フジファブリック アコースティックライブ "FABRIC THEATER"@赤坂BLITZ

フジファブリック アコースティックライブ "FABRIC THEATER"
日時 11/17(木)  開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:20ぐらい
会場 東京・赤坂BLITZ

5分ぐらい押して開演。舞台に下がってるスクリーンに映像が流れ、映画泥棒のオマージュ(笑)みたいな二人組のカメラ男とパトランプ男がばたばたしている映像が流れてお客さんが静かに笑ってた。SUPER!!のCMが流れたり、「東宝」みたいな感じでフジファブリックのロゴがドーンと出たり、ほんとに映画始まる前の映像のような凝った作りで楽しい。が、そのスクリーンの奥にうっすら透けて見えている、座って待機するメンバーが気になってしかたがなかった。

幕が上がって(上がったんだっけ?とりあえず幕がどっかいって)メンバー登場。山内くんは丸い背もたれのないくるくるまわる椅子に座ってアコギ、金澤君グランドピアノ、加藤さんウッドベース。うしろに2人掛のソファー、その左右に一人掛けの椅子が置いてある。


1曲目 ホーランド・ロップ
2曲目 LIFE

ホーランド・ロップ、LIFEの時はまだ自分の中では序章って感じで、「まだか・・・まだか・・・特別な曲・・・まだか・・・」みたいな感じになってた。ホーランド・ロップ歌詞間違えないで歌ってた。笑 LIFEもSUPER!!の特典DVDの大反省会を見た後だったので、普通に歌う「大切な何か」がくどくなくてシンプルに感じる。(くどいのも好きだよ……笑)途中のギターソロに合わせてトゥルトゥル歌ってたのが結構ガタガタしてたような。笑 山内くんも自分で歌いながら笑ってた。


山内「時間とか特に決まってないので、ポップコーン(←物販)でも食べながらのんびり聴いてください。寝てても構わないんで。」
客:笑

最初のMCで山内くんがめっちゃ貧乏揺すりしてたのが気になった。ビックリするほど左足がガタガタ動いてた。別に緊張して震えているという感じでもなく、普段そんな貧乏揺すりしてるような姿をライブや映像などでも見たことがなかったので「?」だった。


3曲目 カタチ

ファブリックシアター、前奏聴きながら「なんだろうこの曲は?」って探りながら曲が進んでいく感じが楽しかった。この曲も最初はわからなくて、カタチだってわかった時、意外な選曲でびっくりした。

さざなみが打ち寄せるみたいにキラキラして可憐なギターの音と、高らかに力強く鳴らされる希望に満ちたピアノの音と、生命力みたいなパーカッション、空が明けていくみたいな、涙ぐみそうになるくらい素敵なアレンジだった。グランドピアノって音も弾いてる姿も素敵だな〜。

このへんから山内くんの歌が開いていく感じがした。山内くんの心が歌に乗る時ってわかる気がする。カタチの歌詞には山内くんの超個人的な思い出が入ってて、こういう歌詞いいなと常々思う。そう、超個人的な事でいいんだよ。

これ、世に出してみない……?きっとたくさんの人の心に響くと思うんだけど。私は打ちのめされた。

このあたりで既にもう大満足、これ聴けて良かった、今日来て良かった、どうもありがとうございました。ってなる。


4曲目 Gum

続くGum砲。今日のセットリストどうなるの……。LIFEツアー以来久しぶりにGum聴いた。Coversのイベントでやった弾き語りでもすごく良かったけど、バンドでアコースティックで聴けて嬉しかった。こんっな素敵な曲、ライブでもっといっぱいやるべきだ。金澤くんが持ち場で鉄琴?叩いてた。いつもの楽器以外の楽器演奏してる姿っていいよね。


山内「FAB CHANNELっていうのをやってるんですけど、そこでどういう曲をやって欲しいとかいうアンケートを募って、……アンケートって変か、リクエスト?」
金澤「あなた昨日投票って言ってましたよね」
客:笑
山内「丁度いい日本語がまだ見つけられてないんですけど。リクエスト上位って変じゃない?」
金澤「じゃあアンケート上位?」
客:笑
山内「みんなこの曲好きなんやなーと思ったりとかして。そんな何万…何十万通のリクエストの中で」(←これ2回ぐらい言ってた。笑)
客:笑
山内「リクエストの多かった曲をやりたいと思います。今の体制ではまだライブで演った事のない久しぶりの曲をやりたいと思います。」


5曲目 バウムクーヘン

金澤くんが弾くピアノのリフで、バウムクーヘンだ。と思った。まだ3人で演った事ない曲で、自分が一番聴きたかった曲だった。(もう1曲はAnthem。)バウムクーヘンとAnthemはちょっと特別な曲で、一番リクエストしたい曲だったけど、聴くならバンドで聴きたいと思ったのでしなかった。でもやっぱりどんな形であれ、演ってくれて嬉しかった。

