12月の本(1)

■Player 2017年1月号★★★
※山内インタビュー

フェンダーよりシグネチャストラトをリリースする山内総一郎に直撃。最新ライブ機材レポとともに、最新アルバム『STAND!!』と自らのストラトについてのインタビュー

この手の雑誌のインタビューはほんとおもしろいなぁ。(なので今後出るギターマガジン・GiGSも楽しみ)こういう系に比べるとジャパンとか音人とかは音楽っていうより心情とか精神的なものに重点置きがちなのだなー。それがおもしろい時もあるけど、そっちに寄りすぎると「それ音楽と関係ある?」とか思ったりするし、最近はそれも善し悪しだなと感じる。その点、楽器系の雑誌の方がすっきりしてる。

シグネイチャーモデル完成までの道程も載ってて、最初に話をもらった時のエピソード読んでビックリした。この人自分の事じゃなくて本当にギターの事想ってるんだなー。シグネイチャーモデルのヘッドの裏に自分のサインを入れなかった理由も。(←しかしその言い方。笑った。)


■GiGS Presents ヒキガタリズム Vol.2 〜ゼロから始めるギター・ライフ〜
※SUPER!!譜面掲載

SUPER!!の譜面が載ってるヒキガタリズム(SUPER!!単品で欲しかった…)、弾き語り用にかなり簡素化してあって少ないコードでSUPER!!のニュアンスが感じられて楽しい。これを機にまたシンコーミュージックからVOYAGER以降のバンドスコアを出してくれる事を期待してる。


音楽と人 2017年1月号
※メンバー個別インタビュー

写真はきれいだけど記事はモヤついた。前も思ったけど、インタビュアーが自分と合わないのかな。(山内くんは慕ってるっぽいけど)山内くんが引いた分金澤君と加藤さんが出たように感じた。私はLIFEのバランスがとても好きで。でも、バランスは時間とともにちょっとずつ変わっていく。山内くんのこの症状からいつか抜ける事があるんだろうか。JAPANより音楽と人の方が後のインタビューなんだろうか、JAPANの時よりはそういう自分を割り切ってとりあえず答え見つけてる感じがしたけど。

それにしてもこの話音楽雑誌でも引っ張るか……。インタビュアーの調子に合わせてとりあえず軽く答えたって感じだったけど、加藤さんは状況によっては自分が歌うのもありだと思っているんだろうか。最後は「山内くんがボーカルだから」とパシッと強く言って欲しかった。言わないんだ……。自分で歌う方が、山内くんが歌うより、表現出来る事がある、と?それより加藤さんにはやることがあるんじゃないだろうか。加藤さん自分でもちらっと言ってるけど、ベースを極めてくれたらもうそれだけでいいんだけど。それで十分素晴らしいのではないの。いろんな可能性を広げる事とみんなが器用にいろんな事をやるのはちょっとニュアンスが違う。加藤さんの個性付けの為だけに歌わせるとかだったらめっちゃいやだな。「フジファブリックのバラエティ感」というのを曲の振り幅によるものじゃなくてこういう形で出すんだったらすごく残念。そもそもそんな自分の好きなプレイヤーに歌も歌って欲しいと思うもん?私キタダマキさん好きだけど歌って欲しいとはまったく思わないけど。フジファブリックにはあんな表現力豊かで頼もしいフロントマンがいるじゃないですか。そこは山内くんに委ねてよ。ってまだ誰も歌ってないし歌うとか言ってないし。はい、過剰反応。この話題自分には地雷すぎる。