの大阪からの声の回復ぶりに驚いた。
中1日、照準をNHKホールに合わせてきたような、完璧な歌声だった。
さすが、与えられた仕事を完璧にこなす男。
いっつもこっちが想像する「こんな感じだろうな」を越えてくる。

私の山内くんの声で一番好きなところ、スカーンと抜けるのが今日は本当に全開だった。
あー、この声だー・・・・・と思った。
ここ数ヶ月で最高の歌声だった。
その声聴いて、もうここで荷物まとめて帰ってもいいと思った。
…帰らないけどね!!!ハハハ!
と思ったけど、ほんとに荷物まとめて帰る事になるとは思わなかった。

続きまして虹。最終日ならではの無礼講。
最後山内くんがギターぶらさげたままゴソゴソと身をかがめて
入りづらそうにキーボードくぐってブース内に侵入した後、
金澤君に自分が持ってるギター渡して弾け弾けと。
若干戸惑った金澤君が椅子の上に立ってギターを弾きだし(ぎこちないけどそれなりにいい感じ)
山内くんが脇で手をヒラヒラさせてそれを盛り上げて。
山内くんがキーボードブースを抜け出てギター返してもらおうとするけどなかなか返してもらえなくて、
センターのマイクのところに戻って「何もない!」みたいな
外国人みたいな大袈裟なジェスチャーで手を広げてお客さんに訴えてて笑ってた。
やっとギター返してもらえて最後はギターを弾いて締め。

金澤「2曲目であれはないだろう(笑)!」
客:笑
うん…。本編終了間際とかアンコールでならわかるけど…。笑
山内くんが「今日は何が起こるか……!」みたいな事言ってたけど、
仕掛けてるのは君では……。笑

オリックス劇場の時は「拍手が降ってくるみたい」などと思いましたが、
今日はその降らせる側で
「拍手が降ってくる」なんて、降ってくるのは、お前が1階にいるからだよ!!!
オリックス劇場にいる自分に言いたい。

とはいえ、初めて見下ろすフジファブリック
囲碁将棋を見ているような、各自のポジション・フォーメーション?がよく見えて新鮮だった。
特に、金澤君のキーボードを上から見たの初めてな気がするけど
上から見た方が何やってるかわかりやすくておもしろかった。
段差のちょっと上からあのへんを至近距離でじぃっ・・・と観察したい。
ライブでそのような状況で見られる事って一生なさそうだけど。(そんな形状の会場ない?)

ステージの上が緑で、CG処理する時の背景のような?引越の時床や壁に貼る養生シートみたいな?
仮のような、今まで見た事のない不思議な色の床だった。
ライトが当たるとその色は見えなくなって、光が作る模様が床にハッキリ映ってきれいだった。
(でも別にそういう効果があるって訳じゃないよね?)

山内くんて、表情とかジェスチャーが細かすぎる(笑)ので
見えてると意味わかるんだけど、遠くになるとニュアンスが伝わりづらい。
Girl!Girl!Girl!の時も歌ってる途中なんで突然泣いてるのかわかんなかった。笑

でも遠くからでもテラッ、とした白い顔が上向くのが見えて、
「今2階3階見てるなー」とか、笑ってるのが、表情は見えないんだけど、なんか伝わってきて。
WILD BUNCHで「真っ黒なのに笑ってるのわかる…。笑」みたいなのを思い出した。
全身で気持ち発してる。

今日の夢見るルーザーとても良かった。
夢見るルーザーも今までの徒然モノクロームと同じように
ポテンシャルの高い曲なのにライブでそこまで弾けきってない、
もっといけるはずだ!と思う曲だったのだけど、
今日は締まってて良かったなー。来てほしいところに全部来る感じ。
ツアー経てグッとまとまって研ぎ澄まされたバンドかっこ良すぎる。

