MBSラジオ Till Dawn Music

MBSラジオ「Till Dawn Music」
2016.12.15 THU 2:00-4:55

Have a good time withフジファブリック

3時間フジファブリック特集
ナビゲーター:山内総一郎

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今夜のTill Dawn Musicは“have a good time withフジファブリック”と題して、フジファブリックソングオンリーの3時間をお届けします!フジファブリック山内総一郎がバンドについて、2016年について、NEWアルバム「STAND!!」について音楽とともにゆっくりじっくりお話します。

Radikoタイムフリーで好きな時間にラジオが聴けるようになったけど、リアルタイムでその時間ラジオの前で時間を分かち合ってるみたいな、ラジオのその感じがやっぱり好きで、これ平日のものすごい深い時間から始まったんだけど、プレイリスト、これがすごい良くて。

いつも能動的に選んでフジファブリックの曲を聴いてるけど、ラジオは誰かの決めた選曲でどんどん流されていって、それがすごく新鮮で。新旧のフジファブリックの曲がとてもいいバランスで配置されてて、愛感じたなぁ、選んだ人の。DJという仕事があるけど(ラジオだけでなく、音楽どんどんつないで流す人の方も)あの組み合わせとか、すごく意味があるんだなぁと思った。

で、どんどん引き込まれて、うっかり全部聴いてしまった。笑 聴き終わったらもう午前5時とかで明け方だったんだけど、なんかすごくしあわせな時間だった。さっきまで夢を見ていたような。真夜中のラジオって特別な感じがして好きだなー。

山内くんはDJとか相手がいたりみんながいると割とシュッとしてるけど(シュッと……?)、一人だとなんか甘くてかわいい感じになるね。この番組ではほんと自由に喋ってる感じがしたなぁ。いいなぁこの雰囲気。いきなりグミ食べてるのとか新しかった。笑

STAND!!トークおもしろかった。FREEDOMの解説グッときたなぁ。炎の舞解説、焚き火に興奮していろんなもの投げ入れる山内少年シュール。「電車の車窓が好き」って、わーかーるーーーーーー。私は(聞いてない)「春の雪」の「窓には映る顔 横切る明かりと目が合ってた」という歌詞が最高だと思います!一緒の曲ばっかりになっちゃうとか言わず、山内車窓シリーズ、どんどん書けばいいのにー。

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こんばんは。フジファブリック山内総一郎です。深夜二時をまわって、みなさんはどんな時間をお過ごしですか!二時ですからね。もう……夜中ですね。あのー何してるんですかね、やっぱりこの時間ラジオは合いますよねー。なんか、一人でこう、集中して聴くっていう時間にしては、すごくいい時間だと、僕は思ってますねよくやってましたよ僕も。あのー、学生の頃とかは特に、ラジオ聴いてました。

今はですねー、だいたい夜中二時まわ……るというとですね、まスタジオでちょっと遅くなった時とか、ま二時とか平気でやってますね。まぁあとはまぁ最近で言うと、ファイナルファンタジーやってますねー(笑)。夜中二時。あのー、最近、新しいの出たんですよ。ファイナルファンタジー15(じゅうご)。もう15作目なんですけど。それをこうゆっくりゆっくりやってますね。噛みしめるように。物語を進めています。二時、ぐらいはね。はい。

という事で、今夜のTill Dawn Musicは、「Have a good time withフジファブリック」と題してフジファブリックソングオンリーの三時間を、お届けします!三時間です!3Hです。サン、エイチ。はい。三時間も流していただけるなんてこれはもう……すごいんですから。

あのー目の前におしぼりあるんですよ。おしぼり、ちょっと……(カサカサ)早速使わせていただきます。(カサカサカサ)あんまないんすよラジオでいきなりおしぼりあるっていうのは。しかもなんか僕の大好きな、グミなんかもあるんです目の前に。グミ(笑)早速、いただきます!(カサカサ)番組のオープニングでいきなりちょっと、あれですが、(カサカサ)いやー、嬉しいな。(カサカサ)知ってくれてるんすよ、(グチャグチャグチャ)僕がグミ大好きなのを(パカ)ほんとグミ好きで。これはあのー、みかん味です。(口に含む)んー。んー!おいしい!あー美味しいですね(グチャグチャ)グミ食いながら三時間ていうのも最高ですねみなさん。(カサカサ)三時間あるんで途中で抜けて行ってもいいですよ(笑)グミ買いに。はい。てことで。

番組の後半では、昨日ですよ、昨日発売となったフジファブリック9枚目のアルバム、「STAND!!」をピックアップして、アルバムについてもお話したいなと思っているので、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います!それでは、Have a good time withフジファブリック、スタートです!