透明な管に血が通るのが見えるみたいに、バウムクーヘンに山内くんが血を通わせていくのを感じた。山内くんが歌った事ない志村の曲を初めて歌う瞬間ってすごく独特。ゾクゾクする。

蒼くて暗いステージの上で山内くんの目がキラキラしてた。

音源のバウムクーヘンパワーコードでガーンと勢いのある感じだけど、アコースティックバージョンはゆっくりだった。青春の固まりを丁寧に広げて膨らませたみたいな、そんな音。

チェッチェッチェ うまく行かない〜のところ、みんなで歌ってた。最後の「チェッチェッチェ そういう日もある」の時だけ音が止んで、3人の声だけになったの、良かった。

聴いていて心が揺れずにはいられなかったけど、最後のサビに行く前、【そういう日もある、から最後のサビへ行くまでの間のデデドドデ(♪ベベ)】っていうこの♪ベベってギターの音(この説明……)3回繰り返すところの2回目の ♪べべ でおどけたようなコミカルな音出すからおかしくて笑ってしまった。

その時思った。志村の曲を愛を持ってカバーしてくれる人はたくさんいる、けど、フジファブリックとして曲を生かし、前に進める事が出来るのはフジファブリックだけだ。私は笑いや喜びの中で志村の、フジファブリックの作った音楽を聴きたい。聴き方は自由だ、自分が正解ではない、けど私はこれからもそんな風にフジファブリックの音楽を聴いていきたい。

そしてただただ思うのは、曲の良さと、演奏している人達の曲に対する深い愛情。

後日音源のバウムクーヘンを聴いた時いつも聴いていた時と違う新しい思いが追加されてて、曲が動いているのを感じた。3人が演ってくれたからだ。3人がより深く曲の良さを教えてくれて、もっともっとこの曲が好きになった。「演奏される」って、すごい!!今度はライブでバンドで聴きたい。

よじれるピアノのリフが身がよじれる程好きだった。今回のアコースティックライブ、ピアノがめちゃくちゃ効いてたなー。


山内「い゛い゛曲〜〜!」
客:笑 パチパチパチ
山内「やっぱり演るもんですねー。噛みしめながら歌う事が出来ました。」
客:拍手
山内「この曲はパワーコードでガーンといくんですけど……パワーコードっていうのは……(弾いてみせる)……こういう感じなんですけど、僕達がこういう事をやるのはどうなの?って言ったんですけど、志村くんが"俺は今これがやりたい"って言うので、そうなの?って。」
客:笑
山内「それで、CHRONICLEという名盤が完成したんですけど」

山内「次も久しぶりにやる曲なんですけど。インディーズの時の曲です。」


6曲目 笑ってサヨナラ

泣いてるお客さんが見えた。終わった後の拍手がすごかった。下から上を行く難しい歌を山内くんは食らいついて歌い切ってた。

この数ツアーで丁寧にインディーズの頃の曲1個ずつ演奏していってるなぁ。映像で残ってる富士五湖文化センターの浮雲とか、元々歌うのめちゃくちゃ難しそうな曲だけど、志村の喉の調子があまり良くなくて、表現したい事がライブで十分表現出来なくて悔しかったのではないだろうか、と思っているんだけど、浮雲もいつか三人で辿り着いたひとつの完成型を聴いてみたいなぁと思ってる。

山内「このあとほんとは延々と音が続いてたんですけど」
金澤「フェイドアウトの向こう側」
山内「10分ぐらいずっと弾いてたよね」
金澤「ずっと弾いてた」
山内「もうネタないですってなるぐらい弾いてたよね」

この曲が終わったあと、急にモードが一転。スタッフがガヤガヤステージに出てきてマイクスタンドを片付けたり、山内くんが真ん中のソファに座って、金澤君、加藤さんもその脇にある椅子に座って、各自飲み物を飲んだりリラックスモード。

山内くんと金澤君が喋ってる間に加藤さんがそっとポップコーンを開封して食べている、のをお客さんの笑いで山内・金澤気付く。
山内「自由やなー」
客:笑
山内「こんな感じでやってるんで、みなさんも自由にしてくださいね?」

カバーコーナーあたりずっと山内くんがソファでゴロンゴしてたと思うんだけど、何してたとか仕草とか視覚の記憶があんまりない。このライブ、目を皿にしてた見てたはずなんだけど。さっきから目の前で起こってる事がめくるめく世界すぎて、音楽を凝視して空を見てたというか、つまりボォっとしていた。

