R&R Band Wagon#68

<メール週> 3巡目

1.楽器をまったく弾いた事がない人に教える時にははどのように教えますか?

山内「手取り足取りっていうのはこのことで、あのーギターだったら、手の形とかね、指の形とかね、まずこう自分で手で教えるっていうかね、形を教えるよね。あとはもう、目の前で弾く。で"見てー"みたいな事、かなぁ。まぁいうたらギターを教えるときにさぁ、背中で教える、っていったら背中見えへんからさぁ」
金澤「確かに」
山内「ふふふ。正面で(笑)」
金澤「背中で筋肉の動きを察知する」
山内「それ出来たらねー、いいけどね。加藤さんだったらどう教える?」
加藤「そうねーたぶんその、弾きたいっていうことは何か曲を弾きたいって事だから、何の曲が弾きたいの?って聞いて、その曲に対して、どういうふうに弾いたらいいのかっていうことをやっていくかな」
山内「そうーそうね、だからそのやりたい方向性を教える人が理解しないとあかんって事ね」
加藤「そうだねーうん」
山内「がむしゃらに楽器だけ上手くなる、例えば基礎練習とかまぁそういうのも大事ですけど、そうじゃなくて、一番こうやりたいって言ってるところを伸ばす」
加藤「そうそうそうそう。そしたらいろんな事もあとから付いてくるっていう感じというか」
山内「付随してね」
加藤「あ、じゃああの曲も弾ける、みたいな」
山内「応用編がね。……加藤さんいいですね」
金澤「いいねぇ」
加藤「ありがとうございます」
山内「いい先生になりそう」
加藤「先生(笑)」
山内「先生(笑)先生にするにはちょっと……危ういけどね?」
加藤「そう」
金澤「そうですね」
山内「すぐ飲んじゃうとか」
山内・加藤(笑)


2. みなさんは自分のメンテナンスの時間など作ったりしてますか?(ほぐすなど)