マボロシの街も、聴いてて荷物まとめて帰りたくなった。(本日二回目の)
ライブで演るマボロシの街はほんっっっと素晴らしい。歌も演奏も。涙ぐむぐらい素晴らしい。
最初に音源聴いた時はめっちゃ微妙な反応だったのに。笑
なんでライブで聴くマボロシの街がこんなに心を揺さぶられるのか、あんまり解析出来てない。
でも音楽ってそういうもんだろう。そういう方が楽しい。

この曲やってる時の山内くんがほんとに豊かで気持ちが満ちあふれてるのが伝わってくる感じで。
VOYAGERの時のホールツアーのTimeとか春の雪とか透明とか見て
「素敵な雰囲気だなーー…………」って恋い焦がれて憧れていた景色が
今、目の前に広がってると思った。ほんとにしあわせだった。


山内「…続きまして〜、」
客:笑
山内「続きまして〜、オンベィス!」
山内「オンベィス!」
山内「オンベィス!」
加藤「(笑)」
でキノウ。
最後に山内くんが適当に歌うとこ、やっぱり好き。

robologue、もはやこのツアーの楽しみのひとつになってる。
ねえ博士、の後の金澤君のキーボードの場面で山内くんが
「博士ーーーー!!!」って金澤君紹介してた。笑

アウトロ、どれだけの時間寄り添ったらギターとあんな関係になれるんだろう?
もはや山内くんが持ってるギター、あれが山内くん?みたいになってた。

あ、ギタリスト生きてた、と思った。

いや、生まれ変わった違う生き物か。
山内くんは一回生まれ変わったみたいなもんだからなー。


今日の若者のすべては山内くんが山内くんで歌ってて
、っていちいち誰とかもういいか。
その時々で入れ替わったりするのではなく、
その存在が消えたのではなく、
もっと広く、温度みたいにその存在を感じられたなぁ。
漬け物が重石のっけて時間をかけて浸透して味がなじんでいくみたいな(やな例えだな…)

若者すべてーECHOと続けて聴いて、
若者の歌詞は、完全に志村の言葉だなぁと思った。
そしてそのあとのECHOで山内くんが発する「優しくいたい」の感触がとても好きだと思った。

今日のECHOのギターも素晴らしかったなー。


山内「力入っちゃうなー」(見てる方も力入る…)

山内「今日が今年最後のワンマンです!…あれ違うか、今年の最後が今日のワンマン?」
客:笑(ゆる。笑)
山内「初日が野音で、ザッ、ザッ、ザッ(手を移動している。それぞれ名古屋、石川、大阪を表しているらしい)ときて」
客:笑(地名言わないのか……。笑)
山内「そして東京に戻ってきましたー!」
客:\おかえりー/

東京に向けてすごくやさしい声で「ただいま。」って言ってたなー。(ずるい)

ここでメンバー紹介して、最後に当然、みたいな感じで「志村正彦!」
山内「いつもステージに一緒にいるつもりでライブやってますんで。今後ともよろしくお願いします。」
客:拍手

大阪の時も言ってたけど、山内くんはその日ステージで思ったまま言葉を発して、
そのことによって自分で考えがまとまったり、自分で気付く、みたいなところがあるように思う。
同じ言葉でも、前より確信に満ちた感じになってた。

山内「こうやって、志村君と一緒に作ってきた曲や新しい曲をステージで鳴らす事ができて、
とても幸せです。幸せです。幸せです(笑)。」
客:笑(3回言った。笑)

山内「NHKホールといえば、この前椎名林檎さんのライブを観に行って、ここでやるんだなーと思って。
紅白歌合戦もここでやってるんですよね。白組の衣装着て、出たいなー……。なんちゃって(笑)。」

紅白にフジファブリックが出るような日が来たら楽しいだろうなー。
スタイリストさんにまた武道館の時みたいな気合いの入ったお揃いの祝紅白初出場みたいな衣装作ってもらうんだろうなー。
緊張しながら見るだろうなー。…って妄想。
山内くんは紅白に出たいし、広いところでやりたい人だろうなぁ。
どこでやっても姿勢は変わらないしそういうとこ好きだけど、
広いところでやったら(スタジアムとか)めっちゃ輝きそう。
そういうの、見てみたいけどな…。