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改めまして、フジファブリック山内総一郎です。今夜のTill Dawn Musicは、「Have a good time withフジファブリック」と題して、フジファブリックオンリーの三時間でお届けしていまーす。オンリーですからオンリー。こんなことはないんすよーもうほんとに。まここで、少しフジファブリック、バンドについて、ちょっと、お話したいですね。初めての方も。そうではない方も、ちょっと、いらっしゃると思いますので。

えーフジファブリックはですね、2000年結成です。山梨県富士吉田市。に、産まれました志村正彦。を中心とした、えー、メンバーで、結成されます。でですねまぁメンバーチェンジだったりいろいろ、志村君が上京して、で2004年、に、デビューします。で2004年デビューの頃に、えー僕、山内総一郎が加入してデビューするんですが、あれです、メンバーの名前ゆっときます(笑)。

えー志村正彦ボーカルギターですね、でキーボード金澤ダイスケ、ベース加藤慎一、でデビュー当時はドラムに足立房文というあの五人でデビューしたんですけども、「桜の季節」というシングルでデビューしまして、そっからまぁいろいろツアーであったりとか、あのーまぁリリースも重ねていきまして、でドラムの足立房文は2006年に脱退したのかな、で、サポートドラマーをいろいろ迎えて活動していって、で2009年末にえーその中心人物だった志村正彦、志村君が急逝致します。

でそこで、あのーまぁバンドとしては一番のこの出来事としては大きな出来事で、でほんとにほとんどの曲を志村君が書いていて、歌詞に関しては全部志村君が書いていて、でーまぁ正に中心人物ですね、バンドの中心です。だったので、そうなった後に、ま亡くなる直前に作っていたデモというのがありまして、新曲ですね。まぁ次この曲やろうぜみたいなデモをみんなで持ち寄ってたんですけども、まずその亡くなった後はですね、そのデモを形にしようという事で、MUSICというアルバムを作ります。まそのMUSICの中には「夜明けのBEAT」という曲が入ってたりとか、映画の「モテキ」のテーマに使っていただいたりだとか、いろいろ、フジファブリックを知っていただく、あのー大きな、転機になるような曲だったんですけど

その後にそのMUSICリリースの後には「フジフジ富士Q」という、富士急ハイランドで。まぁ富士急ハイランドはその山梨県富士吉田市にあって、志村君がまぁそこでライブをやる事を夢見ていた場所であったので、そのMUSICリリースとそのライブが、えー、残された三人にとってはそこがまぁ使命として、残っていたわけなんですけども

まぁそれを終えた後ですね、僕とキーボード金澤ダイスケ加藤慎一さんもそうですけど、まぁ他のアーティストのサポートなんかしながら、月一とかで。集まって。ほんとに忙しい時は月一も集まれない時もあったんですけど。「最近どお?」とか言いながら、飲み屋さんで(笑)話しながら、

まぁそれが半年を過ぎた頃でしょうかね、あのーやっぱり、三人ともあんまり口には出さなかったんですけれども、バンドを、やっぱり失くしたくないという気持ちが強かったので、続けていこうという決断を、自分達でするんですけども。それで、僕山内総一郎が歌って、ギターも弾いて、バンドフジファブリックを失くさないように、続けていこうという事で、2011年に今の、三人体制で、新たに、始動します。

えーそこから、あのー、アルバムを、出して、シングルも出して、ライブもツアーも出来て、ようやく今に至るっていう感じなんですけども。2014年にはですね、デビュー10周年という事で、初めてあの日本武道館でワンマンライブもやりましたし、今も、かなり精力的に活動、してる、バンドです!それがフジファブリックです。

ちょっと長くなりましたが、そうですね、やっぱりそのーフジファブリックはこんなけ続けてこれてるのもやっぱり、まぁリスナーの方だったりとか、ライブに来てくれるお客さんのおかげっていうのもあるんですけども、まぁやっぱり音楽的にやっぱり僕らは普通じゃないっていったらあれですけど、奇をてらったわけじゃないんですけども、こうありきたりなものじゃないのが好きなんですね。それがやっぱりこう音楽とかサウンドに出てて、んでポップなものが好きだったりわかりやすいものが好きだったりするので、そのなんていうかこう、いろいろ話でも矛盾を感じたりするんですけども、まぁその矛盾みたいなところを、音楽で表現してる、バンドですね。たぶん、自分ではそういうふうに思ってるんですけども。