山内「ここでリクエストを募っていた、カバー曲とかやりたいと思うんですけど」
客:おおーーーー

下手から「真実の口」のオブジェが出てくる。ちょっと小さい?笑 金澤君がその隣に立って

金澤「写真とかで(自分が)小さいと思われていると思いますが、これが本来の大きさです!」
客:笑

真実の口の中にリクエストが書かれたメモが入っているようで、金澤君が口に手を突っ込んでゴソゴソ。「痛たたたた」「取りにくい」って言ってた。

1枚紙が引かれて、中を開き、金澤くんが「エビ中!」と読み上げて「エビ中」とデカデカと書かれた紙をお客さんの方に向けて見せる。

アイドルの歌か〜、エビ中の歌全然知らないなぁ。フジファブリックがアイドルの歌をアコースティックで歌うのかーと思ったら、ああ、ああ、そういえば加藤さんがエビ中に提供したお願いジーザスがあった!お願いジーザスのセルフカバーかぁ!いずれはなんらかの形で演るんだろうなとは思ってたけど、ここでやるのか。それいいかも。


7曲目 お願いジーザス(私立恵比寿中学

これはエビ中が歌っててもとても良かったし、わーい山内くんの声で熱っぽい歌聴けるーーーと思ってたら、歌い出したのは加藤さんだった。会場はヒューってなってたのかな、覚えてないけど、私はすーっと気持ちが下がっていった。

ずっと心の中にあったけど、ボーカル以外がメインボーカルを取るというのが自分の中ではほんとナシで。最近ほんとバンドの中で何人か歌うのよく見るなーと思うんだけど、対バンしたクリープハイプも他の人歌ってたなー、特に尾崎さんなんて絶対的なフロントマンって感じだけどファンの人は平気なんかな?キュウソもちょっと歌ってるね。男ツインボーカルのバンドも多々あるね。(←この形が一番自分的には耐えられないかもしれない)アジカンなんてc/wでギターの喜多さんメインボーカルの音源リリースしたりしているね。よそはいいんだよ、よそは。よそでやってる事だから。おもしろいなとか思う事もあるし。でもこれ自分が本気で好きなバンドでやったらやだなーと思いながら見てた。時々冗談めかしてオフィシャルモバイルサイトのマネージャーのブログとかで「メンバーがボーカルブースに入っています!もしかして……?」とかやってたけど、そういうの見るたび複雑だった。今のところは大丈夫だけど……みたいな。

《自分的に無理》
カップリングやアルバムの1曲でがっつりメンバーがメインボーカル取って歌う・・・なし
ライブで本気で1曲がっつり歌う・・・なし
ライブで本気で一部分歌う・・・なし
MCとかライブの流れで遊びで歌う・・・全然平気(米良もももたろさんも松崎しげるも全然平気)

本気の音源に残すのは絶対なしだな〜・・・。

スピッツでもFCイベントで1曲ギターのテツヤさんが歌ったりしてたっけ。今回のライブも大きなくくりでFCイベントの一環として考えてというなら別にそれはいい。でもフジファブリックスピッツとはボーカルの在り方が違う。フジファブリックに限ってはそこでとどまるか心配。山内くんもおもしろがりなところあるしなー。(いいやんおもしろいやんみんなも歌ったらみたいな事言いそう)

今回メンバーが歌った箇所も、のちに出てくるジブリは完全にネタだったからいいし、SMAPSMAPだからSMAP風にみんなで歌ったのかなーと思ったらギリギリ・・・アウトなんだけどギリギリ飲み込めと言われれば飲み込める、けどお願いジーザスはちょっとキツかったなー。遊びじゃないんだもん。ちょっと本気っぽかったんだもん。これからもこの曲カバーする時は加藤さんが歌うのかなとか思っちゃった。加藤さん、緊張した顔して歌ってたなー、楽しませようとしてくれたんだよね。ごめん。私は山内くんの歌が聴きたい。

なんでもありのフジファブリックが将来アルバムとかカップリングでメンバーのボーカル曲を入れないとは限らない、という不安が現実のものになりそうな気がしてきた。今回のイベントで、他メンバーがボーカル取った事で、あーあ、扉開いちゃった・・・と思ってしまった。これで「他の人も歌ったらいいのに」「他の人のボーカル聴きたい」って声が大きくなることも。

ただでさえ「山内くん=ボーカル」っていうのが強く浸透してはいないと思っている、し、いまだに山内くんがボーカルだって認めてくれてない人だっている(受け入れられない人も)、そういう人の耳に届くまで、伝わるまで自分がボーカルだって歌ってて欲しい。入り乱れたら軸がぶれる。志村がボーカルだったらそんな事考えもしなかったでしょ、と思っちゃう。「誰が歌ってもフジファブリック」は求めてない。「みんながマルチプレイヤー」でもいいけど歌だけは勘弁して欲しい。フジファブリックユニコーン化は望んでいない。(また、ユニコーンにおける奥田さんともフジファブリック山内はボーカルの立ち位置が違う)自分にとって今フジファブリックの絶対的ボーカルは山内くんだし、そうあって欲しい。単なる遊びだったらごめん。何でそこまで拒否反応があるのかわかんないんだけど、不安の種が出来てしまった。今のところは遊び遊び遊びあれは遊び、で済ませてる。