山内「どう?ダイちゃんしてそうやねー」
加藤「してそうだね」
金澤「してる!」
山内「さっき、これメンテかわからへんねんけど(笑)、さっき俺さー、あの楽器の事でそのフェンダーに行ってたのよ。でこのラジオがあるから、マネージャーと二人でこっちに向かっててんけど、ラジオの方に。早めについたから、横でお茶しようっていって二人で、入ったらね、いたの(笑)」
全員(笑)
加藤「だから一緒に来たんだ」
金澤「そうだよ」
山内「いて、何してんのかと思ったら、豆食べてんのよ豆!」←笑
金澤「あのみつ豆に入ってるみつ豆の豆」
加藤「はいはい。ちょっと赤いってか黒っぽい……」
金澤「あの豆。食べてた(笑)」
山内「あれと、寒天」
金澤「豆かんだよ豆かん
山内「豆かんみたいなのを、食べてて、"この人メンテしてんなー"と思ってね(笑)」
全員(笑)
金澤「ほんとは抹茶単品で飲みたかったんだよ」
加藤「はいはいはい。あー普通のお茶をしたかったっていう」
金澤「抹茶飲みたかったんだけど、抹茶に必ずでかい甘いものが付いて来んすよ。」
加藤「あーそういうお店なのね」
金澤「でー、あれ?抹茶単品あったような気がすんだよなーと思いつつ、まぁいろいろ見てたらもう目の前に普通の煎茶ですか、お茶があったんで、"なんか頼も。一番こん中でいい感じなの豆かんだ、渋いの豆かんだなと思って、豆かん頼みましたね」
山内「そうそうそう」
加藤「メンテしてますねー」
金澤「メンテしてるのかな(笑)」
山内「メンテってかなんかあるよねーダイちゃん」
加藤「なんでそんな……早く着いちゃったの?」
金澤「うん。早く着いた」
加藤「ああ、そうなのね」
金澤「それねー、その前にね、先鍼に行ってたんですよ(笑)」
全員「ははははははは」
加藤「まさに(笑)」
山内「完全にメンテナンスやんか」
金澤「置き鍼してるでしょ今(笑)」
山内「ほんとやね」
加藤「ほんとだ」
山内「やっぱやってんねや、ダイちゃんはやってると思ったわ。その、だから、甘味処かな?甘味処なんて俺あんまり行かへんねんけど」
加藤「僕も行かない」
山内「バッて入ったらマネージャーが指差してんの席の方に」
加藤(笑)
金澤「お前ー、俺の事指差したのか(笑)」
全員(笑)
山内「あいつ、いますぜーみたいな(笑)」
全員(笑)
山内「あいつ、いますぜもーとか言って(笑)」
金澤「人を指差しちゃいかんぜよ(笑)」
山内「あはははははは。まぁまぁ、メンテナンスねー。まぁダイちゃんしてそうだな。までも、ツアーやっぱり2days、ま3daysはなかったりするけど、あのー声帯とかもね、消耗するんですよ。声出してるからずっとね。までも今んとこ寝りゃあ大丈夫かなってとこはあるんですけど、あれ最近俺あれ行きだしてるよ、整体。バキバキッてやるやつ、背中とか。あれ行くとね、楽んなる。まこれもメンテですよね。」
金澤「メンテですね。加藤さんもメンテしてますよね。」
加藤「メンテ、どんなメンテですか(笑)」
山内「いつも」
金澤「いつも毎日メンテしてるじゃないですかー」
加藤「メンテね(笑)してるねー」
金澤「だからあれって結局メンテっていうのは何かっていうと、その自分の地に足が着いてる状態を、自分で分かるって事だと思うんですよ。」
山内「うんうんうん」
加藤「ほうほうほう」
金澤「かとさんだったら、例えば一日何杯かのビールを飲んだ時に、"あ、いつもと一緒だな"とかさ」
加藤「あーある。それはあるかも」
金澤「あるでしょ?あーなんか今日いつもより酔うのが早いなとかで、バランスを取るでしょ?」
加藤「取ってる取ってる」
金澤「それですよ」
加藤「なるほどねー。じゃあ最近調子いいです。」
金澤「調子いいですか(笑)」
全員(笑)
金澤「良かったです」

山内くんが甘味処で金澤君を発見した時の報告の様子をおもしろおかしく話すぎ。


3.浜崎貴司さんのバースデーライブで山内さんの弾き語りを見に行きました。当日浜崎さんのファンの方の差し入れたドンペリを飲んだ後歌っていましたが、お酒が入った状態で歌うとどうなりますか?

山内「浜崎さんの誕生日だったから、お客さんからもらったドンペリを、やっぱ浜崎さん大人やからドンペリとか頂くのよ。飲もうっていって、ステージ上、磔磔、三日月アドベンチャーでも行ったところだったんですけど、飲んで歌ったんですけどね。いい感じにテンション上がりますね。ドンペリは。」
加藤「上がるっすね、やっぱね」
山内「あれはねー、なんなのあれ、やっぱりこう超有名でしょドンペリって。」
金澤「そうですね」
山内「お高いんでしょー?あれ」
金澤「高いですね」
加藤「お高いですね」
山内「だからどんな味かなと思ったら、なんかねー、意外とこうあっさりしてんのよね」
金澤「あーそうですね」
山内「うん。あっさりって言い方もちょっと、そぐわないかもしんないですけど(笑)」
金澤「そうですね、そぐいませんね(笑)」
山内「そぐいませんねー(笑)」
全員(笑)
山内「だからね、やっぱりね、いい感じのシャンパンなんすよ。」
加藤「……ほうほうほう」
山内「もっちゃりもしてなく、のっぺりもしてなく」
金澤「酸味と甘みと奥行きのちょうどいいバランスのところにいるんですね」
山内「そう、それ、その通り。その通りやったの。」
全員(笑)
山内「その通りやったから、やっぱりいい感じでテンション上がりましたよ。ドンペリ飲んでアンパンマンのマーチとか歌ってましたからね二人で。」
加藤「なんかいいねそういうのね」
山内「うん。浜崎さんの誕生日ですから。まぁあの、11月に行われるアコースティックのリクエスト曲、曲選びね。なんかリクエストとか、結構いいと思うんすよ。あのーいろいろ考えてもらって。ねぇ。」
金澤「そうですね」
山内「これバンドでやんのも楽しみなんだよなー……」
金澤「うん」
山内「ファブリックシアターですね。11月に行われる。あれとかね、ただのアコースティックライブやと思ったら大間違いだぞと。」
加藤「おっ」
金澤「うん」
山内「まだ構想段階ですけど。かなり俺らはチャレンジしようとしてます」
加藤「どうなることやら」
山内「どうなることやら。楽しみにしていただけたらと思いますね。」