なので、リスナーの方だったり、いろんなまぁ知人でもそうですけど、言葉に対しても「印象的なフレーズだね」とか、ギターやキーボードやいろんな楽器に対しても、そういうリフみたいなリフレインのリフですけどリフみたいなものが好きな、バンドでございます。

まぁあとメンバーをいうとですね、ま志村君はなんていうかもう、一言で言うと、なんでしょうかね、愛情を込めて言いますけど、すごく変な人です(笑)。はい。変な人ですね。でーキーボードの金澤ダイスケっていう人いるんですけど、まぁ彼がバンドの中では一番年上で、しっかり者なんですけども、実際は、うん。繊細な、お人ですよ。男っぽいんですけど繊細な人ですね、まぁ男っぽい、から、繊細なのかもわかんないですけど。かなり繊細な心の持ち主で。

レコード会社のスタッフの方がエジプトへ旅行に行った事があるんですね。でそのエジプトからみんなにピラミッドの形のこう、なんていうんですか、置物とか、買ってきてくれたんですよ、お土産で。メンバー分。で僕もなんかピラミッドの形の透明なガラス製のやつかなぁ、のやつをもらって、でダイちゃんはなんかこう丸い球体のもの、水晶みたいなものをもらって、その後なんかダイちゃん体調みるみる悪くなりまして、(笑)でダイちゃんは自分自身でおかしいなと思って、そういう霊とかが見えるような人に相談したらしいんですけども、えーそのエジプトの人が、肩に五人乗ってると言われたらしく(笑)ふははははは。水晶をいただいて、肩に、エジプトの人が五人、エジプトの人のなんらかの形の霊的なものが五人ぐらい乗っちゃうのが、それぐらい繊細なのがキーボード金澤ダイスケですね。

加藤慎一はですね、んーなんでしょう。あー物静かな、人で、ま、非常にジェントルな、人ですね。一見。一見です。ほんとにジェントルなんですけども、一見、そうなんですけどね、やっぱりこう、何を考えてるかわかんないところもあるんですよ。口数が少なすぎる。聞かないと教えてくれないっす。ほんっとに。よくあるじゃないっすか。「なんでこれ言ってくれなかったの?」って言われたら、「いや、聞かれなかったから」って言う人いるでしょ?

例えば免許取りに行ってたとか僕ら知らなかったんですよ。一時期そういう事ありまして。聞いたのかな?ある日、大阪だ、大阪の、えアメ村あたりにある、えー居酒屋で、みんなで話をしている時に、おもむろに、出してきたのかな?免許を。で、「ちょっと免許の写真見て」って言って、あのー、電動付自転車の、えー原付ですね。のあの免許を取りに行ってんの、バンドの企画で取りに行ったのは知ってるんですけど、それの何か更新でもしたのかなと思ったら、そこに自動車のあの印が付いててですね、みんな叫びましたね。その時にマネージャー「怖い」って言いましたからね、彼の事を。それぐらいなんか何も言わない人です。ま、っていうふうに言ってますけど、ほんとに、心の優しい、ジェントルな、ベース加藤慎一。んで俺です(笑)。の、メンバーでやっておりますね。

かなりなんかここで長いこと話してますけど。まぁ三時間だから長いこと話そうかなと思って。でまぁデビューして、12年といういろいろあって、まぁ12年続けられているという感じで。現在のバンドの状況はですね、まぁずっと変わらず音楽を作り続けて、でーしかも、なんていうか、落ち着いた感じじゃなくて、精力的にやってるってところはやっぱりミソですね。僕らの。素晴らしい音楽を作ろうと思って、切磋琢磨して、ずーっとやっている、バンドでございます。

はい!で、ま、もう2016年、年の瀬ですけどね、みなさんどうですか?あのーまだこのあたりはあれか、学生さんとかだったら休みじゃないねまだね。社会人の方も全然休みじゃないね。もうちょっとで休み、あー、忘年会シーズンやんか、これは。うん。そうですね。僕らもちょっと、忘年会やりたいなと思ってるんですけども。