いろいろ理由を述べたところで結局山内くんの歌が好きすぎてその時間を少しでも削られたくないってだけです。バンドの形としての個人的な好みです。私はフジファブリックの歌は全部山内くんの声で聴きたい。どこを切っても山内総一郎がいい。

で、そのお願いジーザスですが・・・上記の思い渦巻くいろいろがあって山内くんが歌い出してもなかなか気持ちが戻らなかったんだけど、やっぱり山内くんの歌うお願いジーザスは良かった〜〜。私の望むものがそこにあった。あの加藤さんの個人的な独白みたいなくたくたした歌詞が山内くんの歌声に合ってた。最初加藤さんの曲ってよくわかんなかったけど、山内くんの歌って加藤さんの曲に乗ると(歌詞によるものかな?)化学変化起こすんだよね。「加藤さんの歌を歌う山内くんの声っ」になる。ちょっと色気入る。最近それがすごく好きなのかもしれないと思ってる。

途中で挟む「ジーザス・・・ジーザス・・・」で山内くんがジーザス!って感じで顔の前で手を組んで(祈り)、2回目のジーザスでそのままソファに倒れ込んだのが良かった。「ジーザス・・・」(どさっ)て感じ。自由だ・・・。


山内「フェンダーのイメージ写真、なんかスカした感じで写ってるんですけど」
客:笑
山内「あれ、自分の部屋を再現してるんです。ソファもこんな感じで置いてて。みんなで家で集まって曲作る時もこういう感じでやってるんですけど。」
加藤「そこ僕のいつも座る位置です(山内くんの座ってるところを差して)」
山内「そうそう」

山内「ダイちゃんとか加藤さん、いつもこんな感じやもんね。みんなのいつも通りの姿が見られて嬉しい。ダイちゃんとかこんな子やもんね。」
客:笑

再び金澤君が真実の口に手を突っ込んでくじ引き。

金澤「JUDY AND MARY
客:おおおーーーー!!!(反応すごい!)
金澤「先輩ですね」
山内「俺の地元にYUKIさんいっぱいおった。茨木市YUKIさん。」
金澤「僕の地元の太子町には全然いなかったですけど。不思議ですね。」


8曲目 LOVER SOUL(JUDY AND MARY

JUDY AND MARYで歌うならこの曲だろうなーと思った。会場から歌い出しを聴いて「ほぅっ……」という反応があった。

この曲を聴いた当時はミュージックビデオのかわいさと赤ずきんみたいなYUKIのかわいさとかわいい歌声でカムフラージュされてたけど、この曲、すごいな。

山内くんのLOVER SOULはかわいい装飾は全部取っ払って、人間の体温と毛布1枚、みたいな歌だった。山内くんの声は、本当にあったかいなー。女の人の歌をぽつぽつと、柔らかいハスキーな声で細くなったり厚くなったりしながら歌う。人間の淋しさも愛しさも全部その中に入ってる。とても静かで、芯に恋の熱を隠し持ってるような歌だなー。

さっきの加藤さんの曲もそうだけど、この曲の時も、山内くんの声は粉をかけたように化学変化起こしてた。それがまた新しい表現で、見た事ない山内くんで、あーーーこういうのもいろんな人に見せたい!ギタリストが歌ってるだけでしょ?って思ってる人達にこの人のものすごい豊かな表現力を知って欲しい。曲によって引き出してもらったものだけど、こういうところもフジファブリックってステージに上げてもっといろんな人に見せて欲しい。

1番Aメロ繰り返しのところで「だんだん不思議な夜が来て あたしは夢の中で ウォウウォウ」の「ウォウウォウ」もちゃんと歌ってるのかわいかった。

ピアノの音が可憐でドラムの音が重厚で美しい世界だった。山内くんの素朴な歌に暖炉の火みたいな演奏だった。

山内くんもLOVER SOULみたいな事歌ってっていいんじゃないだろうか。ダメ?


歌い終わってから
山内「初めてカバーしました。」
客:パチパチパチ
金澤「弾きながら聴き入ってしまいました。」

山内「さっき食べたポップコーンが挟まってるねん」
客:笑
加藤「ポップコーンは挟まりやすいですからね」
金澤「挟まりにくいポップコーンとかポップコーンじゃないですからね」

再びくじ引き。金澤君が紙を引いて、中を見ながら

金澤「僕これ弾けないです」
山内「何何?」
金澤「秦基博
客:おおおーーーーー!!!

