R&R Band Wagon#54

<メール週> 2巡目

山内「僕らも常にキャパオーバーでやってますので」

...

加藤「(メール)バンドワゴンの他の二組はメンバーに女性がいて華やかな中、男3人でもさもさ話しているフジファブリックにグッときます」
山内「誰がもさもさや(笑)」
金澤「誰がもさもさじゃ(笑)」
全員 笑
加藤「華やかではないという事ですね」
山内「華やかじゃないよー。ホームページとか写真とか見てくださいよーもー……。華やかさ、あると思いますか?」
加藤「もさもさもさ、っていうところで」
山内「(笑)」
金澤「華やかさ出したいなー」
山内「ねー。花付ける?」
加藤「花ね?」
山内「うん」
加藤「読んでいいっすか続き(笑)」
山内「あごめん、ごめんね?」


1.ポラリスは先にテーマを聞いてから作品作りに取りかかれたのでしょうか?

金澤「そうです」「これはこれで楽しいですよね」
山内「楽しい楽しい」「ある意味自分達で作詞作曲するにあたってお題みたいなね」

加藤「ブルーの時も作品を読んでたもんね」
山内「読んだ。読んですぐ書いたような気がするなー。だからすごいこう、登場人物の気持ちがグッと入ってる時に書く事が多いっすね」

山内「LIFE(銀の匙)は、そういう話をいただいたのが、打ち合わせ中だったんですよ喫茶店で。その話をもらった時にはもう半分ぐらい出来てたね。そらもう会話で。前から好きで読んでた漫画なので、"あ、じゃあダイちゃんピアノでああやってね"とか"ベースでああいうふうにやって"っていうのはその場で会話で作ったのを覚えてます。んで家帰って、詞を書いて、曲を乗っけて、アレンジしていく」


2.フジファブリックのみなさんは今まで髪にどれだけ手を加えたのでしょうか?

山内「僕は高校の夏休みとかにね、金髪にしたりしてましたよ」
金澤「へぇーーーー」
加藤「ほぉーーーー」
加藤「夏休み限定で」
山内「そそ、僕も校則が厳しかったので、でもどこまでこうダメなのか、僕はまぁ帰宅部だったんですよ。最初以外は。最初サッカー部やったんですけど(笑)。すぐ、退部しまして。帰宅部だったので、まぁあまり目を付けられないだろうと。まぁただなんか、ギターを毎日持ってきている、ただもうそこらへんのやつだと思われてるだろうと思ってたので、ちょっと金髪にしてみようかなーみたいな。」
加藤「じゃあ高校1年生とかの夏?」
山内「うーん、そうねー。高校1年生の夏はね、テクノカットでね、レディガガみたいな感じよ。」
加藤「早いね」
金澤「早い」(そういう返し????)
全員 笑
山内「良く言うとね(笑)。で、前髪だけが黒くてあとは赤色やったような気がするなー……。」
金澤「……想像がつきませんねー」
山内「とか、おかっぱ頭だったですね僕は」
金澤「おかっぱ」
加藤「結構チャレンジしてたのかな」
山内「そうそうそうそう……。だからそれは例えばYMOが好きだからとかいうのも、特にはそんなんなくて、なんかやってみたくなっちゃってるよーみたいな。」
加藤「でやっちゃったよーみたいな。」
山内「ドレッドパーマとかもやりましたね。髪も伸ばせないんで、すごい短いドレッドみたいなのをやってましたよ」
加藤「フリットみたいな?」
山内「ルート・フリット?あれは太ドレッドなんですけど、もうちょっと細いドレッドかなー」
金澤「もうちょっと細いドレッドね」
山内「伝わりづらいかもしれないですけど」
金澤「北原さん?」
加藤「あー」
山内「北原さん!あ!北原さんみたいな、(金澤くんが「北原さん」の名前出した直後盛り上がりすぎ笑)スカパラの北原さんよりもうちょっと太いかも。」
山内「ま、高校の同級生でそういうところでバイトしてるやつがいたの。そういうところっていうのは美容室で。ドレッド専門美容室っていうのが大阪にあって、そこで友達価格でやってもらいました。」
山内「ダイちゃんなんかやってます?」
金澤「やって……ないね。俺あの学生の頃何をどうしたところで同じ髪型になっちゃうんすよ癖毛が強くて。で今はさっき質問がありましたけど、"癖毛に加えてパーマもしているのでしょうか"いえ、していません。天然なので湿度にものすごく影響を受けますね」
山内「加藤さんはもみあげすごい伸ばしてる時期あったよねー」
金澤「あったね」
加藤「あったねー」
山内「俺が入る前っていうかね、花屋の娘のPVとか見ると、もみあげけっこうあんのよ」
金澤「ルパンみたいだったね」
加藤「そうだねあん時ねー。やってたやってた。」

山内くんが意外と冒険していた


3.服を買う時のこだわりはありますか?買うまでに悩んだり迷ったりされますか?