まぁ今年を振り返って、フジファブリックの重大ニュースベスト3をちょっと発表しようかなと思います。何にしよっかなー、ちょっと悩むなーいっぱいありすぎて。うーん、まぁちょっと個人的ベスト3にしてみよっかなー。いやー、両方やろうかなー(笑)。ははは。長なるっていうね。へへ。まひとつ、じゃあ、バンドのベスト3。

えー、じゃあ第三位!ジャカジャンッ「三日月アドベンチャーツアー」

はい。まこれ順位を付けるのはどうかと思うんですけども、まず頭の中にパッと浮かんだんで三位にしましたけども。あのー素晴らしいツアーでした。あのーすごいシンプルなツアーだったんですけどもライブハウスツアーで、あのー始まる前っていうのはもうどんなツアーになるんだろうってまぁツアーの前はいつも思うんですけども、今回は特に、アルバムツアーでもないし、あのーどういったツアーにしよう?というところで、名前を先に決めてはいたんですけど、ちょっと不安があったんですけど、フタを開けてみればですね、初日からファイナルまで、100点以下を出したライブがなくてですね、こんな素晴らしいツアーは今まで、ほんとに、ま今までも素晴らしかったですけども、それを更新出来たなと思えるツアーだったので、2016年を象徴する、ものになるんじゃないかなーと思って、三位にしました。

じゃあっ続いて第二位、第二位何にしようかなー。うーーーーん……。じゃあ第、二位!ジャジャジャンッ「アナログ盤を続々とリリース」

あのーすべてのアルバムがアナログ盤でリリースされたり、したんですよ今年。あれ嬉しかったな〜、まぁ普段レコード聴くー、まぁCDもレコードも聴きますから、で好んでレコードも聴いているので、自分達のあの作品が、アナログ化されるっていうのは、ほんとになんていうか願ったり叶ったりっていうか、ね。あのー自分達が出したいっていうとそんなにこう、まぁぶっちゃけ言うとものすごい売れるとか、そのセールスで言うとそういうわけじゃないのでなかなかこう出させてもらえないものなんですけども、これは世の中の流れで、アナログがちょっときてるぞと。なってくれたので、世の中が。やっと僕らも出せるようになったっていうか。

でしかもアナログのいいところっていうのは、まぁ好きな方はもちろんご存じでしょうけど、やっぱり音、音のあの暖かみだったりとか、深みだったりとか、アナログならではのサウンドっていうのがあるので、もし今もまだちょっと聴けてないって人がいたら、まぁ試聴とかでいいんでまずちょっと聴いてみて欲しいですね。あのー全然、違った、聞こえ方しますし、すごくパワフルに聞こえたりもするので、ぜひ聴いていただきたいなと思います!

え〜では2016年振り返って重大ニュースベスト〜〜ぅぅスリーの一位かなんだろうなー、ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん〜ん、よし、じゃあこれにしよう。えーバンド&個人的に2016年を振り返って重大ニュース、一位は!ジャーン!え僕がですね、フェンダー社と契約しまして、シグネイチャーモデルのストラトキャスターが発売される事になりましたーありがとうございます。

はははははっ。一位、一位自分かよっていうねー。そうなんですよ。ずーーっと、フェンダーを弾いてきて、僕初めて買ったギターっていうのが中古のフェンダージャパンのストラトキャスター、で、それをこう、弾いた時から、なんていうか僕のそういう人生が始まったようなものなので、まその会社と、ギターを、出せる。で僕はずっと弾いてるのが赤いギターなんですけども、その赤色を再現した、あのーま僕が弾いてるのはちょっと古くてビンテージと言われるもので、くすんだりしてるんですけども、元はこういう色だったんじゃないかみたいな、色を再現して、ギターが出ました。もうこんな嬉しい事はないですね。

これはもう数、このいっぱい本数が売れるって事が目的では全然ないんですよ。ほんとに、いろんな人のその持った事によって、その人の、ん〜〜なんていう生活であったりとか、人生であったりとか、重苦しくそんな重苦しくないものですけど、なにかこういい、変化があればいいなーと思って出したものなので、はい。あのーぜひ、手に取ってもらいたいなと思ってるんですけども、

まーまーこれがその好評で、もあんまないという(笑)。はははは。好評で(笑)やこれはまぁまぁあまり、ねぇ、何本売れたかとかそういう話じゃないと言いつつも、やっぱりちょっと嬉しいです(笑)。ありがとうございます(笑)。えーと次回はたぶん四月頃、になると思いますね。たぶん。ギター一本作るのもかなり時間かかるので、もし、あの街中で見かけたら、ラッキーだと思って(笑)あの、あの弾いてみて欲しいなと、思います!