秦君の歌聴きたかったって人多そう。で、山内くんが一人で弾き語りする事に。金澤君と加藤さんが左右からソファに座る山内くんを見つめてて、

金澤「すごいですね。メンバーに見られながら歌うというのも」
お客さんが見えないーとか言ったのかな?金澤くんが椅子からうしろのピアノ席に移動。
山内「そこ座ってればいいのに。」
金澤「(お客さんが)見えないって。」
山内「加藤さんどこ行くの?」
加藤「いや、金澤さんが持ち場に戻ったから、自分もそうしようと思って」

金澤君には椅子に座ってもらって、フジファブリックで山内くんを囲んで聴いてて欲しかったなー。って私もそっちの席に座ってたら「見えない!!!」って顔してたかもしれないけど。


9曲目 ひまわりの約束秦基博

山内くん、この歌絶対家で歌い込んでるだろ・・・みたいな熱唱だった。笑「ガラクタだったはずの今日が〜」のところが秦君の歌い方、声に似てた。作るメロディ自体に声は乗ってないはずなのに、そのメロディにその人の声も刷り込まれてるみたいだ、って曲がたまにある。(誰が歌ってもその人風になる)そういうのいいな。のびのびとしたメロディに乗る山内くんの声が気持ち良かった。

1番で終わり。歌い終わった後、
山内「メロディ間違えた」
金澤「後で本人に直接謝っといてください」
客:笑

BOBOさんがおもむろに

BOBO「この歌詞ってさぁ……、誰目線なの(笑)?」
山内「!」
客:ドラえもん
山内「ドラえもん!」
BOBO「そばにいたいよって(笑)?」
客:笑
BOBO「……別に俺、バカにしてるんじゃないよ(笑)?」
客:笑

再びくじ引き。

金澤「わー。"ジブリ"」
客:おおーーーーーーー

それ引いちゃったかー、引いてしまったー!って3人が嬉しそうに大騒ぎしてた。笑 その理由はこのあと起こる事を見て知る事となる。。

山内くんが真ん中のソファに座りながらジブリの音楽ギターでポロポロつま弾いてる(かわいい)

山内くんと加藤さんが♪らんらんらららんらんらんってナウシカ・レクイエムを笑いながら歌ってて、しばらくするとまわりが暗くなり、シリアスな音楽が鳴り始め、スポットライトが当たったその先に・・・


10曲目 もののけ姫

歌い始める前、下手に見えたシルエットでもうたまらなかった、おかしすぎて直視できなかった。米良金澤。金髪のズラにマントみたいなものを羽織って「もののけ姫」を歌い出した。カウンターテナーの米良さんの声の再現、ものすごく上手かった。あれ、テープじゃないよね?本人だよね?笑 途中で「あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!」とか映画に出てくる台詞を役ごとに声変えて言ってたのがおもしろすぎた。崩れ落ちた。(ゆえ、ちゃんと聴けてない)

クオリティ高くて、ほんっとおもしろかった……。

歌が終わり、照明がつき、金澤くんがいつもの格好で椅子に戻ってきて何事もなかったように座る。

山内「さっきあそこ(下手)に人いたよね」
金澤「いたね」
山内「見てた?」
金澤「見てた」
山内「見てたんや」
客:笑

山内くんが「これでラスト?」と言いながら、再びくじ引き。

金澤「二枚取れちゃった」手に二枚紙持ってる
客:おーーー???(二曲やってくれるの?)
金澤「一枚は……『たま』、もう一枚は……、なんだこれ、『F列17番の人のリクエスト曲』」

ええええーーーーー!!!そんな紙あるのーーーー!?

F列17番に座っていた女性にみんなの視線が注がれて、F列17番さんが「え、え、どうしようどうしよう。えーっ」って感じで本気で悩んでる間、なぜか心の中で「いけ!いけ!」と思うと同時に(この「いけ」は"私好みの選曲にしてね"の「いけ」だと思います)「自分だったらなんて言うかな〜」って想像してた。

こういう時、自分の好きなアーティストのアルバムのややマニアックな1曲とか言った時、知らなかった場合の気まずさを考えると、やっぱりバランス取ってある程度メジャーなアーティストの有名な曲答えるものなのかなと思い、それだったら幅を持たせて「スピッツの中から何か」とか「Perfumeの中から何か」なんて言うのが正解なのかなー。あ、Perfumeといえば山内くんラジオでPerfumeの「だいじょばない」を家で弾き語りで歌ってて息が全然続かへんとかって言ってあ〜ちゃんにあの曲を弾き語り!?ってビックリされてたのを思い出して、それならいきなり言われても歌えるしあの曲弾き語りで歌うのが想像出来ないから私なら「Perfumeのだいじょばない!」って言おうって翌日仕事しながら考えていて答えが出た。(不毛……)(でも楽し)(Dream Fighter好きだから高いキーに苦しみながら歌うDream Fighterもいいな)

