対バンの嵐@心斎橋 Music Club JANUS

会場:心斎橋 Music Club JANUS
19:00 OPEN / 19:30 START

■出演 初恋の嵐/ボールズ

[初恋の嵐 ゲストボーカル]
岩崎慧(セカイイチ)/かみぬまゆうたろう/百々和宏(MO'SOME TONEBENDER/geek sleep sheep

[初恋の嵐 ゲストミュージシャン]
<guitar>木暮晋也(Hicksville)
<guitar>玉川裕高
<key>高野勲
<Per>朝倉真司(ヨシンバ)

初恋の嵐のライブ初めて見たけど、演奏されて歌われた瞬間、ぶわーっと生命の息吹みたいなのを感じた。感情の映写機みたいな。思いごとそこに蘇るような。ゲストボーカルをアンプにしてしまうほどの。音楽って怖いし素晴らしいと思った。今まで一度も感じた事のない感覚だった。ちょっと疲弊してしまった。

とはいえ、ゲストボーカルはそれぞれ素晴らしかった。煽り方の得意不得意はありつつ。関係ないけどそういえば山内くんの煽りって「〜〜とかいうやつらもいるけど、そんなの関係ねぇよな!?」みたいな他者に対する不平不満系とか「俺達ひとつだよな!!」的な一体求める系とか一切ないな。「楽しいーーーーーーー!!!」か、地名。笑 いいなー。

ゲストボーカルでトップバッターで歌ったドラえもんのび太みたいな人、どっかのバンドのボーカルの人なのかなーと思ったら、違った(かみぬまゆうたろうという人だった)。その人が歌った真夏の夜の事がこの日のライブで一番良かった。ライブで聴いて更にあの歌を好きになった。見た目子供っぽいけど落ち着いた大人っぽい声出すね。そしてあんまりくせをつけず素直に歌うところも好ましかった。

初恋の嵐のメンバーも結構歌うんだなー。メンバーが歌うのはご愛敬って感じ。隅倉さん、意識してないかもだけど斉藤さんの歌い方にかなり影響受けてるように感じた。それぐらい長く一緒にやってきて、本当のバンドみたいになってるんだろうなーと思うとほほえましかった。

初恋の嵐に関しては、いたってフラットに聴いてきた。どんな人とか背景はあまり考えた事なかったし、それでいいと思ってた。でもライブ見ちゃうとなんかいろいろ考えてしまうなー。カリカリ書いてるかパチパチ打ってるか知らないけど確かにあーでもないこーでもないとかしながらこの曲を作った人がいたんだって事を。

演奏陣も素晴らしかった。