山内「プロフェッショナルとか、ドキュメント72時間とか大好きです。
プロフェッショナルは坂東玉三郎さんの回とか、将棋の羽生善治さんの回とか大好きで、DVD買って持ってます。」
加藤「DVD借りましたね(笑)。」
山内「貸しましたね(笑)。」
山内「NHKホールなんで、そういう話をしました。」

そこで金澤君のプロフェッショナルのキーワードが出る時のポーンって音をキーボードで鳴らす。
客:笑(!!!)
もう一回ポーンと鳴らす。同じ音ー!ステージの上めっちゃウケる。
んで、山内くんがプロフェッショナルのオープニングテーマ「Progress」のイントロを弾き(そのまま再現されて感動した!!!)、
まさかの、声色変えてのスガシカオの歌真似…!!!笑 ちょっと似てるし!
いや、ミュージシャンの遊びってのはすごいな…。笑


加藤「僕の好きな番組は何だと思いますか。」
山内「それはどこかで既に言ってるの?」
加藤「言ってます。」
加藤「僕の好きなNHKの番組はなんでしょう?せーのっ」
客:ちょっとザワッとした中で「サラメシー」って7人ぐらい(?)の声が…。笑
もちろん私も事前にFABチャンネルのライブQ&A読んで知ってたよ。叫ばなかったけど。笑
山内「それは浸透してるの(笑)」←反応の薄さに
山内「タッタッタ。」←サラメシのつなぎに出てくるサラリーマンが走るアニメーションの音。
細かい。笑 めっちゃおもしろかった。

ここで「せっかくなので」とお客さんを座らせる。
MCの時点で名越さんとBOBOさんは一旦退場してたから、ステージの上にはフジファブリックの3人だけ。

前と同じsingかなーとぽかーんと曲始まるの聴いてたら、
ん、あれ、違う、……ブルーだ!!!と、気付くまでちょっと時差があった。笑
ブルー弾き語りは何回か聴いたけど、3人でやるブルーアコースティックバーションは初めてだ。
うーなんて贅沢。集中して聴く。

一人じゃないブルーアコースティックバージョンは
一人のブルー弾き語りと似て非なるものだった。
二人が入ると、なんとも柔らかい。
金澤君が弾くキーボードが和風っぽく感じたのがなんか不思議。

ブルーが終わった後、

「みんなを座らせたかったから!」
「いつもここでしょーもないこと喋っちゃうから。」
「それなら1曲やればいいと思ったの。」

って山内くんが言ってたのかわいかった。

お客さんにそろそろ立ってもらって…となって
金澤君が小学校のピアノみたいな「起立!礼!着席ー」の伴奏を弾く。
「それ座る時のやつでは…」とツッコミが入ってた。

山内「仲間を呼び戻したいと思います。」ってBOBOさんと名越さんをステージに呼び戻す。
BOBOさんが名越さんの肩を組んで出てきてお客さん笑う。
山内くん「黒髪ロン毛カップル」
客:笑

着席しっとりタイム明けぐらいから「あれ?これ最後まで見ていられないんじゃ?」と時間が気になりだす。

フジファブリックのライブ、途中で帰った事なんて一度もないよ!
しかも今日はツアーファイナルだよ!
うわあああ と思った瞬間、

巻いて!巻いて!巻いて!巻いて!
巻いて!巻いて!巻いて!巻いて!