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改めまして、フジファブリック山内総一郎です。今夜のTill Dawn Musicは、「Have a good time withフジファブリック」と題してフジファブリックオンリーの三時間でお届けしていまーす。

だいぶ深い時間ですねみなさんもーー起きてますかー?まぁ寝たい人もいるかもしんないすけども。ちょっとこの三時間はちょっと聴いてもらいたいですね。まぁでも僕はこの時間ねだいぶ元気なんですよ、いつも(笑)。ははっ。この時間になんでか知らんけど声がめちゃめちゃ出るようになったりして、夜中に曲を録ったりしてますよたまに。うん。朝よりも全然好きです僕は。でもこの時間、もう朝って言う人もいますよね。はい。

というわけで、ここからは、STAND!!トーーーク。STAND!!トークということで。昨日、リリースとなった、ニューアルバム「STAND!!」をピックアップしてお話していきます。

えー今回はですねー、かなり力強いアルバムになりましたねー。STANDのあとにもこう、ビックリマーク二つ付いてて、あの、SUPER!!というシングルもそうです、ビックリマーク付いてて、まぁSugar!!もそうですね、Sugar!!という曲もビックリマーク二つ付いてるんですけども、まぁフジファブリックはビックリマーク二つ付けたがるんでしょうか。なぜかこう、やっぱりこう、付けることによって、なんかその力強さが伝わるような気がして、付けてますね。

まぁ拘ったところで言うと、まぁやっぱりまぁ今回は、ま前回のアルバムLIFEもそうですし、ミニアルバム二枚出し、たんですよ。そのあとに。BOYSとGIRLS。えーそのLIFE、BOYS、GIRLS、全部あの言うとコンセプトアルバムだったわけなんです。LIFEはLIFEに関しての曲を集めたアルバム、BOYSはBOYSに関してのアルバム、GIRLSはGIRLSに関してのアルバム、という、まぁざっくり言うとそういうもんだったんですけども、

えー今回のアルバムはですね、コンセプトっていうのをあらかじめ設けるのはちょっとやめてみて、まコンセプトあった方がわかりやすくて、曲も実は出来やすかったりするんですけど、まぁあえてやめてみて、何が出てくるんだろうか、今のフジファブリックが、えーアルバムを作ると何が出てくるんだろうというところからスタートしています。

なので、曲数は、かなり作りました。なぜかと言うと、何も定まらないまま、定まっていないものを定めようとするためにいろんな曲を作るわけなんですよ。えーこっちの方向なのか、はたまたこっちの方向なのかみたいな、例えばこういう、あのー曲調の違いであったり、歌詞の方向の違いであったり、試行錯誤していく中で、気付いてみればアルバムに入ってない曲だけでいうと、40曲を越えるぐらい作って、まぁまぁアルバムに入ってる曲でいうと、全部合わすと50曲ですよね。単純計算。で50曲の中で、バーッと並べて、曲達を、でーこう立っているやつ、まぁまさにSTAND!!ですよね、立っている曲、すごくパワーのある曲、をピックアップしていったらこの曲達になったという、感じですね。

(パタッ)←物音

おっなんだなんだなんだ?ちょっときましたよ今。スタッフの方から。ここで、あっ、なんかあの、スタジオの扉が閉まる時、このスタジオはかわいい音がします。なんていうんですか、タモリ倶楽部のイントロみたいな音がします(笑)。ふふふふ。ちょっと、他局ですけども。

えっとー、スタジオにですね、ここにあの、STAND!!ボックスというものが登場しました。箱の中からお題を引いて、STAND!!に収録されている10曲にまつわるトークをしていこうかなと、いうコーナーですね。だからこん中に……ちょっとま、まず早速引きますね。

(ガサガサガサ)……素晴らしい。ボックスしかも金色で、縁起がいいぞ。(ペラ)じゃあ最初のテーマはこれですジャーン。「タイトル拘りました」

そうですね、いろんな曲ありますね。まずねーこれちょっとまーまーあまり言ってない話だなぁ、Green Bird、BOYSにも収録されていたGreen Birdという曲はですね、Green Birdというレコーディングスタジオで録ってたんです。だから、Green Bird(笑)。うん、だからまぁGreen Birdってタイトルがピッタリだなってところもあって、Green Birdっていうタイトルにしたんですよこれは。まぁミュージシャン音楽をやってたりとかレコーディングする人にとっては「あれスタジオ?」ってよく言われますね。セッションとかでこの曲やったりすると。「あれこれスタジオの名前じゃね?」みたいな。そうです。