でもそれって落ち着いて考えるからああしようこうしようって思えるだけで、ステージの上からいきなり「さっリクエスト曲どうぞ!」って言われても出てこないよねー。

しばらくしてF列17番さんがパァッて思い付いたように「恋する凡人!」って叫んだ。

金澤君が「俺もう弾けないわ」(覚えてないわだったかな?)って言ってヘーそういうものかぁと思った。

今回このライブでカバーするにあたり、山内くんが「○曲ぐらい練習したよねー」って言ってたけど、何曲って言ってたっけ。10曲とかだっけ。

山内「キーが高いんだよなぁ」
金澤「ロックのほそ道の時はキー下げたんだっけ?」
山内「下げた」←拗ねたような口ぶりだったような。笑
へー。

山内「歌詞覚えてない」
金澤「歌詞コピーする?そんな事出来るかわかんないけど。」

金澤君が幕のところにいるスタッフの方を見てスタッフが動く感じがあったけど、結局コピーはしなかった。山内くんにはスピッツの他の曲にしようとかいう選択肢は全然なかったように思う。「この人のリクエストに必ず応えてみせる」って男気を感じた。カッコイイ。笑

んでロックのほそ道の時の記憶を呼び戻しながら山内くん一人で弾き語り。さすがだなー。


11曲目 恋する凡人(スピッツ

歌詞があやふやなところあったけど(浮き輪を2回失ってた。笑)、1番で終わるかと思ったらそのまま2番に突入し、金澤君に「2番入った(笑)!」って実況されてた。笑 男気……。

「リセットボタン使わず」とか「ロックンロールの微熱の中を」とかそのへんのフックになる言葉の部分は覚えてます!って感じで力強く歌ってた。笑

歌い終わったあと「このことRoad&Skyに内緒にしといてね」って言ってた。


リラックスモードが終了し(この、モードが切り替わる感じ結構楽しい)、山内くんがまた真ん中のスタンドマイクのところに戻ってきて

山内「昨日シングルが発売になったんです。」
客:拍手
山内「聴いていただいているでしょうか?」
ハーイと手を挙げる客
山内「その中に入っている夜の中へという曲を聴いてもらいたいと思います。」


12曲目 夜の中へ

リリースされて、昨日初めて全貌を聴いておもしろーい!ライブで演奏してるとこ見たーい!と思った曲を次の日聴けるこの幸福。この曲、ライブで聴くのた゛の゛し゛い〜〜。アコースティックに合う。赤紫っぽい照明が大人っぽく、ジャジーな雰囲気で歌も演奏も自由でほんと良かった。

「◯か×かで決めてよね」の歌い方が音源と違った。音源では「決めてよねっ」ってねー聞いてんのー決めてよね!って感じだったけどライブでは「決めてよね〜ぇ」って気だるい感じだった。っていうかあの変パート全体すごい好きだわ。あそこだけで1曲作ってもいいくらい。その後の速弾きも最高だった。これが見たかったんだ!!夢の景色が広がってた。

歌い終わったあと、山内くんが「この曲楽しい!」うんうん、楽しい!

山内くんが「さっきカバーは終わりと言ったんですけど、今日どうしてもやりたかった曲があるんです」と言って何かな?と思ったら


13曲目 ダイナマイト(SMAP

最初キマグレンのLIFEかと思って、なぜこの曲???と。笑(ギターのアルペジオと情熱的なパーカッションがそう思わせたのかな……。)山内くんはダイナマイトが好きだなー!WILD BUNCHで一人で弾き語りした時は高い声出すの辛そうだったけど、今回は余裕だった。艶々キラッキラ。バンドで演ってブラッシュアップされてた。ミラーボールがグルグル廻ってるみたいなアレンジだった。1番Aメロ山内-Bメロ加藤-サビ山内-2番Aメロ金澤ーBメロ山内-サビ山内-最後はユニゾンで!みたいな歌割だったかな。流れるような激しく華麗なギターのストローク、見惚れた。

そして、ボーカリストってすごいなと思った。6年前は同じ位置だった3人が、山内くんが歌を歌うと言って、ほんとにボーカリストになっちゃった。比べてわかった、ボーカリストの声だった。

しかし先ほどメンバーの歌がどうの言ったけど、加藤さんの歌は加藤さんの喋り声そのままって感じで歌い回しが確かに拙いんだけど、金澤君、ちょっと上手いんだよなー……。笑 普通にバンドでやってるコーラスの時から思ってたけど。


14曲目 バタアシParty Night

歌い出してもわかんなくて、「また次もSMAPの歌・・・これ何かな・・・ってバタアシか!」みたいな事が本気で起きた。(←楽しい)前CD購入者に抽選で当たるアコースティックライブみたいなのでこの曲のアコースティックバージョン一回やったことあるんだっけ、その時とはまたアレンジが違ったのかなー?この曲がこんな風に!って選曲がおもしろかった。速かったり激しかったり真逆の曲をアコースティックアレンジにするというそういうのもおもしろいよねぇ。といってもこの曲は全然静かな感じじゃなくて、激しかった。アレンジに引っ張られて山内くんの歌がすごくチャレンジしてた。