山内さんのドンペリの味説明(笑)


4. フジファブリックでもハイレゾ音源をリリースしていますが、ハイレゾ音源はどういうところが違うと感じますか?(未放送)

山内「さぁダイちゃんどう思いますか」
金澤「え、うん、上の待機がよく、ハットあたりがよく聞こえるんで臨場感があると思いますよ」
山内「まぁプレイヤーがないと聴けないんでしょ?」
金澤「うん。そうそうそう。」
山内「なかなかね、ちょっとハードルが高いかもしんないですけども、意外とだからその、柔らかい音で聴けたりすんのよね。」
金澤「そうね、そうなんだよね」
山内「どぎつくないというか。レンジが広い分、耳に優しく感じる」
金澤「そうですね」
山内「感じるだけかっていう(笑)はははははは」
金澤「まぁ感じる事は重要で……だからあのーよく最近もね、あの電気屋さんにハイレゾを視聴するコーナーが」
山内「置いてるね」
加藤「あるね」
金澤「それであの、最近いろんな人のハイレゾを聴けるようになってるんでね、それでもし自分が聴いた事があるやつと比較が出来たらね、それで聴いてみると、いいんじゃないかと」
山内「わかりやすいですね。まぁ、自分達も録音してる時にはそういう音であのー録音してる……ますからね。アナログテープとかって。いわゆるハイレゾというか。それをこう、……シチュエーションで言ったらまぁ、いわゆるポータブルプレイヤーもあるんでしょう?」
金澤「あるあるある。それ用のね、ポータブルプレイヤーもありますし」
山内「だから外で聴いたりも出来るし、まぁ家でいわゆる街のノイズとかないところで聴くのもいいしね」
金澤「アナログレコードっていうのもまぁ例えばまぁ僕の中でハイレゾと同じ立ち位置にいるので、同じようにやっぱり音はいいかなと思いますけどね。昔のものって考えっていうよりは、ほんとに音がいいものとして」
山内「そうね、だからまぁその部分でいったら僕らもそのアルバム全部出たじゃないですか、ちょっとずつ出てるじゃないですか。なんていうか、あのー………、ちょっとあの、レトロな音、を想像したらちょっと違いますよね。」
金澤「ちょっと違う。うん。」
山内「ほんとにいい、臨場感のある音で聴けるっていうのは、あのーいいとこですよねー」
金澤「うん、そうですねー」
山内「だから好きな人は、掘ってみるというか追求してみると、いろんな発見が、自分なりの発見があるんじゃないかなと思いますね。まぁ、ハイレゾもそうですよね。」

最近アナログ盤の発売と同時にひっそりと(?)ハイレゾ音源もリリースされててすごく興味があったのでとても参考になった。まさにアナログ=レトロって思ってたので考え方ちょっと変わった。山内・金澤的にはアナログの音の方が好きなのかなーと思った。視聴環境整えて、アナログ盤とハイレゾ音源聞き比べしたい。


<告知>

告知を読む加藤さん
山内「なんかね、ツアー中加藤さん、噛んでたんですけど」
金澤「噛んでた」
山内「噛んでたんですけど今日はすらすらと」
加藤「やっぱね、人前は緊張するんですよ(笑)」
山内「ははははははははは」
加藤「噛みっ噛みでしたからねー」