でこのアルバムにはもう一つありまして、一曲目のFREEDOM、FREEDOMもこれ実はスタジオの名前なんです。まぁずっと使っていたスタジオでですね、あの曲作ってる時、曲とそのタイトルが呼び合ったような感じの曲でして、あのーまぁフリーダムスタジオ自体はまぁ来年、まぁ今年いっぱいかな、でもう閉めちゃうんですけども、まぁ最後にこういうふうに曲で残せたというか、まぁいったらフリーダムスタジオと一緒に曲作ったような感覚で、出来たのは良かったなと。

まぁこの曲でいうと、これまで見ていた夢はこれからを照らす光さ、っていうふうに歌詞ではあるんですけども、なんていうか見ていた夢もこれから見る夢も、かなりこう自由でしかない、っていうことでこの曲は、FREEDOMという、はい、タイトルにして、ま拘ったっていうか、バッチリなんじゃないかなーと、まぁ半分自己満みたいなところもあるんですけども。はい。

ま、じゃもう一個いこうかな。(ペラ)ジャーン!……「この曲はこんなきっかけで誕生しました」
はいーきたー。はいきたね。そんな全曲きっかけがあるわけですからねやっぱり。まぁサクサクッと言っていっていい?言っていきますね。

えーSUPER!!という曲。シングルになりました。これはですね、あのー自分がほんとに音楽と曲が出来ねぇ時期に、もうほんとにヤベェと思って、あのー落ち込んでる時期に、自分の元気玉になるような曲を作りたいと思って作った、のがSUPER!!です。はい。

えーでぇ「炎の舞」という曲があるんですけど、これはかなりシタール、エレクトリック・シタールと、コンボオルガンがこう冴えてる曲なんですけども、この曲はですねー、祖父の家が奈良にありまして、奈良の吉野にありまして、えー僕がちっちゃい頃よく行ってたんですけども、でそこで僕はよく焚き火をするのが好きだったんですね。でも焚き火をしてると怒られるんで、あのー火を扱うとやっぱりおじいちゃんとかにやっぱり、祖父に怒られるので、あのコソコソやってたんですけども(笑)、その焚き火を見て、えらい興奮して、まわりにあるものを色々投げ入れたという記憶がふいに蘇って、作った曲でございます(笑)。

あの、ホームページに特設サイトというのがあったりするんですね。STAND!!の。アルバムSTAND!!の、そこにまぁチラチラッと書いてあるんで、あるので、ちょっと見てもらいたんですけど、そのきっかけに関しては。

じゃあもう一通いきますね。(パラッ)はい!ジャーン。「12月のロマンチックな雰囲気に合う曲」。ロマンチックな雰囲気に合う曲は、えーと僕はこのアルバムで言うと、the light……がthe ightはちょっとあれか、でもなんかあの、一人でこうグーッと持っていかれる曲だから、もしかしてCOLORSみたいな曲はいいかもしれないすね。COLORSはまぁほんとにシンプルな、すごいシンプルなアレンジの曲なんですけども、これとか、言ってる内容でいうと、あの、さみしげなところもあるんですよ。例えば相手にさよならを言わなきゃいけない日が来たら、どうしようみたいな。ど…どう…どう…どうなの?みたいな。だからまぁ、さよならをする前の話でもあったりするんですけど……まふいにそういう事を思ったりするよねーみたいな事を、ロマンチックな雰囲気に合わせて聴いていただくと、いいんじゃないかなーと、思います。

なんかサビで「真っ赤に染まっていく月が」って言ってるんですけど、なんか真っ赤な月は、僕はすごい、ロマンチックだと思うんですけど。人によっては不吉だって言う人もいたりして。僕はロマンチックだと思うので、それはロマンチックだと、聴いて欲しいなという意味で、COLORSかなと思います。