Round&Round&Round&Roundで手をくるくるしてた。(アコースティックでも!)
「真夜中の缶コーヒー 沈まずもう一回」笑

もうこの辺、立ち上がりたくてウズウズしてしまった。

んで、ダイナマイト〜バタアシParty Nightのつなぎを聴いて、うーん、逆に山内くんの曲もはまりそう、と思った。そちらの事務所の方への曲提供とかね?金澤-堂島ラインでパイプもあるし、CHOKKAKUさんルートもあるし、なくもない。


アンコール。

3人ともE.T.をパ(略)F.T.Tシャツを着て登場。金澤君がF.T.の下辺りを手で隠して、「そういうのやめて(笑)。危ないから。」って言ってる山内くんのF.T.の文字の下半分もギターで隠れてて危ない事になってた。笑

山内「俺知らなかったんですけど、あのオープニングの映画泥棒のパクリみたいな(笑)あれは2人なんでしょ?」
金澤「金澤加藤がやりました」(えー)
加藤「オマージュ……(笑)」
山内「映画泥棒でしょ?」
金澤「ライブ泥棒だよ」
客:笑
山内「音もダイちゃん作ったんよね」
金澤「そうです」


アンコール1曲目 Cheese Burger

始める前、金澤君がリコーダー練習してんのかわいかった。今年京都磔磔で浜崎さんのライブのゲストで出た時に山内くんの弾き語りでCheese Burger聴いたけど、ダイナマイトとか、初日にやったワールズエンド・スーパーノヴァとか、山内くんの一人旅は未来のフジファブリックにつながってるんだなーと思った。

「I'm lovin' it」とか「バダバババー」って歌うとこかわいい。かわいい歌だ。

歌い終わった後
山内「仮タイトルアソパソマソです。」

山内くんが「生声聞こえるんですよー。こういう距離っていいですよね。」ってマイクはずして喋ってた。生声聞こえた。

「ニューアルバムが出ます!」と言ってほんのちょっとだけアルバムの曲歌った。しっとりした感じ?早く聴かせたい!って言ってた。楽しみ。ここで追加の中野サンプラザの告知も。

山内「(SUPER!!について)ネットとかで"スーパーポジティブな"とかいって紹介されてるんですけど、この曲作った時はすごく落ちてる時で、どうしよう、俺はダメだ、ミュージシャンなのに曲も出来ないって。そういう時あったでしょ?全然曲が出来ない」
金澤「ありましたねぇ。」
山内「そんな時に、元気玉みたいな曲が作って、自分を押し上げて欲しい、と思って作った曲だったので、"スーパーポジティブ"って、軽くね(笑)?と思って。」
客:笑

山内くんもそんな日があるんだと思った。そんなポンポン曲が出来たりする訳ないか。この話聞けて嬉しかったな。そんな思いを「何かが違うんだ そう思う日も失くならないけれど」の一節に込めたのかなー。


アンコール2曲目 SUPER!!

いつものバンドの音じゃないからいつもよりスカスカ(?)してるけど、その分シンプルに音が聞こえてくる生々しいSUPER!!だった。一番「今」を表している気がした。発売したての新曲って、やっぱり特別。


最後の曲、金澤君が手を広げて(ハグの日みたいな姿勢で)アコーディオンをセット。この流れはルーティーンかな?と思ったら


アンコール3曲目 透明

最後のララララーラララララーラーのところで
山内「みんなも最後歌っといた方がいいんちゃう?」
客:笑
山内「ララララーラララララーラー」
客:ララララーラララララーラー♪
山内「あ、追ってくれんの?ありがとう(笑)」

「ララララララララララララララララ〜〜♪」とか歌えそうにないのを挟んできたりして、お客さんがグダグダになってんの見て笑ってた。

はー。幸せだった。

山内「アコースティックライブ、またやらせてもらっていいですか?」
客:パチパチパチパチ
山内「………………またやります!!」
客:笑 拍手


最後みんなで手をつないでバンザイして終了。

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セットリスト

11/17(★=17日only)

1.ホーランド・ロップ
2.LIFE★
3.カタチ
4.Gum
5.バウムクーヘン
6.笑ってサヨナラ
7.お願いジーザス(私立恵比寿中学
8.LOVER SOUL(JUDY AND MARY)★
9.ひまわりの約束秦基博)★
10.もののけ姫
11.恋する凡人(スピッツ)★
12.夜の中へ
13.ダイナマイト(SMAP
14.バタアシParty Night
en1.Cheese Burger★
en2.SUPER!!
en3.透明

前日(FABch限定)のセットリスト

11/16(★=16日only)

1.ホーランド・ロップ
2.カタチ
3.Light Flight★
4.Gum
5.バウムクーヘン
6.笑ってサヨナラ
7.さよなら人類(たま)★
8.冷たい頬(スピッツ)★
9.もののけ姫
10.お願いジーザス(私立恵比寿中学
11.夜の中へ
12.ダイナマイト(SMAP
13.バタアシParty Night
en1.ワールズエンド・スーパーノヴァくるり)★
en2.夜明け前★
en3.透明


11/16がFABch会員オンリーで11/17が一般の人もいるからといって11/16だけすんごい濃い事されたらどうしよう、と思ったけど、そんな差とかつけられてなくてほっとした。まぁ、とはいえ、その日だけの曲は羨ましいね。お互い様か。

11/16のセットリスト見てぎゃーーーすと思ったのはカバーでもなんでもなく、Light Flightと夜明け前だった。めちゃくちゃ聴きたかった・・・・・。Light Flightライブで聴いた事ないんだよー。夜明け前も大好きなんだよー。まーフジファブリックの曲なので、またいつか聴けるさ!ね!