という段幕が頭を流れ始める。(…)
目的は何なのか。とりあえず締めまで見られたら満足なのか、
よくわからないけど自分で自分が止められない…。
とにかくそこからずっと時間が気になりっぱなしで、
ボガライトで時計照らして時々時間確認してた。(そういう使い方する物じゃない。)
のちに職場で腕時計見た時、この時の記憶がフラッシュバックする事となる。
そんな日常的にする動作でトラウマとかいらない。笑
その時点で、うーん本編終了20時ぐらいというのは難しいかなぁと思った。

Girl!Girl!Girl!の2番のところで
三分前に着いたって!単純な場所にしたってのに!って加藤さんを責める感じで
ハンドマイク山内が加藤さんの肩に手を乗せて絡んでた。
今日も律儀に白い胸を覗き込み。
「君の白い胸まで滑り込みだね」って歌詞、初めて聞いた時から表現おもしろくてめっちゃ好き。
フジファブリックっぽい、滑り込む滑稽さもありつつ、品のある仄かな色気表現(解説すんな)
投げキスとうとう全公演制覇。野音で見た時はこんな事になるとは思わなかった。笑
やり遂げるとは。途中で心折れると思った。笑

ワイパー曲3曲ぐらいあるけど、この曲の時だっけ?
途中で降ってる手をお客さんの振ってる方に合わせたのは。

Girl!Girl!Girl!の後

山内「ハンドマイク、クセになりそう。」
客:笑
山内「でも俺はギタリストなんで!」

徒然モノクローム、夜明けのBEATあたりの最近覚醒した定番曲も、
ちょっと時間を気にしながら聴いてしまった。

Magicの「オーオーオー」ってお客さん歌わせる時、1階!2階!3階!って分けて歌わせてた。
各階からちゃんと声が聞こえてきた。(1組1組の歌うパートがちょっと長い!笑)
山内くんの「いいねぇ〜」が聞けた。最後の「全員!」が来る来ると思いつつ、嬉しかった。
とてもしあわせな光景だった。今日は3階まで人がいっぱいいたなぁ。

星降る夜になったらで会場が一瞬明るくなった時、時計を見て目が飛び出そうになる。
にに20時過ぎてる!!!

キャーーーーと思ったまま星降る夜になったら終了。

しかし、次は重要な「夜明け前」。

フジファブリックの曲って、既にSTAR〜VOYAGERあたりの曲も既に「初期曲」になってて、
今の声で聴いてみたい
LIFEの定番以外の曲も好きなの多い、Gumとか
robologue、またいつか聴けるかな
志村時代の曲もまだ演ってない曲がいっぱいある
全然演ってないCHRONICLEの曲聴きたい
バウムクーヘンとAnthemが聴きたい
激しいめの曲も聴きたい
BOYS&GIRLSの曲ってコンセプト盤でちょっと特殊だから
今度いつやるかわかんないな
Green BirdとかGirl!Girl!Girl!は表題っぽいし今後も可能性はあるかな、
でもマボロシの街なんて今後やる機会あるだろうか?夜明け前は?
膨大な名曲の数々を抱えて、この先フジファブリックの曲を聴ける時間
たっぷりあるようでそんなにないかも
まだまだやってほしい曲いっぱいあるよ

そんな思いで、大切な大好きな夜明け前を聴いた。
甘い甘い音楽、また聴きたいよ。


アンコール

パイプオルガンのところで金澤くんがコソコソしてて、2階と3階のお客さんが笑う。
金澤君が「シーッ!」って仕草をして、それ見てまた笑う。

ステージにのこのこ現れる2人(山内&加藤)
山内「ちょっとちょっと、段取りと違うじゃないですか。最初2人だけでステージに出てきて、
"あれ?一人いない?あーーー!"(パイプオルガンの方指さす)って段取りだったのに。」
客:笑
山内「出たがりですねー」
金澤「僕は出たがりですよ。」
客:笑

椅子の上で鍵盤側向いたり、お客さん側に向いたりしてんのが
スヌーピーの漫画に出てきそうな(見た事ないけど)、はしゃぐいいとこの子っぽくて
バルコニーというシチュエーションが異様に金澤君のキャラに合ってた。笑