じゃあもう一通いきます。(カラ)ダァー〜〜ン〜〜〜。(パラ)「車窓が似合うのは」。
はいはいはいはいはい。車の曲が今回入ってます。「プレリュード」。プレリュードは音楽用語でもありますけど、車でもあるんですね。車の、カーソングってやつですねこれは。ダイちゃん加藤さんの曲で。おもしろいですねーこの曲も、すごいあの映像が、見える。言葉、ですね。加藤さんの歌詞は。街並みが、こう流れていく、とこだったりとか、まぁそれが高速道路のシーンだったりもありますし、なんかこの、ぶっ飛ばす感じじゃないんですよね。なんかマイペースでこう車をこう走らせてる時の、車窓にはぴったりなんじゃないかなと、思いますし、さっきも言ったFREEDOMなんかは、電車にぴったりだと。

僕はもう、電車の車窓が大好きで、もうそのシーンばっかりになっちゃうんで、その車窓のシチュエーションの曲を書きだすと、途中で最近やめるようにしてます。はい、あの、やめるというかあの(笑)、「また車窓だ」って感じになっちゃうんで。一緒のような曲ばっかりになっちゃいますね。それはちょっと良くないなと思って。はい。特に僕は阪急電車の、えーーどこだろうなー、阪急電車で言うとぉーー、水無瀬、上牧、えーあたりを過ぎ、大山崎の方に行く、あのー車窓は大好きですね。はい。

(カンカンカンカン)

という事でゴングが鳴りましたねー。ゴングが鳴ったという事は、終わりです(笑)。ははははは。はい、まぁまぁ、これはまぁ、あの、今、話した事っていうのは、まぁ作った僕の意見なので、なんていうかそれも、聴いてくれるっていうのはすごい嬉しいんですけども、やっぱり曲というのは、まぁアルバム僕らがリリースする曲っていうのは、渡ったみなさんの、えーものにもなってるんで、半々なので、みなさんの思いと、えー合わせて聴いていただいて、やっとひとつの作品になるような気がしてるので、そこんところ、よろしく、お願いします。

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ということで、今夜のTill Dawn Musicいかがでしたか。まだまだいろんな曲があるので、まぁ気になった方はですね、ニューアルバムはもちろんですけども、まぁ遡って遡って遡ってもういっっぱい、もうフジファブリックあのー手前味噌で申し訳ないんですけどもあの、いい曲しかないんです!はい。あのー、ああそうですよね、みなさん頷いてくれてますよねラジオの前のみなさんも、はい。あのーずっと聴いていただきたい。いろんなシチュエーションに合う曲もたくさんありますので、はい、聴いていただきたいなーと、思います!

えーそしてフジファブリックはですね、年明けからアルバムSTAND!!を引っ提げて、えーツアーをします。関西はですね、2月12日日曜日、ZEPPなんば、でやりますので、えー今回のアルバムはですねーほんとに、ま力強くー、且つこう派手な、アルバムに、なりましたので、ライブではそれに負けちゃいけねぇと。んでーかなりパワフルな、ライブになるんじゃないかなーと思うので、ぜひ、このアルバムとツアー、よろしくお願いします。

そしてですね、えっとその前ちょっと前後しちゃうんですけど、えー僕がソロでですね、斎藤有太さん、キーボードの斎藤有太さんのソロライブ2017に出演することが決定してます。梅田AKASO、1月26日木曜日に、ありますので、こちらもあの奥田民生パイセンと、土岐麻子パイセンと、えー斎藤有太パイセン、あ、斎藤有太さんはちなみに、事務所でいうと俺の方、俺達の方が先輩なので、実は後輩です。有太さんは後輩ですね。後輩のライブにお邪魔しようかなと、思っているのでぜひ来ていただきたいなーと思います。

という事で長々と喋らせていただきましたが、まぁまたあの来年ライブでも、行きますので、ぜひその時は、会いに来て、ほしいなと、思います!という事で、ここまでのお相手は、フジファブリック山内総一郎でした。引き続きフジファブリックの音楽とともに素敵な時間をお過ごしください。


プレイリスト
01.Intro〜STAR
02.虹
03.ポラリス
04.バタアシParty Night
05.銀河
06.Green Bird
07.LIFE
08.夜明けのBEAT
09.Light Flight
10.桜の季節
11.陽炎
12.Sugar!!
13.徒然モノクローム
14.ブルー
15.Small World
16.TEENAGER
17.茜色の夕日
18.若者のすべて
19.FREEDOM
20.SUPER!!
21.COLORS
22.have a good time
23.プレリュード
24.赤黄色の金木犀
25.ダンス2000
26.Girl! Girl! Girl!
27.会いに
28.星降る夜になったら
29.ECHO


Have a good time withフジファブリック|ティルドーン - Till Dawn MUSIC