12月の本(2)

言える事は「リットーミュージックヤバイ」それだけだ。


■キーボードマガジン 2017年1月号

堀江博久のキーボーディスト考察」という連載で金澤くんとの対談掲載。金澤くんがキーボードについて話してるのあんまり読んだ事なかったからすごく興味深かった。


■ギターマガジン 2017年1月号
※山内インタビュー掲載

山内ギターの解説掲載。「山内ギターについてもっと理解を深めなければいけない」というロジックで本を買う。今月はとにかく理由をいろいろ付けて本を買った。まぁプロモーションの時期だけだし、いいよね。


リズム&ドラム・マガジン 2017年2月号 ★★★
※BOBOインタビュー掲載

表紙もBOBOさん。ドラム祭り。川口君、岸田繁、奥様、星の一生、正解はひとつ。おもしろい物語を読んでいるようなインタビューだった!BOBOさんの話ほんとおもしろい。言い回しもおもしろい。(「大量殺人鬼」とか「殺意を抱くほど合わない」とか。笑)川口君〜岸田繁の流れは引き込まれた。こんな鋭く確信を持って音を感じられるって、音楽家はすごいなー。それぞれの哲学を感じた。


■GiGS 2017年2月号 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
※山内インタビュー掲載

GiGSのインタビューかなりキてる。STAND!!聴いて一番不思議だった「曲によって歌が全然違う、っていうかいきなり表現のバリエーション増えすぎ、なぜ?」の答えがここにあった。歌を歌う事をこんな風に言う人初めて見た。この人、やっぱりものすごくおもしろい…!あの発想であれだけ歌が自由になるんだったら、山内くんにとっては画期的な発見だったのではないだろうか?歌がまた最近すごく変わった気がする。

しかしとことんギター脳だねー。ギターは最初はただギターでしかなかったはずなのに、山内くんの人生をその後いろんな形で助けてくれてる。この人ギターに出会ってなかったらどうなってたんだろ。ほんとに運命の出会いだったんだね。

不思議な事に、山内くんが歌うようになった事で、より山内くんのギターを深く知る事になり、山内くんのギターを更に好きになった。山内くんは歌を歌うようになった事で、むしろ更にギターが前面に出るようになった気がする。ギタリストとしての意地なのかもしれないな。山内くんはどちらも諦めない。

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普通の人は「そんなマニアックな事話してもどうせわかんないし」って思うのかな。そういう話をする事に興味ない人もいるかもしれないし、音楽を言葉で話しても意味ないって思っているかもしれない。スタンスは人それぞれだけど

山内くんって話しても専門的すぎてわからないだろうと思うような事もお構いなしに話す。好きな事に対して話したい気持ちが溢れてる、だから話す。こちらはわかるかわからないかというのは関係なく、それを聞いているだけで楽しくなる。彼のああいう態度はナチュラルにギターに興味を持つ人を増やしているんじゃないかなー。みんなもっと、楽器のいろんな話聞かせて欲しいな。

あと、音楽雑誌を読むとか背景を知って音楽の見え方が変わるとか言うと、話を聞いて聴き方が変わるなんてそれは純粋に音だけ聞いてない、音からだけ伝わるものがすべてっていう人もいるかもしれないけど、私はそういう背景を知って聴き方が変わるのは大いにありだと思ってる。作ったその人のとんでもなくとんでる発想力は、自分の想像を広げてくれる。だから制作過程とか背景とか知るの好き。作った人の想像力貸して欲しいな。

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それにしても、新譜聴いてから前買った音楽雑誌読み返したら、思った事全部反転したなぁ。オセロの黒が白にひっくり返るみたいに。