山内「ちょっと弾いてみて」
金澤、前回NHKホールで弾いた曲をちらっと弾く
客:おおーーーーーー
山内「もう一声!」
えー?とちょっと考えた後、ドラクエの曲。
ドラクエ、DSの5しかやった事ないので元ネタわからんかったけど、
もの悲しい旋律とパイプオルガンの音がいかにもRPGのBGMっぽくて、すごいすごい!と思った。
山内くんが「ラーミア」と言っていたけど、
ドラクエ3ラーミアで空を飛んでいるときのBGM「おおぞらをとぶ」・・・?
あとから聴いてみて「あーこんな感じだった」と思った。
山内くんが弾いてる間ステージの上で両手広げてふわふわまわりながら漂ってたのがシュールだった。
よくわからんけど大陸間移動中っぽい。
サラメシネタとプロフェッショナルネタが見てる人間からしたらめちゃくちゃおもしろかったように、
ドラクエ知ってる人はかなりグッときたかもね。

「パイプオルガンを世界一ゆるく弾きたい。そしてパイプオルガンの魅力をみんなに伝えたい。」
と言って金澤くんが得意げにバルコニーでお客さん側に振り向いた。

パイプオルガン使うなら、最初じゃなければアコースティックコーナー、
でも本編中に移動する時間もったいないしそこでなければアンコール1曲目だろうなと思った。
パイプオルガン使うなら結構長めの曲がっつりやるのかなと思ったら、
シンプルにsingだったのがちょっと意外だった。

加藤「見えなかったら移動してもいいよ。」
ぞろぞろとパイプオルガンのあるバルコニーの真下の1階のお客さんが見える位置に移動。
(って言ってもそんなに見えなかったんじゃないかなー)
金澤「今日だけは許す。後で怒られるかもしれないけど(笑)。」
昔、花道にアーティストが来た時お客さんがドッと移動するライブ見た事あるから
(その後そのアーティストのライブの花道にしばらく柵が設置されました…)
お客さんの席移動ってちょっとひやひやする。

パイプオルガンの音、こういうホールでちゃんと演奏されてるの聴いたの初めてだった。
なんてやわらかくて神聖な音なの。きもちいいー。
結婚式みたいだなと思った。
時々上を気にしながら演奏する2人。(山内&加藤)

シンプルな、パイプオルガンの音が聞こえてくるsing。贅沢なsing。
気持ちよすぎて目を閉じてしまった。
また聴きたいなぁ。

演奏が終わった後、トコトコと上手から下手のいつものポジションにステージのうしろを横断する金澤君。
お客さんクスクス。
ステージ前方でMCをしていた山内くんは最初それに気付いていなかったかも。
(自分が笑われてる?と思ったかも)

黒髪ロン毛カップル(BOBO&名越)もここで呼び込まれる。
…さっきと一緒!また肩組んでる!笑

山内「今回のツアー、どうでしたか?」
BOBO・名越「……」
山内「……ないんかい(笑)!」
尊敬する人にも容赦なくツッコミを入れる山内氏。

名越さんが何か一言言った後、BOBOさんが
「あっという間だったね。フジファブリック、良かったね。
これからもフジファブリックをよろしくお願いします。」
ってものすごく優しい口調で言ってくれた。
お客さんから拍手が起こった。
いろんな意味を含んだ「フジファブリック、良かったね」な気がしてじわっときた。
「今度はもうちょっと長いのやりたいね」って言ってた。ぜひ!