山内「ダイちゃんあれでしょ、展示会とか行く……でしょ」
金澤「行ったりもするよ。」
山内「そこでバンて買って、家であたためてんでしょ」
金澤「あたためたりもするし、ユニクロで爆買いもしますよ」
山内「ほんま?今日なんてさ、肩に付いてるチャックずっと開いてんもんね」
加藤「開いてるね今日は」
山内「これは何、そういう……(笑)←吹き出す ちょっと恥ずかしそうな顔してるけど(笑)なんで?」
金澤「痛いの(笑)」
山内「あ、チャックが当たって(笑)」
全員 笑
山内「試着はした?」
金澤「……してないんだけど(笑)。ここまで痛いとは思わなかったんですよこれ。だから、う〜〜……」
山内「チャックが当たって痛いんや」
金澤「これが、ここが痛いから、たぶん慣れると思うんだけど、だからあんまり着れないんだよこれ。だから数は持ってるけどほんとにこれがいいのかどうかっていうのはわかんないよね」
山内「でも買って着てみると、好みがわかっていくっていうのがあるからね」
金澤「そうねー」
加藤「うん」
山内「冒険していくっていうのがあるから。僕の場合は"前はもっと派手でしたね"っていうことですけど、なんていうか、前はよく思ってたのは、ステージとかは特にね、普段絶対着ないような服を着たいと思ってたの。」
加藤「あーその話もしてたことあったよね」
山内「そーそーそー。もう、普段、それ着て歩いてたら大丈夫?みたいな。だからステージでしか着れない服っていうのを、楽しんでたわけですよ。それがいつの間にか、そうじゃなくなってきてるっていうのはあるけど(笑)。"よく同じ服を着ているイメージがある"っていうのところもね、だってこのカーディガンなんて買ってからほぼ毎日半年ぐらい着てますから。」
金澤「あー」
加藤「よく見るやつだね」
金澤「でもそういうのによく憧れもしてる」
山内「なんで?逆オシャレやで」
金澤「いや、だから、そこに"今日何を着よう”とかに脳を使いたくない時がある。だからスティーブ・ジョブズとかさ。割と同じの着てるじゃん。毎日同じじゃないんだけど(笑)、とか、極論言ったらおぼっちゃまくんのさ」
山内「そうねー」
加藤「そうだね」
山内「まステージで言うと、この前もご一緒したアコーディオンcobaさんとか、ボーダー、セントジェームスのボーダーとかね、ポリシックスのつなぎとか、あるものね。そういうのは楽っつったら楽やけど、聞いたところによると、やっぱりもうちょっと遊びたいっていう気持ちもやっぱ出てくるのは出てくる。」
金澤「ここ痛ぇとかないじゃん。首が当たって痛いとか。そういうのはね、いいなと思いますけど。」
加藤「僕もほんとねぇ、山内くんと一緒で、ほぼ同じ服なのよ」
山内「そう、だから、めんどくさがりなんやと思うわ」
加藤「そう」
山内「ある程度例えばギターでいうとね、ストラップかけるでしょ、じゃもう左っ側が擦れてくるのよ肩の。だからここらへんボサボサになってくるし、だからなんかね、脱ぎやすいとか着やすいとか、カーディガンあたりが動いて汗かいても前パッて開けたらいいとか、その……(笑)機能的になってきてるから、あれですよね、まぁおっさんちゅう話ですよ。おっさんなってきたって事です。」
金澤「同じの二つとか」
山内「そうだからそういう事になってんのよ。同じの二つ買うのよだから。」
金澤「そうすると、スティーブ・ジョブズとかと一緒になるよね。その流れは。」
山内「その例えが、世界を変えた人物だから、いいんだけどもっていう(笑)。いい風に聞こえるけど、無精ですね。やっぱり。服はでも俺も好きなんですよ。好きですけど、なんか1個ボンって買って、それずっと着たいっていう。」
加藤「で、よれたらもうしょうがない、みたいな」
山内「そう、捨てるか弟にあげるみたいな」
金澤「ほんといいと思うよそれ」
山内「だから綿100パーとかっていうと、ちょっとあれなのよ、だからポリとかが、ポリエステルとかちょっと入ってる方がさー、例えばジャージみたいな、ああいうのが僕好きなんですけど、あれは、そういう無精でも、ちょっと形がきれいになったりとか」
加藤「ちょっとした丈夫感が」
山内「不潔に見えないみたいな」
金澤・加藤「うんうん」
山内「そういう事(笑)考えて買ったりもしますよ。実はもう、洗面台でこう、ジャブジャブジャブジャブエマールでつけて(笑)つけ洗いとかしてね。」