てかもう普通にフジファブリックの曲アコースティックで演ってくれるだけでレアだし大満足だ。カバーももちろんレア!だし楽しい!んだけどね。あーフジファブリックの曲好きだなーと気付かされた。

そしてフジファブリックのみなさんは反応が良かったと思うとそれを割と反映してくれるところがあるので(robologueとか2ツアーにも渡って引っ張るとは思わなかったしイベントでもあんなに活躍する曲になるとは思わなかった。LIFEツアーですっ飛ばされたのが嘘のよう)今回演った曲とかアレンジが今後またなんらかの形でライブに生かされるのではないかと思っている。

全部衝撃的で全部良かったけど、中でも印象に残ったのはカタチ、バウムクーヘン、LOVER SOUL。ダイナマイト〜バタアシParty Nightの流れと、今の時期演奏された、たぶん今回だけの空気感だったんじゃないかなーと思う「SUPER!!」もとても印象深いものになった。

カタチ、ダイナマイト、バタアシParty Nightあたりのギターがシャカシャカ鳴っててテンポの速いアレンジがめちゃくちゃ好みだった。

11/16と11/17、カバーコーナーのくじ引きで両日ともエビ中ジブリ出たけど、あれは真実の口の向こうからスタッフが必ずあれを引くように渡したりしたんだろうか?

発表された時からこれ絶対悶える内容になるだろうと思ってたし、今年一番楽しみにしてたライブかもしれない。まずフジファブリックでアコースティックってそれだけで絶対にいいし、更にカバーやるとか、絶対キャパオーバーしてしまう、と思ってたけど、過去レア曲連発とかカバー曲やりまくりとかそういうノリとは趣がちょっと違った。まぁキャパオーバーはしましたけど。こういう形もあるんだなぁと思った。

フジファブリックは外枠を作られる事を結構得意としているんじゃないだろうか、とBOYSとGIRLSリリースの時も思ったんだけど。枠があったらそこにきれいに収まる、じゃなくて規制がある事でそれをどうしていくかってアイディアがどんどん溢れる、新しい何かを創造する、今回のアコースティックも自分が想像してたものとはかなり違った。ちなみに


〜わたしのかんがえたアコースティックライブ〜(突然)

今までライブで演奏した事ある曲
まばたき MUSIC
弾き語りで演奏した事ある曲
Gum ブルー sing 透明
収録されている時点で既にアコースティックバージョンが想像できるような曲
春の雪 夜汽車

こんな感じで構成されるのかなーと思ってた。(あーでもこういうベタなアコースティックでも既に十分良さげ・・・)アコースティックライブっていうほどしっとりしてなかったし、完全にバラードとか、しっとりとした曲自体少なくて、しっとりっていうより生音を楽しむ(普通のライブも生音なんだけど、えーっと……)生々しい音を楽しむ……?みたいな……

カルテットの人とかゲストで来て生ストリングスでGreen Birdとか聴きたいなーとか思ったり(大阪で演ったGreen Birdの弾き語りがとても良かった)、せっかくピアノがあるのでピアノ+スタンドマイク1本の弾き語りで「眠れぬ夜」とか聴いてみたかったとかいうのもある。「眠れぬ夜」って志村君が恥ずかしさとか取っ払って真っ正面から挑んだ名曲だと思っているので、いつか聴いてみたいな。まぁそんな未来に対する夢も生まれたりしつつ。

こんな素敵なフォーマットが出来たのだから、これからもFC会員イベントとして不定期でアコースティックライブというのを開催したらいいのに!と思った。座ってじっくり曲を噛みしめられるのがすごく良かった。

そして、カバー曲は別にいい、権利関係もいろいろあるんだろうし最初から期待してない、けどフジファブリックによるフジファブリックの曲のアレンジものは、音源にしてもいいんじゃないだろうか・・・?いや、するべきでは・・・?2日間だけのものにするのもったいない。今ある曲のアコースティックアレンジの音源とか聴いてみたい。

今でも思い出すとファンファンファンって漫画で空想する時みたいなモクモクの中に霞んで浮かぶ、ソファに座ってみんなが笑いながら演奏してる幸せな光景。夢みたいなライブだった。アコースティックなフジファブリックまた観たい。