山内「今回のツアーはいろんな事にチャレンジ出来たツアーで、一言で言うと・・・・このツアー、大・成・功!でございます!」
客:笑 拍手


BABY

曲が始まって、山内君の歌ってる音程がおかしい。
曲が進んでいったら修正できるのかなと思ったけど、軌道に乗らない。
しばらく金澤君や加藤さんをチラチラ見てたけど、途中で演奏を止めた。

山内「…チューニング直してなかった!さっき大成功って言ったのに・・・」
客:笑

チューニングを直して仕切り直し。
そういうハプニングもいつもならハハハーって感じだけど、
時間に追われてる私は「あああ、更に時間が…」

この時点で20時35分ぐらい。タイムリミットまで後10分。
銀河聴いたら退散、と決める。
…決めたんだけど、しつこいので(笑)
LIFEの1番のサビのあたりまで聴いて「もはや、ここまでかー」と
ステージの上の人とお客さんに手を振られながら(←フリです)会場を転がり出た。
ツアーファイナル途中で出るのは少し心残りだったけど
納得はできていて、それをあまり引きずる感じではなかった。
このLIFEで綺麗に終わると思ったし
(WアンコールでSTARなんかやったらうわああってなったけど)(アンコールのSTAR大好き)
それ以降に何かくっつける蛇足のような事はしないと思ったし
最後の曲ちらっと聴いて、ちゃんと見届けられたような気も…する。
でも会場出る時気付いたけど、扉の後ろの後ろまでお客さん詰まっていて、嬉しかったなー。

    • -


そんなんでいまいちツアーを締めた感じはしないけど、ツアーは終わった。

NHKホールほんとに良いライブだったので、時間に追われたのはちょっともったいなかったかな。
ツアー最後だからすべてを噛みしめたかったのに、途中から集中力が40%ぐらいになってしまった。
「最後の1曲捨てる!でもそれまでは大丈夫なんだから集中して見る!」って腹を括れば良かったんだけど、
好きなアーティストのライブ途中で出る経験ってたぶん初めてでテンパってしまった。
ツアーファイナルなめてました。今度からは多めに見積もります。
でも今日は前半だけでも帰っていいって思えるぐらい集中力バキバキの演奏を見られたので、まぁいっかー。

あと、日曜開催のライブのその後来る月火水木金による追い立てられ方ってすごいな。
余韻ー・・・・・・
ほんっと贅沢言うけど、日曜見に行けるだけ嬉しいけど、次回は土曜開催が増えると嬉しいな。
(もちろん、土曜出勤の人もいるという事は百も承知ですが…)
日曜日だから翌日に響くっていうんでちょっと興味あるけど行かなかったって人も多そうで。

地方の動員とか見て、この先大丈夫かな?と不安になったりしたけど、
ライブ見たら大丈夫だと思った。このライブ見てもらえれば。
伊達に10数年やってきてない。
圧倒的な基礎に裏打ちされた上での自由さと強力な個性。
そのためにも知ってもらわなければね。
これから先10年も、荒波の中生き残ってね。

初日の野音の特別感も最後のNHKホールのツアー完成型も全然違う良さで、
どちらも記録に残ればいいのに!ライブDVDは1ツアー1本って誰が決めたんだー。
とはいえ、2本のライブをまぜこぜにするライブDVDというものは自分的にはなしです。(流れがある)
NHKホールはちっちゃいハンディカメラの人がうろうろしてたぐらいなので、たぶん映像化されるとしたら野音かな。
まぁ、記録に残らないから心に残るし。
いつかまたドキュメンタリーでも出す日が来たら、その欠片でも見られれば嬉しい。

ボガライトの「ボガ」、前回の「モグライト」と同じく、BOYS & GIRLSライトの略なんだね…。
ああいう形状の腕に巻くライトの事を「ボガライト」と呼ぶんだと思ってたよ…。
ツアーが終わってから気付いたよ。
だって、「モグライト」みたいにどこか言葉がかぶってるわけでもないのに!



SET LIST

Green Bird

Small World
夢みるルーザー
シャリー
マボロシの街
キノウ
robologue
若者のすべて
ECHO
ブルー
ALONE ALONE ALONE
バタアシ Party Night
Girl!Girl!Girl!
徒然モノクローム
夜明けのBEAT
Magic
星降る夜になったら
夜明け前
en1.sing
en2.BABY
en3.銀河
en4.LIFE